ヘビーガンダム・フルアーマー
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説明
HGUCヘビーガンダムです。
コンセプトは「ターミネーター(初代)」です。
撃ち込んでも撃ち込んでも平然と反撃してくる恐怖のガンダムです。
※写真は全てモノクロではなくカラーです。



〜〜以下、俺設定の駄文
本機は1年戦争後に数機が建造された、ヘビーガンダムのうちの1機である。
ヘビーガンダムはフルアーマーのように増加装甲を装着するのではなく、装甲自体を強化した重装甲のガンダムである。

しかしながら、本機は建造はされたものの、もてあまされていたというのが本音であったらしい。

そこに、本機をフルアーマー化し、地上に跋扈するジオン残党の拠点に送り込もうという、出来の悪いジョークのようなプランが持ち上がった。

ジオンの残党は連邦軍にとって目障りな存在だった。
特に、地球上の残党は巧妙に地域に溶け込んでいたので、軍事行動で制圧しようにも、民間人を巻き添えにする恐れがあった。

とはいえ、兵器を有する組織である。陣地や基地は存在していた。その極めて限定された目標を制圧するために、重装甲の本機にさらに装甲をかぶせ、多少の攻撃にさらされてもそれをものともせずに反撃できる機体に仕立て上げようというのである。

この計画は却下されると誰もが信じていたが、何がどうなったのか採用されてしまった。
計画実行のために、本機はまず、肩部のビームキャノンを撤去された。強力なビーム兵器は敵機を爆散させ、周辺市街に被害をもたらすからである。
代わりにフレームランチャーを改造し、これをマルチウェポンコンテナとしている。

具体的には、大型ガトリングガンはそのままに、4連装ミサイルを撤去。そのスペースに対ソフトスキン装備としてグレネードランチャー、小口径機銃、さらに火炎放射器を設けたのである。
対MS装備としてはショットガンが用意された。

そして、全身を増加装甲で覆われた。
どれほどの重装甲でもビーム兵器の前ではほぼ無力ということは、1年戦争ですでに証明されていたが、その維持・管理には高度な技術と最高の施設と莫大な資金が必要だった。
これらの条件を満たすだけの組織は連邦軍のほかはアナハイム社ぐらいしか存在せず、したがって、増加装甲は極めて有効と考えられたのである。これにはガンダムのフルアーマー計画の関係者が協力したという。

こうして本機は漆黒の装甲をまとい、強力な火器を備えたガンダムとして生まれ変わった。
本機は実際にいくつかのジオン残党の基地に単機で送り込まれた。
その戦果は目論見をはるかに上回るもので、本機は敵の集中砲火をものともせずに弾丸と炎を撒き散らし、一方的ともいえる殺戮劇を展開した。

しかしながら、この計画は間もなく中止となった。なぜなら、パイロットがそのような殺戮劇に精神的に耐えられなかったからである。
こうして本機は触れ得ざるガンダムとして、いつしかその所在も不明となった。

こうした経緯が強化人間の研究に拍車をかけることになったのであるが、それはまた別の話である。
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コメント
blastoriaさん、コメントへのご返事ありがとうございました。そしてパイロットもその機体特性故に逃げるという選択が出来ず眼前の凄惨さに精神を病んでいくと…。(双子辰)
双子辰様 コメントありがとうございます。確かに機動性は著しく下がります。でもいいのです。ターミネーターは飛んだり跳ねたりしませんから(笑)(blastoria)
元々の重装甲に更に装甲とは…機動性は下がりそうですがザクマシンガンくらいなら怯む事なく進撃しそう…。(双子辰)
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