エノク書4 第六話「地上にて」 |
エノクはしるしとして、地上で奇跡の業を行った。
エノクは人々に言った。私はもう行くが、ユダヤの教えを存分に述べ伝えたから、教えを述べ伝える事。
これを視るが良い。
日ノ本である。
それは、世の元の大神である。
世があるのは、元があるからで、神の神、神々の神が統べ治められている。
いつの時代でもこれを信じる事で、神を信ずる事が出来る。
ノアに伝えるが良い。ノアは人類の祖、アダムと同じ地位になるのである。
つまり、人類はノアを慰(なぐさ)めとして託(たく)す事になる。
ノアは生きるが良い。他の人々は死んでしまえ!
この願い、呪いが神に通ずる様に。私の教えは、踏みつけにされるであろう。
今はまだ。
日ノ本は神の国である。
神に通ずる国なのである。
日本は国として熟し、私の教えを受け入れる。
世の元の大神である。日月神示(ひふみふで)に描かれてあるだろう。
私の教えは、世の元の大神を崇(あが)める事で成就(じょうじゅ)する。すなわち、神の人となって、人々に教える事になる。エノク教等はない。しかし、こう名付けるが良い。元本(がんぽん)教と。
世の元の本(もと)の神はいわば、人間の奥義(おくぎ)である。この方を知らなかったから、あなた方は義人にはなれないのだ。良く覚えていくといい。それは『聖定』によって受け継がれるから。
世の本の元の本の神があるのだが、それは、日本という国でしか、言語的に分からないだろう。
ひとみとかとふ、瞳と果糖これが奥義である。日本語で言うならば、これである。日本という国に至れ、そうすれば分かる。たとえ、生まれ変わってででも、至る。そういう契約を私はあなた方と結ぶ。
そういう事を書録に記しておこう。
私は主のバーレットであるが、あなた方のバーレットではない。
訳が分からないだろう?私も本は分かっていても人の身。分かるとは言っても天使の格で分かるのだ。
天と地がとこしえにない様に、あなた方には私の言葉は届かない。契約のみが履行される。
では、さらばだ。
生えて来た天使の翼はエノクを導き、大空に飛び立つ。ただ、呆然(ぼうぜん)と見ている人々で広場はあふれかえっていたのだった。エノクは、いや、メタトロンは天国へと戻る。
説明 | ||
預言者エノクが語る言葉。 | ||
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