廃墟 |
廃墟
死喰い人から逃げているハリーとロン。
朝の廃墟で事件になるのは後ほど起こる。
「何の廃墟だ」
ドラコ・マルフォイは自分の家が死喰い人の居たくないために一人行動に出ていた。
「遠くまで来たな」
石が近くにあり蹴った。
カンカンと階段にこだましていた。
静けさがドラコの耳に入ってくる。
「本当に何もないな。」
ドラコは辺りを見回しても何もない。
少し恐怖を感じたけれど死喰い人達といるよりはましだった。
本はあったが何の本かはわからない。
階段から人の気配を感じたドラコは杖を握り締めた。
「だ、誰だ」
階段から現れたのはあのハリーポッターだった、ロンも一緒にいた。
「ポッター」
「マルフォイ」
「なんでマルフォイがここにいんだよ」
それはこっちのセリフだ、ウィーズリー
死喰い人は居ないかハリーは辺りを見渡した。杖を持って。
「マルフォイ一人なの」
「だとしたらどうなんだ」
「ふうん」
黒くクシャクシャな癖毛で目の緑が輝きだした。うっすら笑みを浮かべながら。
「君に言いたい事があったんだよね、ずっと出会った時から」
「何だ」
「君のことが好きだった」
「なっ」
「えっ」
突然の言葉にロンとドラコは固まった。
「だから好きだって」
「頭がいかれたのかポッター!!」
するとハリーは杖をドラコに向けながら近づいた。
ドラコもハリーに杖を向けているがあどずさりをしていた。
たが壁側に追い詰められた。
「逃げなくてもいいのに」
「逃げるに決まっている、本気か。あの・・こ、告白」
「本気に決まってるだろ」
ハリーはドラコの首筋に杖を向けた。
ドラコもハリーの首筋に杖を向けた。
「ちょっと待ってよ。ハリーごめん。親友だけど譲れないよ」
「それってロン!!君も」
「マルフォイ、僕は君が好きだ」
「お前も」
ドラコは硬直した。
何故男2人に告白されたのかドラコは混乱していた。
ハリーがドラコから杖を離した。
「どういうつもりだ、ロン」
「そっちだって」
ドラコはハリーに向けていた杖をおろした。
そのままズリズリと座った。
「僕にどうしろと」
ドラコが座ったの気を止めないで争っていた。
「ドラコに気持ちを聞こう」
「うん、そうだね」
やけに静かだなと思ったドラコは顔を上げた。
近くにロンとハリーがいた。
「ドラコどっち?」
両方の声が重なった。
「どっちて言われても」
互いに顔を合わせる、ロンとハリー。
「まだ早いよ、ゆっくり時間かけたほうがいいって」
「そのあいだにどっちがドラコといる時間を多く取るか」
互いに火花を放つ、ロンとハリー。
しばらくしてロンは階段へハリーは2階へといった。
1階にいるドラコは2人を見ていた。
ドラコが決めなくてはいけない。
「まずウィーズリーの所にいかないとそれからはポッターのところへ行く」
そう言って立ち上がり階段に向かった。
「ウィーズリー・・話があるんだが」
「うん何」
「両方共昔みたいにいかないか」
「えっ」
ドラコが言いだしたのは意外なものだった。
「今じゃ両方が傷つくのを見たくない、両方好きなんだ」
「それ本当」
「ああ」
「ポッターのところに行かないと」
そう言って2階へといった。
「ポッター」
「ドラコ」
「僕は両方好きだ」
「そう来るか、あっでもそうしたら恋も親友失わずに済むよ、うん」
「それはなんだ」
「ドラコにはまだ早いから教えない」
「何」
「ロンのところへ行ってくる」
「ふ、二人が仲良くなってよかったな」
「うん!!」
そう言ってハリーは行った。
階段を下りてロンがいるところに向かった
「ロン話があるんだ」
「何」
「あのねゴニョゴニョ」
「えぇ〜!!」
ロンの声がこだまする。
「いいのそれで」
「さぁドラコがいるところへ」
「うん」
ロンとハリーはドラコが居る2階へ行った。
「でどうだったんだ」
「こういうことになったよ」
ドラコの左手のひらにキスをハリーがやった。
ロンもドラコの右手の手のひらにキスをやった。
「なっ」
「いやば3Pだね」
「3P?」
「これだからおぼちゃま育ちは・・・・」
「ロ〜ン」
「御免」
「悪かったな、ふん」
ロンとハリーはドラコの手を握り締めた。
もちろん左右別で。
「何をする」
「何って連行」
「何!?僕の両親はどうなる、くそ杖が使えない」
「助けるから」
ハリーが言った。
「僕はどうなるんだ」
廃墟に響き渡る。
完
説明 | ||
ハリーとロンが死喰い人から廃墟に逃げておく話です。 でもそこにいたのは・・・・ 読んでいいただきありがとうございます!! pixivから小説移動です! |
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