エルドグラン戦記 | 次 |
説明 | ||
25歳、身長170cm ミルド・アーケインは、シュヴァルツェン連合王国における、兵器開発、製造の責任者。 理工学、海洋学、地質学など各種分野に精通した天才。 カーズ・シルバーブラッド首相率いる王国議会の「軍事強靭化計画」の下、王国の軍事力強化のため、兵器開発に尽力する。 「銃器」や、高威力で射程距離の長い長距離砲の発明、そして従来の船舶より飛躍的に戦闘能力を向上させた軍艦の設計、建造など、王国の軍事強国化に、比類なき貢献を果たす。 とはいえ、本人は大々的な戦争を望んでいるわけではなく、自らの知見と技術が戦いに使用されていることを快くは思っていない。 歳の離れた弟がいるが、シルバーブラッド首相にその身柄を拘束されており「協力しなければ、二度と弟と会えることはないだろう」と脅されている。 弟がどこに捕らえられているかはわからないが、いずれにせよ。 彼女に選択の余地はなく、シュヴァルツェンの軍事力強化に協力せざるを得なかった… とにかく、兵器増産には良質な鉄が必要だ。地質学者でもある彼女は、兵器製造に必要な原料を、自ら選定する。 ミルドは、南西にあるバルドー大陸の鉱山から、良質な鉄鉱石を発見する。 その事実を、彼女はシルバーブラッド首相に伝える。しかし、それが何を意味するかは、彼女に想像出来る余地がなかった… シルバーブラッドは直ちに、バルドー大陸に軍隊を派兵。先住民族を大勢虐殺し、バルドー大陸北部を占領。 先住民を奴隷として、鉱山労働に従事させた… そしてバルドー大陸で採れた良質な鉱石は、シュヴァルツェンの兵器製造において、なくてはならない存在となっている。 それは紛れもなく、現地先住民による奴隷労働によってもたらされたものだが… ミルドはそんなことを、知る由もない… |
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