"A Tea Wagon | 次 |
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2022年5月完成 これは以前投稿したチャリオティアに車体を取られて残ったクロムウェルの砲塔を利用したビネットです そういうわけでいつもみたいに書くことはあまりないので製作中に気になったポイントなど ・フィギュアはバーリンデン ・ポットはミニアート。わざわざ買わなくてもこのくらい自分で作れますが、サイズ感がわからなかったので既製品に頼りました ・ポットの下には一枚シートを敷きました。冷たい戦車の砲塔にポットを直置きするとすぐ冷めるので、イギリス人はそのへん気にするのではないかと思っての配慮 ・冬季迷彩は古式ゆかしいタミヤエナメルでペタペタ。一度クリアーでコーティングしてウェザリングをしてから再度ペタペタして汚れた白とフレッシュな白のコントラストを意識しています。以前投稿したKV-2の冬季迷彩はヘアスプレー剥がし法で、シャープな剥がれが再現できる反面全体が一様な色になりやすいのでそのへんは好みでいいかと タイトルのTea Wagonはメイドさんがガラガラ押してくる紅茶や茶器が入ったワゴンで、これはお茶セットが標準装備のイギリス戦車とかけているからです ちなみに調べてみたらお茶を作るために車外に出る際に隙ができるという第二次世界大戦の戦訓より、センチュリオン以降のイギリス戦車は電気ケトルが車内標準装備になったそうです なので今回使ったポットが見られるのはそれ以前までみたいですね ポットは戦場写真を見るといくつかありますが今回はシンプルな金属製をチョイス 今回一番凝ったのがタイトルプレートで、全体的にオシャレな雰囲気を目指したので紅茶のパッケージをイメージしました それでフリー素材から囲み枠をチョイスし、ちょうどモデライズした(デカール貼った)クロムウェルの所属がイギリス陸軍第五王立戦車連隊だったので同隊の隊章を中央にあしらいました なので一見おしゃれに見えますがよく見ると中心に菱形戦車がデザインされているのがわかります 全体的にしっとりとした雰囲気を作りたかったのでいつもの真鍮板ではなく黒く塗ったプラ板に白文字という構成にしました ベースは薄板の張り合わせで、これは今後大型ジオラマ作成時の練習として作りました そんなわけで、小さいけどなかなかシャレオツ感が出たのではないでしょうか? |
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