鬼畜王文台 蘇りし虎は桃園を荒らす 02 第十三章二節
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第十三章

 

 

 

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【新兵の調練風景】

 

 

 

鬼畜度  1     ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

朱里「それではみなさん、二列縦隊で三段陣を作ってくらひゃい!」

 

雛里「れしゅ!」

 

新兵「はいっ!」

 

新兵「(運が良かったな俺たち。 諸葛亮隊に配属されて)」

 

新兵「(あぁ、まったくだ。 ほかの部隊の訓練なんか、それはひどいらしいぞ。

    罵詈雑言罵倒恫喝なんでもありらしいからな)」

 

新兵「(くわばらくわばら……)」

 

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鬼畜度  3     ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

菖蒲「では皆さん、最初は私が見本を見せますから、それにあわせて

   斧を振ってください」

 

新兵「了解です!」

 

菖蒲「せい、やあああぁぁーーーーー!!!!」

 

 

ズバッ!!

 

 

徐晃の一撃で、直径五寸の丸太が一撃で真っ二つになった。

新兵たちはやや驚いていたが、すぐに引き締まった顔つきに戻る。

 

 

菖蒲「当面の課題は、まずそこに積まれている丸太を一度で両断することです。

   一日二日でやれとは申しませんので、まずは一週間掛けてがんばってみましょうか」

 

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鬼畜度  10     ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

凪「駄目だ!! 戦場においては常に一人ではない、仲間が一緒なのだということを忘れるな!!」

 

新兵「はっ!」

 

凪「軍隊においては、まずは一人一人の技量よりも、結束力が物を言うのだ! わかるか!?」

 

新兵「はっ!」

 

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鬼畜度  20     ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□

 

 

真桜「ちょっと、そこー! あんたや、あんた! あんた、真面目にやる気あるんか? あ?」

 

新兵「……」

 

真桜「まぁ訓練で手ぇ抜くんは別に自由やし、ウチは構わんけど?

   何かあったとき、死ぬのはあんたやからなー。

   言うとくけど、ウチはそういう兵が居ったらさっさと逃げるし、

   守ってもらおうなんて、そんな甘ったるいこと考えとったらあかんでー。

   死にとうなかったら、必死にやり」

 

新兵「………はっ!!」

 

真桜「その代わり、生き残ったら給金もあるし、カワイイあの子にモテモテになるし……

   ほれ、ええこと仰山あるがな。 死ぬ気で気張りや!!」

 

新兵「はっ!!」

 

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鬼畜度  50     ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□

 

 

 

沙和「べちゃくちゃ喋るな、この蛆虫共ーー!」

 

沙和「沙和が貴様たちの担当教官の于文則小隊長なの!」

   貴様ら蛆虫は、沙和が許可した以外に、無駄口を叩くことは許されないの!

   分かったら返事をしろー! クソったれ!!」

 

新兵「は……はっ!」

 

沙和「ちっがーう! 臭い口からクソひる前後は、必ずさーと言うのだー!」

 

新兵「さ、さー!」

 

沙和「さーいえっさーだー!!」

 

新兵「さーいえっさー!」

 

沙和「聞こえーん! もっと大きな声を出せ!! チンコ切り落とすぞー!!」

 

新兵「さーいえっさー!!」

 

沙和「いいか、貴様らは今のままじゃ、戦場では屁の役にも立たない、

   ただメシ食って糞垂れるだけの汚物製造機だと思え!

   沙和の訓練に耐え切ったとき、初めて貴様らは人間になれる。

   それまでは糞にたかる蛆虫以下の存在だ! 分かったか、クソったれ!!」

 

新兵「さーいえっさー!」

 

沙和「そこのおまえーっ!」

 

新兵「ははは、はいーっ」

 

沙和「いえっさーだ!」

 

新兵「さ、さーいえっさー!」

 

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鬼畜度  100     ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

桔梗「動きが遅い! もっときびきび走れ!!」

 

新兵「は、はいっ!!」

 

祭「よいか! 三国が孫呉に統一されて一つになったとはいえ

  まだまだ辺境の地は小競り合いが絶えぬ!!

