唐柿に付いた虫 39 |
吸血姫。
そう呼びかけながら、鞍馬は吸血姫の傍らに歩み寄り、真祖と呼ばれた美しき亡骸をじっと見つめた。
そこに、いわゆる死の気配は微塵も無い、今すぐにでも目を開き、可憐な唇が可愛らしい欠伸をしてもおかしくない程に、その肉体には不思議な程の生気が満ちている。
間違いなく、この肉体は生きている。
何だ……この何とも掴めない状況は。
「吸血姫」
今度は少しだけ声を高めて、彼女に呼びかける。
「……何じゃ?」
「どういう状態だね、これは?」
その声には、責める響きも焦りも無い、危機に臨んで更に冷静さを増す、現状を把握して対策を考える、数多の危機を知略で乗り越えて来た軍師の声。
鞍馬にもこんな状態は想像も付かない……肉体と魂は本来ならば、不即不離の関係、どちらかが失われた時、もう一方もそれ程長持ちはしない物、ましてこの棺は、吸血姫の言葉を借りれば彼女たちの力を奪う仕掛けが施された物の筈……魂無き体なら力を奪われてしまっていてしかるべき状況。
「判らぬ」
鞍馬のお蔭で、多少は冷静さを取り戻したのか、ゆっくりと立ち上がった吸血姫が、今でも信じかねると言いたげな様子で、彫りの深い顔をしかめ、首を軽く振った。
「だが、真祖の魂が此処に無い、それだけは確かじゃ、妾には判る」
彼女の血を分け与えられた、直系の貴種たる妾には。
「肉体は紛れも無い彼女のそれ……だが、ここには、『彼女』は居らぬ」
魂と肉体を分離して封じたとでもいうのか……確かに真祖という底知れない存在を封じるならば、打てる手は全部打っておきたい所ではあろうが。
判らぬ、再度そう唸る吸血姫の隣で、鞍馬は問題点を絞る為に、思考を巡らせていた。
色々知っているが故に混乱する事もある、今の吸血姫はまさにそれであろう、ならば自分がすべき事は……。
「からフ天狗さん、一体何がどうなってるんでフか?」
「ごめんね鳳凰ちゃん、私にも皆目……」
頼れる軍師と、自分達よりは状況を把握している筈の吸血姫が揃ってが首をひねっている状況を見て、鳳凰と烏天狗が心配そうに言葉を交わす。
状況が判らないままに、右往左往する愚は承知しているが、主の消息が不明な上に、何が起きているのかという片鱗も窺う事ができない事で生じる不安感はどうしてもある。
そんな二人の不安げな視線の先で、鞍馬はふむ、と呟いて細い頤に指を添えた。
「吸血姫、君の見立てで良いが、彼女を殺害して魂を分離させるというのは……可能か?」
魂と肉体という、本来不可分の存在を分離したければ、肉体側を滅ぼすというのは一番手っ取り早い方法ではあるが。
「いいや、無理じゃろうな」
いかに多少の小細工を弄し、彼女を多少弱体化させたにせよ、真祖を相手にしてその不死、不滅の肉体を滅ぼせる者など、そうそう居る筈がない。
まして、この傷一つない肉体と衣装を見るに、そんな激戦があったとは到底思えない。
吸血姫の言葉に鞍馬は静かに頷いた。
「では、何らかの術で魂と肉体を分離させたか……そんな術の心得は君たちにはあるかい?」
「無いな、あやつが何らか、妾の知らぬ所で習得して居れば話は別じゃが」
さような秘術が有ったとしてもタナトス達、冥王辺りが管理している、門外不出の術であろう。
万が一そんな術を習得していたとしても、術が完成するまでぼけーっと待っていてくれるような真祖では無い、術を行使しようとしている間に、術者など切り刻まれるのが関の山。
「だが、魂は実際に肉体から離れてしまっている……ではどうだ、封印をした後で魂だけ抜きだしたとか?」
「ふむ……そちらの方が一考に値するとは思うが」
吸血姫が暫し考えてから肩を竦める。
「まぁ無理というか危険が大きすぎる、封印という行為自体が結界を作り、その中に相手を閉じ込めこちらに出さぬようにするという、危うい均衡で成り立つ術だというのはお主も心得て居ろう?」
