何をみても何かを思い出す
説明
ヘミングウェイかっ!

って、つっこむまでもなく、基本的にどっかでみたネタなんだよ。
でも、だからツマらんってわけじゃなくて、まあそれなりのクオリティで4編まで続けていって、こっちもさ、ちょっと油断してるわけじゃん? ああ、この人はこういうツマらんネタを再構成して、話題にしていくタイプの作家さんなのね、って思うわけじゃん? 
ところがどっこい、オーラスの「#拡散希望」で、全部ひっくりかえしてくる。ちょっと説明が難しいんだけど、ずっと講談社だったのが、ラストで早川になりやがった?みたいな。

ただ、そこにもっていくまでに、ちょっとソースを思い出せないんだけど「ヤリモク」は海外の短編であったよね(被害者と加害者がラストで逆転するやつ)。「パンドラ」も、どっかでみた内容だよね? そのオーラスにすべてを賭けるために、短編集の4/5をつまらん作品で埋めて、ラスト1編にすべてをたくすというのは…いや…なるほど、テクニックではあるのだが、お金を払っている側としては「ううむ」なのだが、その「ううむ」を勘定にいれたうえで、この構成なんだとしたら、すごいとしか言いようがない。
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