  そんな紛争地帯に派兵されて、訓練不足で真っ先に泣きを見るのはお前たちじゃ!

  その点を、重々わきまえよ!!」

 

新兵「はいっ!」

 

冥琳「ならばまずは、あそこにある的に一本当ててみよ! それが出来ぬ限りは、

   今日の訓練は終わらぬと思え!!」

 

秋蘭「弓の引きが甘い!! そんな甘い引きでは、的に当たる前に勢い不足で落ちてしまうぞ!!」

 

冥琳「別の的に当ててどうする!! そんなあさっての方向に射って、味方の兵にでも誤射したら

   どうするつもりだ!? 取り返しがつかぬぞ!!」

 

新兵「は…はいっ!!」

 

桔梗「返事をしている暇があったらもう一本撃たぬか! 敵は待ってはくれぬぞ!!」

 

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鬼畜度  1000   米国海兵隊式訓練法  孫堅の場合

            

            ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■|||■■■■■■■■■■

 

 

 

煌蓮「べちゃくちゃ騒々しいわああぁ、こんのゴミ虫共がああぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 

ズドオオオォォォォンンンンン!!!!!!! (南海覇王を地面に打ち付ける音)

 

 

新兵「ひいいいいぃぃいいいい!!!」

 

煌蓮「あたしの名は孫文台! この三国を一つにまとめた、孫呉の皇帝だ!!

   貴様ら蛆虫は、このあたしが許可した以外に、無駄口を叩くことは一切許さん!!

   分かったら返事をせんかああぁぁ、こんんんの糞ったれ共オォォ!!!」

 

新兵「は…はひいぃっ!」

 

煌蓮「違うわああぁぁぁ!!! 臭い口から糞ブッ垂らす前後は、必ず頭とケツにさーをつけるんじゃあ!!」

 

新兵「さ、さー!」

 

煌蓮「さーいえっさーだあああぁぁぁ!!!」

 

新兵「さーいえっさー!」

 

煌蓮「聞こえんわああぁぁ!! もっと大きな声を出さんかあぁ、

   その逸物をブッタ斬って宮刑に付すぞくらああぁぁ!!」

 

新兵「さーいえっさー!!」

 

煌蓮「いいか、貴様らは今のままではゴミの役にも立たん、

   ただメシかっ食らって糞ブッ垂らすだけの汚物製造機だと思え!!

   あたしの地獄の訓練に耐え切ったとき、初めて貴様らは人間になれる。

   それまでは糞にたかる蛆虫以下の存在じゃあ!!

   分かったかあぁ、こんの産廃共がああぁぁ!!!」

 

新兵「さーいえっさー!!!(ひいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!!!!)」

 

 

 

蓮華「これは脱走者が出るかも知れないわね……」

 

一刀「そうならんことを祈るばかりだな……」

 

 

 

 

第十三章二節終了

 

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コメント
文台様のしごきに耐えたら人間どころか天下無双になれるぞwww(森羅)
沙和はまだかわいげがある?が文台様は・・・・(((°Д°)))(零壱式軽対選手誘導弾)
100人残ればその兵は大陸一の強さ(一般兵士)は最強でしょう。(ブックマン)
コワッ!!!(samuraizero)
これで強くなるんだから不思議だよなwww(キラ・リョウ)
気のせいか鬼畜度50の真桜より100の4人組の方が優しく感じる様なw(村主7)
文台様怖ぇ〜!!鬼畜度1の諸葛亮隊と鬼畜度3の徐晃隊は優しいものの鬼畜度1000の孫堅隊はみんな死ぬよwww(ほわちゃーなマリア)
沙和はキャラを作ってるけど孫堅様は素じゃ・・・(ノд`)(kurei)
どんだけ訓練に差があるんだ〜〜〜!!(motomaru)
病紗らのも見てみたいような見たくないようなww(sk)
こええええええええええええええええええええええええ(りょんりょん)
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恋姫無双 孫呉 孫堅 朱里 雛里 徐晃 真桜 沙和  

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