「まぁね、それを外部からつつこうなんて……」
「まして封印した相手が真祖では、こちらかの干渉を逆手にとって、それを辿って封印を破りに掛かる可能性は高い」
吸血姫の言葉に、鞍馬が同意を示すように頷く。
「そう、どう考えても納得がいかない状況だね、何より私がおかしいと思うのは、逆呪を仕込んだ棺という手の込んだ器に封じ、それを時の果てとやらいう、私達すら手が届かない異界に置くという、強力な二重の策を用意した相手が、更に真祖の魂まで分離して、というのは……」
今回の件の黒幕は確かに慎重だ……だが、それにしても度が過ぎる。
鞍馬の言葉に、吸血姫が低く唸る。
「確かにの、とはいえ真祖相手なら打てる手は幾らでも打ちたいという気持ち、妾には判らぬでもないが、この二つの手を用意した時点で、封印のみならば事足りると考える方が自然」
いや、それ以前に、これだけの準備を整えるだけで自分ならばそこで手一杯になってしまう。
自分があの城を離れてから、彼女が使い得た時間を考えても、あの二つの封印を用意し、ダークウィンドを制御下に置く事ができただけでも、むしろ大したものだと言える。
つまり、この状況は、あやつの意図した物でもないという事なのか。
では真祖の魂の行方は。
魂はここには無い、だが確かにこの肉体と何らかのつながりは維持している。
この棺に眠る体と……魂。
「そういう事か?」
吸血姫の瞳に生気が戻ると同時に、彼女は再び棺の中で眠る真祖の体を仔細に調べだした。
彼女の様子を見て、満足したように頷いた鞍馬が、吸血姫の邪魔にならぬように、一歩下がる。
その袖がくいくいと引かれた。
「……ああ、君たちか」
そちらに視線を転じると、不安そうに鞍馬の袖を掴む鳳凰と、少しむくれ気味の顔をした烏天狗の姿があった。
「君たちか、じゃないわよ。夜中にいやーーーーな感じがして飛び起きたらご主人の気配が消えてるし、それから程なくして大妖怪が結界に引っかかるわで、城内蜂の巣を突いたような大騒動になってるし、揚句に棺の中の魂なき美女の争奪戦とか」
事が多過ぎてお腹一杯よ。
「一体何が起きているんでフ?」
不満と不安を相半ばにした二人に、済まなそうな顔を返しながら、鞍馬は頭を掻いた。
「すまないね、私も今何が起きているのか教えて貰えるなら、その誰かの弟子に戻りたいくらいではあるんだ」
鞍馬がしたのは、既に把握している情報と状況を整理し、確率の低そうな状況を排除できるか吸血姫に尋ねる事で、この中で一番情報を持っている彼女が、確率の高そうな状況を検討しやすいように手助けしただけ。
「そんなぁ、軍師がそれで良いのぉ?!」
ふくれっ面の烏天狗の言い種に、鞍馬は肩を竦めた。
「全知全能ならそもそも軍師なんてやってないよ、世の人々は勘違いしているようだが、軍師というのは大きな計画を提示して、それを実現するために必要な各作業を洗い出し、一番その事を処理するのが上手そうな人を捜して、角が立たないように押し付けるのが仕事さ」
後はその人にお任せして、計画から大きく外れない限りは余計な口を挟まない事が軍師稼業の要諦。
しかつめらしい顔をしてそう呟いた鞍馬が、烏天狗に顔を向ける。
「それはそれとしてだ……城内が騒動になっているというのは放置できないな、烏天狗、すまないが城内に当面の危機は無い旨を知らせ、落ち着かせるために戻ってくれないか?」
「うそー、こんな面白そうな状況で私に戻れっていうのぉ?そんな殺生な」
「私が戻るわ」
烏天狗の後ろから、落ち着いた声が上がる。
「織姫、戦乙女は?」
「力はある程度回復させ、状態も落ち着いたわ、ただ、余程無理な力を行使したみたいで損耗し尽くしてるわ、すぐに目覚める事は無いでしょうね」
危機続きの中での良い知らせに、一同の顔が僅かに緩む。
「よかったでフー」
「それは何よりだ……では申し訳ないが、城内への連絡に戻るなら、戦乙女を連れて行って、城内で休ませてやって貰えないか?」
