「俺君は交友関係が広いんだねっ!」 |
説明 | ||
同級生のAさんとは登校時間が良く被る。 今日もAさんとばったり会って他愛もない会話をしながら一緒に登校する。 「俺君は後輩と仲良くなるのが早いねぇ。 昨日は俺君の周りがすごく騒がしくなってるの見て驚いたよ。 これも才能ってやつなのかな?」 Aさんが俺にそんなことを言うので俺は少し驚いた。 「そう?やっぱ才能ってやつかな?」 俺は少しはにかみながらワイビーム(熱い視線)をAさんに送る。 「そういうの憧れちゃうなぁ」 Aさんも笑顔を俺に見せながら視線を外した。 Aさんに昨日後輩に囲まれていた後のことを聞かれたが、そのあとのことは覚えていないと俺ははぐらかした。 あのとき、入学してきた後輩の1人がAさんと共通の友達の弟で 入学祝()を集団でせびられたので俺は必死に抵抗していたことを Aさんはまだ知らない。 学内にあるまだ回収されていない自販機の空き缶入れは空き缶で溢れかえっていた。 よくあるよね・・・ |
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