3Dプリント AMX EL
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説明
2021年10月完成

これまたチャリオティア同様某戦車ゲームでその存在を知り、その独特なシルエットを立体物で欲しくなりチャリオティア等でスキルを磨きつつ3Dプリンタでフルスクラッチ
実物は1961年に試作された二人乗りの空挺戦車であり、そのコンパクトさ故に同世代のT-55やレオ1みたいなMBTはおろかM41やシェリダンといった軽戦車と比べても「弱い」戦車なのは間違いないのですが、そのゲームの仕様上非常に強力な面があり、色んな意味でそのゲームを象徴する車両の一台だと思います(ちなみにもう片方はティーガーI。視界システムやマッチングのせいで無敵の重戦車という実物のイメージとゲーム内性能の差が大きいから)

ゲームはともかく製作はフランスの博物館にある実車の写真やゲーム内画像等を参考にfusion360で設計、今回新たに購入したElegoo Mars3という3Dプリンタで出力し、TAKOMのAMX-13用の履帯を履かせOVMをジャンクパーツからチョイス
これまでの七試艦上戦闘機やチャリオティアはAnycubic Photon-Sを使っていましたが、新規で導入したMars3のプリントは本当にきれいでシャープに出力されます(Photonだとエッジや細かいディテールが潰れがちだったけどMars3はバッキバキに出力される)
今回は主砲以外はバリ取りしただけで研磨していませんが、ツルツルにしたい航空機ならともかくつや消しのAFVにはこれで十分な気がして製作のハードルが大幅に下がりました
あと主砲は念の為変形防止のために内部に2mm真鍮線を入れています
履帯はあまり考えずAMX-13用をチョイスしましたが実物ではAMX-13とは非共用のオリジナルのようで、仮に流用するんだったらゴムパッドなしのAMX-13用が近いようでこれは反省点
マーキングはゲーム内の国旗とフランスの実車の車番をALPSプリンタで出力し、仕上げに前照灯に100均UVクリアレジンを垂らして完成
この前照灯に3Dプリンタの二次硬化用のUVライトをガンガン当てても全然硬化せず、焦って調べてみたらUVレジンでも種類によって硬化する紫外線の波長が異なるそうで今回初めて気づきました
砲塔上の車長&操縦手のハッチは可動しますが、これにあうフィギュアがないので無人仕上げ

この車両内部レイアウトが本当に不思議で、操縦手は車体の椅子に座ってハンドル等を持ちつつ上半身は砲塔に入っているはずなのですが、砲塔90度回したら上半身が捩じ切れるんじゃないかと思います(車長兼砲手は砲塔バスケットに座っているはずなので砲塔ごと回転するはず)
実車でもこれは問題だったようで砲塔旋回するのも停車時に限るとか旋回角度に制限があるとか採用されたら色々運用が大変なことが予想されますが、ゲーム内では砲塔をグルグル回しつつ走り回っているので、そういった面からも某ゲームを象徴するなと手のひらの上に乗る1/35模型を眺めつつ感慨に浸ります
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タグ
1/35 スケールモデル 戦車 フランス 3Dプリント フルスクラッチビルド 

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