「ええ、最初からそのつもりよ、それはそれとして、危機が去ったって事だけど、通常の警戒に戻していいのかしら?」
この辺りの織姫の冷静さは、統率者としての閲歴の長さに起因する物か。
「そうだな……主君がどうなったかも判らず、この先どうなるかは私にも確言し辛い所はある、普通より厳重な警戒状態は維持するようにしてくれ」
「それが良さそうね、判ったわ」
ふわりと、戦乙女を抱きかかえて堅城の方に飛び去る優美な織姫の姿を目で追って、烏天狗が一つため息を吐く。
「出来る大人って感じねー、いやーカッコいいね」
「ああいう姿にあこがれは無いかね?」
「良いなぁとは思うけど、私の柄じゃないよね? 鞍馬もそう思うでしょ」
しれっとそう言いながら、好奇心に満ちた目を吸血姫の方に戻す烏天狗に、鞍馬と鳳凰が苦笑を交わす。
「まぁね、確かに君の柄では……」
「あった! 判ったぞ」
その時、珍しく興奮した吸血姫の声が上がった。
その声に周囲に集まって来た一同の前に、吸血姫は棺の一角を指さした。
「あれ、そこだけ裂けてるでフね」
吸血姫が動かしたのか、真祖の体が脇に避けられ、彼女の体がそれまで隠していた棺の内に隈なく張られた白い練り絹の内装が、確かに小さく裂けていた。
そして、その隙間から覗く、棺の中に敷かれている黒々とした何か。
「ふぅん、寝台だけあって、下に何か敷いてるんだ、綿や羽毛……じゃ無さそうね」
真祖の体の沈み具合を見ながらの烏天狗の声に頷いて、鞍馬が吸血姫に顔を向けた。
「成程、ここに敷いてあるのが、君の言っていた『土』か」
彼女たちの生存の為に、血よりも必要と吸血姫が言っていた。
「そうじゃ、そして彼女の手の爪の間には、僅かじゃが、この土が残っておった」
そして、この土は妾達の体も同じ。
妾達と最も縁深き地の土、そして、この土を通じて、妾達は異郷にあっても故地と繋がり、力を取り戻す触媒。
「……え、ちょっと待って、まさか……縁が深い土って……そういう事?」
何かに納得した様子の鞍馬や烏天狗に、吸血姫が厳しい目を向けた。
「そうじゃ、恐らく真祖は、自らが封じられそうになった時に、この土に己の魂を宿し、咄嗟に逃がしたのじゃろう」
人は神の作った土塊(つちくれ)人形に魂を宿した物だと、基督の輩は吹いておる……真祖ならば、この土塊に己の魂を宿し、仮の姿を作る程度はしてのけようさ。
「そりゃまぁ、陰陽師も型紙に神を降ろして使役はするけどねぇ……」
咄嗟にそれだけの事ができるとは、凄い術者ね。
「その先どうなったかは妾にも知れぬが、この真祖の肉体だけを納めた棺を仰々しく時の果てに封じていた事からみて、まだ奴の手に真祖の魂が落ちてはいないと、妾は思う」
土の量からして、ごく小さな獣か何かに姿を変じて、目立たぬように逃走したか……。
「妾は真祖の魂を追う」
「追うって、どうやって?」
烏天狗に向け、それに答えるように、吸血姫はそれまで、彼女たちに何か説明しながら動かしていた手を開いて見せた。
「ど、どらフりあさん、それは?」
「なるほど……そう来たか」
吸血姫の蒼白な掌の上に載った、黒々とした土が僅かに光を放っている。
「そうじゃ、今、この土に妾の血……真祖の力宿るそれを混ぜた、これを辿り妾は真祖の魂を追う」
か細いが、確かにこの先に繋がる何かを、吸血姫は感じていた。
間に合わぬかも知れぬが……最終的には主殿を追う為にもそれしかない。
土を握りしめた吸血姫が、再び蝙蝠の翼を強く羽ばたかせ、夜の中に飛び出す。
「一人では何か有った時に困るな、多少は休めた事だし、私も同行するか」
鞍馬の言葉に頷き、こちらも飛び出そうとした烏天狗と鳳凰を、鞍馬は手で制した。
「君たちはこの真祖の棺を堅城に運び入れ、厳重に守ってくれ」
君らまで堅城を離れては、この地の防備が危うい、これも大事な任務だ、頼むよ!
