★26 夜半に憂鬱をそえて |
説明 | ||
-自宅- 「0時過ぎか」 ゲームもほどほどに 寝る前にトイレに行こうと ドアを開けると、百瀬が1階から2階の自室に戻る途中だった いつもはとっくに眠っている時間なのに 「眠れない?」 彼女はこくりとうなずく 百瀬「のども乾いてたから、飲みものが欲しくて」 熱帯夜だしな…いや 「もしかしてルームシェア相手のいびきがうるさいとか?」 百瀬「奈々さんは静かよ、とても几帳面な方だし」 なんか俺が聞いてた彼女像とは違うな… そうだ、奈々姉が言っていた 百瀬はあの時の火事がきっかけで 心理的に不安定な時があるんだっけか 率直に聞いてみる 「なんかこう、心理的につらかったりする? そりゃ、あんな体験したらな…」 百瀬「違うわ もう、大分平気になってきたもの」 「そりゃよかった」 百瀬「貴方たちのおかげよ」 「礼なら親父たちに言ってくれ 俺一人じゃ養うなんてできっこないし」 そう言うと彼女は無表情になって、窓の外に目をやった 百瀬「他人の私に、どうしてここまでするのか してくれるのか、不安というか、複雑な気持ちになるわ」 「困っている人はほって置けないんだろう それに母さんは女の子が欲しかった!なんて喜んでいるし あんまり申し訳なく思うことはないさ」 困っている人は人に頼らないこと、たやすい信用はしないこと 「?」 百瀬「母さんがよく言ってたわ でも、それが、貴方との出会いで、大きく変わろうとしている きつく言われてきたことが、この2か月、たった2か月で 実の親の教えが、間違ってるんじゃないかって」 どうやら、色々我が家に依存していることと 厳しいしつけの間で、悩んでいるのだろう よっぽど両親のしつけが厳しかったのだろうか 真面目な性格も相まって、悩みの種になっているようだ それで眠れないのか なんか声かけたほうが良いかな?それとも… 1. 「ピンチの時は俺が助けるから もう寝ろ」 2. 「自分で考えるんだ ベストな選択を」 3. ここは手品で場を和まそう +++++++++++++ 外が猛吹雪で、停電におびえながら書いてました 本格的な寒さが来ると、引きこもり度が5 あがります |
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コメント | ||
>ふかやんさま 結局かなりあなたに依存することになっている現状、結構つらいようです でもそんなこと言われたら、ますます感謝が止まらなくなっちゃいますね!(みらくる☆) >たこやきさま 1が多いようですね 私も1かな 今年は素敵なファンアート一杯頂けて感謝の年でした(みらくる☆) >mokiti1976-2010さま 考えてみますね ここの選択って後々大事になってきます いつも応援ありがとうございます(みらくる☆) 迷い、戸惑いながら進むことが大切だと俺は思う。けど、助けがほしいと思ったならいつでも呼んでほしい。(ふかやん) 1かな2も捨てがたいですね(たこやき) 1と2の両方というか混合というか…『自分でベストというか後悔しない選択をね…但し、君がピンチだと思ったら俺は絶対君を助ける』みたいな感じかな?(mokiti1976-2010) |
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