Sunday rain |
ここ一ヶ月ほど、雨が降りそうで降らない、重たい鼠色の雲が空を覆う日曜日が続いていた。
平日や土曜日は晴れや雨なのに、何故か日曜日だけそんな曖昧な微妙な天気の連続。
降るなら降れば、降らないなら晴れれば良いのに。
まるで天が日曜日を嫌っているようだ。
それか日曜日が好きな人を、天が嫌っているみたいだ。
どちらにしても、天は日曜日にそんな曖昧な天気をさせ続けるようだ。
降るのか、降らないのか。
どちらかにはっきりしてほしい空を窓越しに見上げ、逸らした。
何故日曜なのだと、少し苛立つ。
卓球部に所属している僕は、土曜日も午前中部活があり、休めるのはその土曜の午後と今日、日曜しかないのだ。
雨は嫌い。
でも、こんな曖昧な天気は、もっと嫌い。
優柔不断な鼠色の雲に文句を投げてやりたい。
日曜日なんだから、外で遊びたい。
でも、こんな雨が降り出しそうな天気だと、どこにも行けやしない。
もう一度言うが、僕は雨が嫌いだからだ。
微妙な天気を保ちだした数週間前から、こうして僕は窓から外を見ている。
晴れの日は外へ出かけるし、雨の日は家に篭って何かをする。
しかし、こんな天気だと何をやっていいのか分からず、僕は外を見ることしか考え付かなかったのだ。
もったりとした重たい雲をひと睨みする。
そして、僕の視線はその下へ。
たくさんの人々がわらわらと動いている。
僕の家の前は、商店街だ。
昼間でも騒がしいそこは、常に音が出ていて、僕の部屋まで侵入してくる。
その為、僕の部屋では音楽が鳴りっぱなしだ。
CDプレイヤーが壊れたら、きっとこの部屋で生活できないだろう。
騒音が、苦手なんだ。
どんなに小さくても。
その商店街は、いつもと変わらない。
忙しく細かい動きを繰り返す店の者たち。
焦ったように走ってゆくサラリーマンかセールスマン。
高い声を大きく張り上げて笑う子供たち。
前方に注意せずケータイを弄り弄り歩く女子高生。
のんびりとした歩幅で犬の散歩をするおじさん。
日曜日なのに、お疲れ様です。
僕がこうやって部屋でぐだぐだ時間をつぶしている間にも、こんなに多くの人が外を歩いている。
こんな、曖昧な雨が降るかもしれない天気の下で。
たくさんの人の手に握られた、色とりどりの傘。
それはいつ見ても閉じられていて、差すことはない。
曖昧な空のせいで、本来の役割を果たすわけでもないのに借り出される傘たち。
その中に、やっぱりいた。
たくさんの人の中に、オレンジに近い黄色の、まる。
暗いその空間にひとつぽつんと花のように咲くそれは、雨の後に雲の隙間から差し込む陽光のようだ。
降らない雨と、差されない傘。
その中に一つだけ咲く、派手な色の傘は、その空間の中で確実に異端な存在だ。
この曖昧な天気が始まった一ヶ月ほど前から、現れる。
いや、僕が窓の外を見出したのがその頃だから、ずっと前から現れているのかもしれない。
僕はじっとそれを見つめる。
人々にされるがまま流されるようにも見えるし、流動に逆らうも抵抗虚しく流されているようにも見える。
もしかしたら、あれが人々を流しているのかも。
その変わった存在になにも反応を見せないところから見て、やはりずっと前からこうなのだろう。
僕はその傘を見つめる。
ゆっくりと移動するそれに向かって、大きな口を開いた。
「青山!」
ぴたりと動きを止めた傘。
それを見て、僕はもう一度叫んだ。
「上だ、青山!」
やっと顔を上げた。
一瞬びっくりしたような表情になったが、すぐにいつものポーカーフェイスに戻した。
「なに」と口が動く。二階まで離れていると言うのに、大きな声を出そうとはしない。
いつもの青山だ。
先程空から逸らした目を、青山の冷たい印象を持たれる目と合わせて、僕は今日初めて微笑んだ。
長い黒髪の前髪パッツン。
変種の傘女は、僕の隣の席だ。
僕は青山を部屋へ呼んだ。
拍子抜けするほど、彼女は素直に頷いた。
何故僕が彼女を部屋に呼んだのかも、何故彼女が僕の急な誘いに考える素振りもなく承諾したのかも、謎だ。
社交辞令とかそんなのも、お互い感じられなかった。
汚いけど、どうぞ。
なんて人を部屋に上げるときの決まり文句を口にして座布団を引っ張り出す。
