真恋姫無双〜仁徳の王と共に〜蜀√外伝
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この作品はキャラ設定が崩壊しております。原作重視の方はご注意下さい

時代背景がめちゃくちゃです

一刀くんがチートです

それでもいいかたはどうぞ

 

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これは一刀が『外史』の世界に来てまだまもない頃のお話

 

この日、一刀は近所のおばさんの店のお手伝いをしていた

一刀「いっらっしゃいませー!」

こちらの世界にやってきた一刀は邑の人たちに優しくしてもらったことに恩を感じ、働く事でその恩を返そうと思っていた

そんな一刀のところに男が一人慌てて駆け込んでくる

男「北郷さん! 大変だ!」

一刀「どうしたんですか!?」

男「さっき近くの邑の奴がきて。そいつの邑が盗賊に襲われてるらしいんだ!」

一刀「……わかりました。その邑は何処にありますか?」

男「ここから西に三里ぐらい行ったところにある!」

一刀「おばちゃん!」

おばちゃん「ああ、行っといで!」

一刀はおばちゃんに了承を貰うと急いで男の用意した馬に跨り駆けていった

 

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一刀「……くっ!! 間に合わなかったか!!」

そういう一刀の目の前の邑からは至る所から火がでていた

一刀「まだ生き残りがいるかもしれない!」

そう一刀は自分に言い聞かせるように呟くと邑の中心へと向かっていった

 

 

一刀が邑の中を進んでいくと、少し拾い場所に一人の女の子が地面に座り込んでいた

一刀「無事か!!」

そう叫んで一刀は女の子に近寄ろうとしたが

女の子「うわああああ!!」

一刀「……!!」

女の子は急に一刀に襲いかかってきた

その女の子は大きな鉄の棍棒のような物を無茶苦茶に振り回していた

その目からは涙が溢れていた

一刀「……………」

一刀は女の子の攻撃を全て避けると懐に入り込み

一刀「もう大丈夫だよ……よく頑張ったね」

そう言って女の子を抱きしめた

その女の子は一刀に抱きしめられた途端に武器を落とし、一刀の胸に顔を埋めながら大きな声で泣いた

一刀は黙って女の子が落ち着くように頭を撫で続けた

しばらくそうしていると、女の子は泣き止み、一刀はゆっくりと話しかけた

一刀「守れなかったのかい?」

一刀の言葉に女の子は頷く

一刀「盗賊たちの居場所はわかるかい?」

その問いに女の子は北の方角を指差す

一刀「そっか、ここから東に三里ほど行った所に邑がある。そこまで一人で行けるかい?」

女の子は黙って立ち上がると一人で東のほうへと歩き出そうとした所に、いくつもの馬の足音が聞こえてくる

そして一刀と女の子は複数の兵士と一人の女性に囲まれる

???「お前たちはこの邑の生き残りか?」

一刀「この娘はそうですが、私は付近の邑から来た者です。すみませんがこの娘を保護してもらってもいいですか?」

???「おまえはどうするのだ?」

一刀「少しやる事が残ってますので……」

そう言いながら一刀は北の方角を睨みつける

???「そうか……ならわしらはここで待ってよう」

一刀「物好きな方ですね。もしかしたら私は殺されて帰ってこないかもしれませんよ」

???「そうは思えんから残るのじゃよ。お主、名は」

一刀「姓は北郷、名は一刀。字はありません」

厳顔「我が名は厳顔。もしお前が帰ってきたなら話がある」

一刀は厳顔の言葉に微笑みで返すと、一人駆けていった

 

 

兵士「よかったのですか? 一人で勝てるとは思いませんが……」

厳顔「ならば、もしわしが同じ行動にでたらどう思う?」

兵士「傷一つ負わずに帰ってくるのでは?」

厳顔「わしはお前と同じことをあの青年で思ったわ」

兵士「そうですか……」

 

 

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襲われた邑から一里ほど離れた所、そこに盗賊たちはいた。その数およそ三百

