★23 助けたかったの |
説明 | ||
(やめさせた方がいいな…) 思い立って店内に入って さっきの店員さんに お店の責任者に取り次いでもらう 結局、お店はもう閉店準備だったので これ以上目立つことはなかったようだけど 事務所の方に通されると 軽く言い争う声がした 百瀬「お金は頂けないんです そもそも、そんなつもりじゃなくて」 店長「でもね、働いたってことは ちゃんと報酬を受け取ることなの タダ働きなんてさせたら こっちも申し開きが立たないわ」 店長-胸に「筒井」とあるおばさんが、百瀬にそう言った ここは思い切って、割って入ろう 「うちの学校は、バイト禁止なんです こいつ、どうしても力になりたかったんでしょう お金頂いたら、校則やぶっちゃうから」 店長「あなたは?」 店員A「彼氏だって」 違うんだけどな… 店長「もしかして あなたたち、あそこ高校の生徒?」 言われた高校名に、俺と百瀬はうなずく 店長「そうだったの 困ったわね だったらどうかしら 卒業までバイト代は預かっておいて、卒業したら渡すの」 どうなのか… 店員A「いいじゃん、それで」 無理に納得させられる形で、名前なども聞かれると 店員B「今度はお客としていらっしゃい」 店員A「卒業後の進路、考えといてね」 客にも店員にも惜しまれるように退出した 百瀬「ただ、助けたいだけだったの 困ってたから」 「結構向こう見ずな所もあるんだな」 百瀬「でも、お節介は、あなたの専売特許だと思うわ」 「え!?」 百瀬「でなかったら、私はとっくに死んでたもの」 「でも、命にかかわることと、校則をはかりにかけるのはなぁ 次からは、もうちょっと考えよう。な」 渋々頷く彼女とともに家に帰る 肝心のお使いを忘れていたに気づくのは、 帰宅後のことになる (続く) +++++++++++++ 実は1と2が同票で 折衷しました こんなのは初めてです! ちょっとお話、締まりなくなってたらすみません |
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コメント | ||
>ふかやんさま 彼女もあなたも、学校では真面目ですから、みんな信じると思います!貴方のコメントはホント物語の良薬です 感謝!(みらくる☆) >mokiti1976-2010さま これで文句はないですよね うん、彼女、もうちょっと力になりたかったようで…きっとあなたから助けること大事さを受け取ったからでしょうね(みらくる☆) バイト代をもらっていないのなら、手伝いという事で納得させられると思う。俺も口裏を合わせてあげるよ。(ふかやん) 無事解決…かどうかは分かりませんが、とりあえず報酬を受け取っていないのであれば何とか学校は誤魔化せる…のかな?(mokiti1976-2010) |
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