東方八霊付 小説本編2
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2.クロク 永久(とわ)

話門についてですが、話門は、霊に見える門で、話数を数える事が出来るのでした。つまり、次の時間にいけるのでした。

ほとんどの霊はめちゃくちゃに話門をくぐっているので、頭が可笑しいのです。

ところが、その点、アブミは慎重に1つ1つ話門をくぐっているので、問題ありません。

くぐった所で、アブミは霊を見つけました。

他の霊つまり、遊び相手がいるのでした。

その霊は、クロクと言います。

そのクロクは、白い髪に羊の様な頭を持っています。

その霊にアブミは、こう話し掛けました。

「霊さん、遊びましょ」

アブミは、自分の事を棚に挙げて、霊と呼びました。

そのクロクは、元気に振り向いて言いました。

「私は霊じゃなくてクロク。

いいわ、遊びましょう」

アブミとクロクはさっそく遊び始めましたが、見れないのですが、見れたとしたなら、ふわふわとした羊の様な角を持った白いクロクと黒いアブミが遊泳している様に見えます。

恐らく遊泳、遊んでいるのでしょう。

しかし、霊を見える人間と云うのがいるのです。

霧雨魔理沙です。

「私は魔理沙、人間の魔法使いだ。」

霊が見えるのですが、魔法使いなので、魔法も使えるのです。

魔法使いに追い立てられて、アブミとクロクは、暗黒界への界門へと走っていき、くぐり抜けます。

その先は真っ暗なので、魔法使いは追ってこないのです。

しかし、何も見えないので、アブミとクロクは、人間界に戻りたくなりました。

人間界に戻る為に、話し合いました。

「クロク、どうしよう」

「アブミ、門を作れば、解決!!」

その門と云うのは、霊の門の事です。

霊だけの世界に出来る門なのです。

霊門の担当は、クロクが作ってアブミが見ているだけの役です。

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

アブミとクロクは、しばらく待っても時が進まないので、

「話門をくぐろう」

「そうね」

話門をくぐるのでした。

説明
アブミが霊仲間と遊ぶ話。
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