盗賊1「はっはっは。上手くいったな」

盗賊2「だな! これでしばらく食いもんにもこまらねえぜ」

盗賊3「それにしてもあの小娘を捕まえられなかったのはもったいなかったな」

盗賊4「仕方ないだろう。あんな奴、捕まえる前にこっちが全滅しかねないぞ」

盗賊5「だよな〜」

盗賊たちは奪った食料で好き勝手に騒いでいた

そこに

盗賊「うぎゃーーーー!!」

大きな断末魔の声が響きわたる

頭領「なんだ! なにが起こった!」

盗賊6「敵襲です!」

頭領「数は!」

盗賊6「一人です!」

頭領「はぁ? 一人相手にこんな騒ぎになるかよ!」

盗賊6「それが、めちゃくちゃ強いんですよ!」

頭領「仕方ねぇ。俺も行くぞ!」

そう言って頭領は自分の部屋から槍を持って外に出るが、そこで信じられないものを見る

それは、まさに地獄絵図。

あるものは槍で串刺しにされ、あるものは手足をバラバラにされ、またあるものは体中に穴が開いていたり

頭領「……う……あ……」

その光景を見た頭領は足の振るえを抑えることができなかった

今まで自分達のしてきた事、その全てが生易しく感じる事ができるほどの惨劇が目の前で繰り広げられていた

『ドサッ』

頭領「ひぃっ!」

不意に頭領の目の前に首が跳んできた……それはさっき頭領報告を告げに来た奴の首だった

頭領「あああああああああああ」

頭領は完全に恐怖に囚われ、必死に逃げようとしたが

一刀「どこに行くんですか?」

頭領「がっぁぁぁぁぁ!!」

いつの間にか目の前に一刀が立っていて、両手を貫かれ、壁に吊るされる

頭領「いてぇ! いてぇえええ!!」

一刀「少しうるさいですよ……」

そう言うと一刀は壁に吊るされた頭領目掛けて矢を放つ。その矢は頭領の足に突き刺さる

頭領「うぎゃあああ!!」

その後も拷問ともいえる行為は続いた。気を失うたびに頭領は無理矢理目を覚まさせられ、苦しみを味わい続けさせられた

頭領が死ぬころにはもう頭領には人としての人格などなく。ただ壊れ逝くおもちゃのように悲鳴だけを上げていた

一刀は頭領を含めた盗賊を全て殺し尽くしたことを確認すると、その場を去った

 

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厳顔「おっ? 帰ってきたようだぞ」

兵士「本当ですか!?」

厳顔「ああ」

一刀「ただいま戻りましたよ。厳顔様」

一刀が厳顔に挨拶をしていると、不意にさっきの女の子が一刀に抱きつく

一刀「えっ! えっ!? どうかしたの!?」

厳顔「はっはっは。そいつは北郷のことがずっと心配だったようでな」

女の子「//////」

一刀「そっか。ありがとう……えーっと」

焔耶「焔耶」

一刀「それって君の真名じゃないのかい」

焔耶「北郷様になら読んでほしい」

一刀「それじゃあ俺の事も一刀って呼んでね、焔耶」

焔耶「一刀様……ありがとうございました」

そう言って焔耶は一刀に頭を下げる

一刀「気にしないで良いよ。それより焔耶はこれからどうするんだい?」

焔耶「よければ一刀様のお側に置いてくれませんか?」

一刀「それもいいけど……。焔耶は強くなりたくはないのかな?」

焔耶「……強くなりたいです。強くなるためにも一刀様のお側に……!!」

一刀「なら焔耶は厳顔様と一緒に行くべきだ」

焔耶「……!! 何故ですか!」

一刀「焔耶が強くなりたいって思ってるのは、今回守れなかったような力の無い人たちを守りたいからだよね?」

焔耶「……はい」

一刀「でも、俺の側にいたんじゃほんと僅かな人数しか助けられないけど……それでいいのかい?」

焔耶「…それは……」

厳顔「ということは北郷はわしと共には来てくれんということかの?」

一刀「はい。まだ邑のみんなに恩を返しきってませんから」

厳顔「そうか……残念じゃな。………わしの真名は桔梗という。よければそう読んでくれ」

一刀「わかりました桔梗様。俺のことは一刀と呼んでください」

桔梗「うむ。それで、焔耶はどうするのだ?」

焔耶「私は……私は多くの民を守りたい。だから、桔梗様について行きます」

桔梗「そうか、では―――」

焔耶「でも!」

桔梗の言葉を遮り、焔耶が叫ぶ

焔耶「でも! 私が強くなれたら、一刀様! 必ず貴方を迎えに来ます!」

そう叫びながら焔耶は真っ直ぐ一刀を見つめる

一刀「待ってるよ。それでは桔梗様、焔耶。またいつか会いましょう」

そう言って一刀は二人に背を向けて自分の邑へと駆け出そうとしたが

ふと、振り返って焔耶の前まで行くと

一刀「これを預かっといてくれるかな? 今度会った時に返して下さいね」

そういって一刀は首飾りを焔耶にかけてやる

一刀「それじゃあ」

そして今度こそ一刀は帰って行った

一刀を見送った後

桔梗「焔耶よ。わしの修練は厳しいぞ……」

焔耶「かまいません。一刀様が期待しててくれてますから」

桔梗「恋する乙女じゃの。ではわしらも行くとするか」

そう言って桔梗は兵たちと焔耶をつれてその場を去った

 