そう言い置いて鞍馬も吸血姫の後を追い、再び空に舞い上がる。
二人の消えた夜空に、烏天狗と鳳凰はふくれっ面を向けた。
「あーーもーーー、なによう、こんな大変な時に訳判らないままに私たちを置き去りにして!鞍馬もドラちゃんも覚えてなさいよー、事が済んだらここの皆に甘味十杯はおごってもらうからねーーーー!」
「でフーーーーー!」
滅びに瀕した小さな体をその手に抱き、恐るべき相手から庇うように、男が半身の構えを取る。
抱き寄せられた彼の胸から、傷の痛みに激しく打つ鼓動や、呼吸の度に荒く上下する肺の動きが直接伝わる。
それを感じながら、白まんじゅうは身内から流れ出す血の中で、瞳を閉ざした。
閉ざしたというのは正確では無い、瞼が重く目を開けているだけの力も、もう無い。
闇の中で、ただ、物思いだけを続ける。
凄く辛いでしょうに……へんなひと。
この人は、どこか壊れているんだろうか。
普通なら……いや、余程に出来た人でも、己の命が掛かる状況では、自身の生存だけを優先する。
もし、他者を守るとしても、その相手は最愛の人だったり、守るべき責務や価値を認めた存在だったりする筈。
それが、人として自然なあり方。
呑み友達。
少なくとも、その程度の関係の相手を、我が身を危険に晒し、あまつさえその命の危機に及んでなお守ろうなど。
俺は、馬鹿だからよ。
あの人が彼女に向かって切った啖呵を思い出す。
そうね、あなたはほんとうに、ばかなひと。
鼓動が弱く、ゆっくりになっていく。
彼の手の中に、確かに有る命が、また一つ失われようとしている。
この戦いを始めてから、幾度この思いを味わっただろう。
村を覆い尽くした死臭を嗅いだ時。
昨日まで笑っていた人々が、翌日には物言わぬ躯となった時。
無力感と喪失感が、また胸の中に空洞を穿つ。
全てを助けられるなんて思い上がっている訳じゃない。
でも、そんな判ったような言葉は、この腕の中で、目の前で失われる命の重みの前には、何の慰めにもならない。
こんなしょうもない世界を、少しくらいはマシにしておきたいと思い、ここまで戦って来たんだが。
ここで、俺も仕舞か。
意識を目前の相手に集中する。
わが身一つを守るのも覚束ない強敵相手ではあるが……
呼吸を整え、残る力を両手に集める。
この命と引き換えにしてでも、きつい奴をもう一撃位はぶち込んでやらないと、この気が納まらん。
「これで終わり」
細剣を構えた彼女が、するすると前に動き出す。
もう、目の前の男の命を守る何物も無い。
彼の力を奪い、ゆくゆくは、この血を介してあの式姫の庭に満ちた力を我が物とすれば。
私はやっと……思い描いた、あの高みに。
腕が緊張し、彼が身内から振り絞った力が集まってくるのを、この体を包む掌越しに感じる。
彼女が彼と私に止めを刺すべく、動き出そうとしているんだろう。
そして、この人はそれに最後まで抵抗しようというのだろう。
無駄だと、理解しているはずなのに。
男の目に、こちらに向かってくる神速の域にある彼女の動きが、辛うじて見える。
蜥蜴丸や鞍馬による武術の訓練、そして日々式姫達の戦いを見続けて来た事が、多少の武術の心得しか無かった彼を、数年で達人の域に近い所まで引き上げていてくれた、それは証。
だが、それだからこそ判ってしまう。
