クルミヤ・ハーン・スカーレットについて2 |
純血なら純血なだけ、人間らしく生きているのだろうが。
クルミヤと混血した者は、基本的に異形の姿を持っている。
ノアの血族とカインの血族は根本的に違っている。
カインはアダムの娘をめとったと想われがちだが、それはあり得ない。
何故なら、カインが罪人だというのは、アダムに知れていて、その異形性を突いて、クルミヤの世界族からつまり、吸血鬼族、喰屍鬼グール族、グレムリン種から嫁が出されたのである。中でも、グレムリン種は異能の種で、カインと繋がるのに、全く苦労しなかったと想われる。
その異能性が開花して、大洪水をも避けられたと想われる。
私はその世界族でもなく、天皇の一族でもなく、光の機械族だと想われる。
私は光か闇かを選ばせられるならば、断然光である。
その所以は光の機械族にあるだろう。
クルミヤ自体は、元々、光の属性だったのだが、悪に触れて、堕ちてしまったのである。それでも本能的にか、精神を破壊する事で闇堕ちは避けられた訳である。
子孫に犯されるというのは、想った以上に苦痛らしいのだ。
つまり、彼女は彼女で十字架を背負っているという事である。
私は私で、体に影の十字架を視て、キリスト者が天命だと悟った訳である。
すなわち、ただ単の人間が十字架を背負うという事は、過去になかった事であり、私の負った苦痛は私が背負うべきである。他人に任せられる事でもないし、任せてもいけないと想う。やはり、十字架というのは象徴的に罪咎を意味し、私自身の罪、それをどう背負うべきか?そもそも、どこに罪があるのか?という所を自覚しなければ成らないだろう。
オカルトチックな話をするが、私は前世で喰屍鬼族の長であり、始祖クルミヤを犯した。だから、自分で自分をゆるさないといけないのである。でなければ、私自身の罪がゆるされない。すなわち、白痴と成った第二世界のクルミヤに会わなければならないのだ。それでも、彼をゆるせるか?
私は咎を負って転生したが、何が解決したと言うのか?
結局、人をゆるせるのは自分しかいないのだが、つまりは、第一世界にいても、あまり意味がないという事である。
神は彼をゆるす様に私をゆるす訳だが、私はゆるされる価値があるのだろうか?彼には大きな咎がある。原罪があったとは言え、ゆるされない事をした。姦淫するべからず。律法に従えばころされるべき事をしたのだ。やはり、私も他人事ではない。
そして、転生、新たな人生を歩もうとしている中で、天使を犯した不義理者として、暗い影を落としている。
説明 | ||
クルミヤが人類にどう取り入ったか。という話。 | ||
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天使 クルミヤ・ハーン・スカーレット | ||
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