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それから時は経ち、一刀が桃香たちと共に恋を倒した頃

 

とある城にて

焔耶「はぁ……」

桔梗「なんだ焔耶よ。まだ引きずっているのか?」

焔耶「桔梗様……引きずってなど」

桔梗「そもそもどこの邑の人物なのかも聞かなかったお主が悪かろうに」

焔耶「桔梗様だって訊いてないじゃないですか……」

桔梗「うっ……」

焔耶「はぁ……」

焔耶(いつになれば会えるのでしょうか……一刀様……)

そう言いながら焔耶は首飾りを握り締めた

桔梗「本当に、恋する乙女じゃのう」

 

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どうもkarasuです

いかがだったでしょうか?

え? こんなのいいから本編更新しろって? 大佐、たまには息抜きも必要ですって

さて、次回はきっと本編に入るはず………たぶん

 

 

 

ここまで読んでくださりまことにありがとうございます。これからもほそぼそと続けさせていただきたいと思っております

これからも応援していただけたら幸いです

説明
投降です
フラグを立てるためだけの回なので……
過度な期待はせずに生暖かい目で見ましょう

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コメント
焔耶がかわいいです(VVV計画の被験者)
こういうエンヤもいい!!(btbam)
焔耶デレ!Good!!(アンプレゼント)
焔耶!!!可愛すぎるだろ!!!(ぐぼあっ)(零壱式軽対選手誘導弾)
焔耶フラグですか!?かなり期待してしまう自分(笑)(乾坤一擲)
こんな焔耶も良い!!(美道)
デレデレの焔耶だと?!  これは新しい展開だ・・・(キラ・リョウ)
予想外のフラグが…(摩天楼銀河)
焔耶というキャラは原作にも登場しますので、このオリキャラの名前は変えたほうがいいですよ。     ……え、違う?(ジョン五郎)
焔耶に渡した首飾りって何だろう?てか・・・これは最早焔耶じゃねwwwwwwwww(スターダスト)
焔耶デレ・・・可愛過ぎるぅぅ!!(韻)
>いつになれば 魏に攻められて平原連合が蜀に攻め込んだ時だろうね・・・・。その時焔耶がどうするか楽しみ。原作のように桔梗の元で戦うか、それとも原作さながらの惚れっぷりで一刀に味方するか・・・ 次作期待(クォーツ)
焔耶いいですね。一刀にメロメロですね。(ブックマン)
3p 一刀が邑の中を進んでいくと、少し拾い場所←少し広い場所(やまぴか)
まだ単独行動だった上誰も(周囲に恋姫連中が)いなかったのが大きな要因かと>焔耶デレ しかしこりゃまた斬新な切り口で話が進むとわ だからkarasu将軍のSSは面白いw(村主7)
ktkr!! あと百年は戦える・・・。(紫苑・R・クラウディア)
なんという焔耶デレ・・・許せる!!(うぃー)
こっこれは!この3人の再会が楽しみですね。(hall)
一刀デレの焔耶・・・桂花並みに想像できませぬ(;゜д゜)(Nyao)
まじですか〜〜〜!!(motomaru)
焔耶が北郷にデレるルートが成立してしまった!!(りばーす)
・・・( ゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ(;゚д゚) アリエナイーーーーーーーー!!!!!!(poyy)
次回が楽しみです!(紫皇院)
まさかあの桃香LOVEの焔耶が一刀にもう出会ってたとは・・こりゃ再会したとき一騒動起きますね^^(投影)
これが焔耶……だと…………(・∀・)イイネ! それにしても、この一刀は躊躇いが無いな。(伏宮真華)
焔耶可愛い!(pandora)
焔耶〜〜〜!桃香はどうするんだ〜!!(燐)
なにっ、デフォルトで一刀デレの焔耶だとっ!?(ロンギヌス)
焔耶と一刀が再会するのが楽しみです! 次回作超期待!(うめぼし)
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恋姫無双 真・恋姫†無双 北郷 一刀 蜀√ 仁徳の王と共に 桔梗 焔耶 karasu製一刀 

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