絶対者‐両端‐四大天使‐八音
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ミカエルが愛あい、ガブリエルが上うえ、ラファエルが終(おは(おわ))り、アズラエルが音(おん(をん))。これぞ八音。

ミカエルは心の中で愛であり、ガブリエルが至上のもの、ラファエルが終り=黙示録のラッパを表す。アズラエルがこれらすべてを含んだ音であるから、をん、すなわち、五十音図の最終段階。ミカエルの愛、ガブリエルの熾天使の長、ラファエルの終り、おわ、すなわち、終りの合図。アズラエルが総取り。

五十音の行の始めと終りを取って、あいうえおわをんなので、愛と上と終りと音と成るのだ。

世界というのは、この八音ですべてを表せる。

四大天使はそれぞれ、両性によって形作られ、その権威は一切が絶対者(神)に帰するものである。

八音は絶対者に帰する為に、神は愛なり。と言われる。至高者とも呼ばれ、最初で最後、アルファにしてオメガとも呼ばれ、バベルをバラルした音の神である為に、すべてが絶対者に帰している為に、いわば、そこから世界観を構築する事が出来る。愛は熱意であり、上は天上であり、終りは終末の神であるし、音がバラルの神である。

ゆえに、すべてにおいて、愛欲の神、至上の神、終末の神、八音の神であるから、それぞれ、ミカエルは愛欲の神、ガブリエルは天上の神、ラファエルは終末の神、アズラエルは八音の神。

あいは水、すなわち、ミカエルは水、うえは地、すなわち、ガブリエルは地、おわは風、すなわち、ラファエルは風、おんは火、すなわち、アズラエルは火。

ミカエルは愛と狂気を司り、ガブリエルが上と下を司り、ラファエルが始めと終りを司り、アズラエルが文字と音を司る。

絶対者から両端が生まれ、両端から四大天使、四大元素が生まれ、それから八音が生まれる。両端は両性をも含み、両性から四大天使が生まれ、すなわち、絶対者から天使が出て、八音が生まれるものである。

四大天使に四大元素は対応しており、それぞれミカエルは水、ガブリエルは地、ラファエルは風、アズラエルは火。それから、八音が生まれる為に、八音の両端を繋(つな)ぎ合わせると、愛と狂気、上と下、始めと終り、文字と音である。すなわち、八音の両端ははっきり示せる為、片端(かたはし)である愛、上、終り、音は極端なものである事が分かる。ゆえに、人間には音に出来るだけ、高等なものでありながら、手に余るものである。神の手にこそふさわしいものである事が言えよう。

この様に絶対者は人間の手に余るものを扱う方である事が言えよう。音だけでも、人間の手には余るのに、文字も加えると成ると、全く意味不明な羅列と成ってしまうだろう。

まず、総取りと言っている音は”をん”という書き方であり、それを”おん”と呼ぶものである。例を挙げると、”さかのみをのかみ”を”さかのみおのかみ”と呼ぶ為に、”を”は”お”と変ずる事が知れる。

絶対者の総取り。八音の両端ではなく、絶対者にとってふさわしい。片端である愛、上、終りを総取りする為に、人間には副産物が提供されるのみで、それそのものに触れる事は出来ない。

ゆえ、絶対者の総取りと言っている。

神が中心と成って、世界を形作っていく為に、この様な世界観を人間に提供するのだ。総取りされてしまうなら、知識として知っておくべきであろう。

愛なる神。至高神。アルファにしてオメガである神。音にてバラルする神。

総取りである。あらかじめ定められた聖定である。すなわち、八音にて形作られる神の世界観を明かす為に、四大天使という分野に入らせ、八音総取りを知識として受領するゆえに、まず、判断力を私に持たせた神をたたえよ。

迷信に当たる世界観を授け、しかも、それを淘汰(とうた)せしめた神をたたえよ。

第一世界の迷信、第二世界の迷信、と来て、第三世界の真実として神は私に授けられた。第二世界が閉じるにあたって、有無一体神という最後の迷信を授けられた神をこそ崇めよ。

始めにして終りの神、アルファにしてオメガなる神をたたえよ。

絶対者‐両端(両性)‐四大天使(四大元素)‐八音

神は知識として、八音の仕組みを授け給(たも)うた。ゆえに、私は神をたたえよう。神よ。あなたの御名をほめたたえます。

神が授けようと想われる事はことごとくが良心ゆえの事であり、しかも、完全な良心である。

絶対者にして、愛なる神、上なる方、始まりと終りの神、音を統べ治め給う神。

両端を持たれ、両端から四大天使を生まれ、四大天使から八音の仕組みを仕組まれ、それで、神の仕組みを知らせる方。それが絶対者たる神であられる。

すなわち、人間には荷が重いものを一括(いっかつ)して引き受けられ、しかも、その知識を授け給うた絶対者たる神。ヤハウェと呼ばれ、すなわち、主権者たる方。八音の主権者たる方。

天使がどんな事を考えようと最後には総取りする豪快な方。

天使が従順であれば従順である程、見返りをより多くされる方。

八音から四大天使を視、四大天使から両端を視、両端から絶対者を視る為に、八音を八つのものとして、とらえる事は、非常に重要な事である。

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絶対神‐両性‐四大天使‐八音
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