彼女の細剣は自分の心臓を間違いなく刺し貫く。
そして、自分の今の力では、それを阻む何事も為せない事を。
その現実を無情に突き付けてくる。
生き続け、戦い抜きたいという意思はある、思いだってある、ただ力が及ばない。
「すまねぇ」
こうめ、みんな、まんじゅう。
微かに口の中で消えた、彼の言葉が耳に届く。
最後まで、気にするのは自分の事じゃないんだ。
ほんとうに……ふしぎな人。
そう思った時、はぁ、とため息のような呼気が口から洩れた事に、自身が驚いた。
もしかして、私……この人を。
銀の光が彼の心臓に向かって放たれる。
皮を破り、肉を貫く確かな手応えがあった。
「そんな……」
だがそれは、彼女の意図しない位置、意図しない場所を貫いた物。
細剣を握った手が震える。
鏡に映らぬ我が身だが、鏡像の如き姿が眼前にあった。
その、もう一人の自分が、あの男の胸に抱かれた格好で、彼を守るようにこちらに手を翳していた。
「ごめんね、貴女の望みの邪魔をしちゃって」
無造作に掲げた掌に細剣の切っ先が食い込み、僅かに貫いた所で止められていた。
すらりとした優美な体、長い銀髪、白皙の肌、整った、少し物憂げな陰すら美しいあの表情。
その全てが記憶に焼き付いている。
忘れる筈もない、何百年も憧れ、見続け、その全てを真似しようとして来た。
少し赤く濡れた唇が開かれる。
「でも、この人は死なせない」
鏡像のような姿の中で、ただ一つ違う……こちらを静かに見つめる深緑の瞳。
太古の世界、大地を覆い世界を優しくも残酷な緑の闇に覆っていた時代より連綿と続いて来た、原初の森と夜を司る女神の瞳。
彼女の全てを求め、追い続けたが、私には最後まで、この澄み切った光と闇を宿した深緑の、闇の王の瞳だけは得る事が出来なかった。
ああ、なんて美しい。
もう二度と見たくなかった。
もう一度だけ見たかった。
真紅の魔眼から、覚えず涙が一筋零れ落ちる。
わたし、一体どんな顔をして貴女様を見れば良いの。
こんな滑稽な、にせものの私が。
「……真祖……様」
真・真祖様&白まんじゅう
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式姫の庭の二次創作小説になります。 「唐柿に付いた虫」でタグ付けしておりますので、過去作に関してはそちらからご覧下さい。 ついに白まんじゅうが…… |
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コメント | ||
>>OPAMさん ありがとうございますー、読者様はみんな知ってるけど作中人物が知らないという展開なのでw 有る意味ようやく主役が出てきたワケですが、もう一波乱くらいは……ある?(野良) ついに登場の真・真相様。これまで真相様(偽物、棺含めて)を中心に話が進んできたせいか、初登場なのにストーリーの最初から居たような(違う姿では居ましたが)感覚を受けました(そう感じるくらい真相様のイメージがここまでの作中できっちり描かれていたのだと思います)役者も揃ってストーリーが最後にどう収束するのか楽しみ。(OPAM) |
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