“Attack Mysteria
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説明
富士山麓に突如として出現した謎の巨大ドーム。
巨大ドームの主はミステリアンと名乗り、5千年前に母星のミステロイドを核戦争で失い、宇宙を放浪した末、地球を訪れたという。
数人の女性を拉致し、地球側の出方次第では攻撃も辞さないというミステリアンの要求に疑惑を感じ、これを拒否した防衛隊は通常兵器を中核とした戦力、野戦砲・戦車隊・ジェット戦闘機で猛攻を浴びせるが、要塞と化したミステリアンドームにはまったく効かず、ドームから発せられた熱光線の反撃で防衛軍は壊滅的な打撃を受け、撃退されるのだった―

(参考 Wikipedia「地球防衛軍(映画)」)

2022年3月完成

皆さんはふるさと納税をしていますか?
私は去年何もらおうかなとふとふるさと納税サイトを探していると静岡市からはタミヤやハセガワから提供されたプラモが数点見つかったので迷うことなく対象である中から1/35戦車であるM4A3E8欧州戦線仕様とパンターD型をチョイス
このM4A3E8はもともとブラピ主演の映画「フューリー」の公開に合わせる形で発売された第二次世界大戦タイプですが、作るにあたり普通に作るものおもしろくないので映画、それもフューリー以外からネタを引っ張ってくることにしました

それでテーマとなった地球防衛軍は1957年の本多猪四郎監督の作品で、まあ内容は昭和の特撮SFそのものなのですが、見どころは奔放の映画史上初めてカラーで描かれた当時の自衛隊の様子でしょうか
ミステリアンの操る巨大ロボモゲラを小山町で迎え撃つ自衛隊(劇中では防衛隊か)の動きは戦前生まれの人が中心であった当時の役者ならではのキビキビさを見せ、またM4A3E8、M24軽戦車、M41軽戦車といったAFVは当時の自衛隊の様子を今に伝えます
その中で中盤談判破裂して暴力の出る幕となった際に「自衛のための行動」を起こした際に防衛隊の主力を務めたのが実物と模型をあわせて撮影されたM4A3E8数両で、モデル化した225号車はドームから発射された怪光線で僚車が次々と破壊される中ドームに向かって突撃を敢行し、最終的に地面に足を取られて擱座するという役割が与えられ、ほかの車両に比べて乗員が出たり擱座までの行動が長め描かれたりと少し目立っています

模型はそういうわけで戦中型のM4A3E8をAFVクラブの履帯とDEFモデルの防楯を組み合わせ戦後型っぽく再現
細部は異なるしそもそも最初から戦後型のM4A3E8を入手すればこんな出費いらなかったのにと思いますが、上記のふるさと納税の経緯があってどうしようもありません
履帯はセンターガイドに穴が開いてその中心にボルトが入っているのをスライド金型で再現した狂気の出来ですが車両に履かせるとあまり見えません(車体側面の予備履帯で少しわかるかも)
フィギュアはファインモールドの陸上自衛隊戦車乗員セットを小改造してセット
車番の225等のマーキングはALPSプリンタで自作ですが、車体登録番号は明確に映画で映されていなかったので勝手に440507としました
この数字は本多猪四郎監督の誕生日である明治44年5月7日からとりました

ジオラマは杉の板をホームセンターでカットしてもらい木粉粘土で地面を作成、小石を散らしたりススキのつもりで筆の毛を植えたりして実車シーンが撮影されたであろう東富士演習場の雰囲気を再現

最後に転輪のボルト頭を黄色く塗ったら昭和の自衛隊の雰囲気が出たと思います
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