エノク書4 第八話「ふでを視よ」 |
この神示(ふで)を視よ。
エノク第四の神示(ふで)である。
見るではなく、視る。聞くではなく、聴く。書くではなく、描く。思うではなく、想う。
これぞ、身魂磨(みたまみが)きである。
真実を読み上げる事がそれなのである。
それならば、洗濯とは何だろう。
水を使った大変な事である。
神に日月神示(ひふみふで)を見せられた時は、衝撃(しょうげき)であった。
「これは、何でしょうか?」
想わずメタトロンは聴いてしまった。
「これぞ、ふでである。私が描いたのである。」
「・・・・分かりました。それでも欠けている所がありますので、少し説明いたしましょう。」
世の始めの仕組み。
世間の人がいくら噂(うわさ)しようとて、この仕組みに至(いた)る事は出来ない。
なぜなら、世の始め、前提の仕組みだからである。
神は熾天使サマエルに命令された。
「私は世の人が無知なのを哀れに想ったので、知識を与えて、常識を強固なものにしようと想った。」
神は御心のままにすべてをなされる。神はその時、良心に想ったのである。
その時に良心に承認がなされ、知識として全人類のものになったのである。
罪をなす時に良心が咎(とが)めるのは、この世の始めの仕組みからである。
咎めると言ってもはっきり感覚的な訳ではないが、しかし、確かに良心は存在するのである。知識として、実体として。
サマエルによる最大の奇跡である。
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神の仕組みと神示(ふで)について。 | ||
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