僕が出したその座布団に座らず、ベッドに腰掛けた彼女を見て、何故か優しい気持ちになった。
この瞬間、打ち解けた気がした。
部屋に入って一言も会話をしていないのに。
そして青山は僕を睨んだ。
それに怯むことなく僕も隣に腰を下ろす。勿論、少しの空間を空けて。
「止めてよ」
この部屋に入って初めての青山の言葉。
何を、と尋ねる前に彼女はCDプレイヤーの電源ボタンを押した。
小さな音を立てて、音楽が止んだ。
母にそうされたら、そこまで?ってくらい暴れる僕だけど、そんな気になれなかった。
彼女が電源を切ったのが当たり前で、それを責める必要なんてない、と感じられた。
青山といると、不思議な気持ちになれる。
きっと一生慣れないその不思議に、僕は凭れたい。
青山の隣の席になってから、初めて僕のクラスに席替えと言うものがなくて良かったと、喜んだ。
同じクラスじゃなかったら、きっと知らない。
彼女は、そんなくらい影が薄い。
だからこそ同類の僕は彼女が気になった。
当時ガールフレンドがいた僕は、その子とは違う意味で彼女を知りたいと思った。
「あたし、邦楽キライなの」
「・・・へぇ」
青山のその言葉に、僕はそれしか出なかった。
僕は邦楽しか聴かないから、興味が無いから、邦楽嫌いの青山はとても珍しく見えた。
この年で邦楽が嫌いだなんて、大人だ。というよりも特別な存在に見えた。
青山は、人の思いで自分を変えない。
良く言えば自分に正直に生きている。
悪く言えば我儘だ。
僕から見ると、ありのままに自然体に生きている少女。
彼女は何にも繋がれてはいけない存在に見える。
守りたい、とかそういうのの前に、何にも彼女を守ることは出来ないと思う。それに比例して、何にも彼女を傷つけられないと思う。
彼女はそんな、特別な。しかし、自然な女だ。
「音楽は、洋楽しか聴かない」
「へぇ」
ずっと思い続けていた、青山を知りたい。
今本人の口から真実の"青山"を聞かされているのに、そんなに興奮していなかった。
僕にとって青山はそんな程度なのかな?
なんて思ったが、青山の言葉にうっとりと聞き入っている自分に気がついた。
青山の声には、人を興奮させるのではなく、落ち着かせる力があるとも気がついた。
「じゃ、聴く?」
「CDあるの?」
「姉ちゃんが、持ってる」
今日初めて、青山ときちんとした会話が出来たと思う。
誰が好きか、とか、何系が良いか、とか、全く聞かずに部屋から出た。
姉の部屋から適当にCDを拝借する。
きっと今日も彼氏の家に泊まって帰ってこないのだろう。
もう五日にもなる。
僕としては楽だから良いけど。
むっつり屋の無口な嫌みったらしい姉が、好きな男の前では媚びる姿を想像して、吐きそうになった。
女は男の前では変わるから嫌だ。
前の女もそうだったな。
可憐なイメージと裏腹に、女同士では汚い言葉を交わし、下品な笑い声が飛ぶ。
それに冷めた。
友人が言うとおり、冷たい男なのだろうか、僕は。
部屋に戻ると、青山は本棚から勝手に雑誌を取り出して読んでいた。
男物のファッション誌だけど、面白いのか?
勝手に雑誌を取り出しても、何も思わない自分にびっくりした。
知らず知らずのうちに、青山は僕にとって特別な存在になっている気がした。
僕は雑誌をいつもの冷たい目で見つめる青山を少し見つめ、何も言わないから逸らした。
そのままCDプレイヤーの電源を点けて、中に入っていた今流行のポップスミュージックが詰まったCDをしまい、姉から拝借したCDを入れる。
曲がかかった。
聞いたことがあるような、ないような・・・。
青山を見れば、心地よさそうに目を閉じていた。
「エリック・クラプトンね」
「知ってんの?」
「常識よ。三大ギタリストの一人じゃない」
そう言われても、分からない。
姉の部屋には行かないから、曲を聴かされるなんてないし。
姉とは中学から話さないから、教えてもらうこともない。
その彼が常識かは知らないが、青山の中での常識を知らないことに落ち込んだ。
特別な存在なんだ、彼女は。
「あたし、ブルース&ロック好き。ジャズ・ファンクも良いけどね」
よく分からない。
邦楽に慣れている耳には「はて?」って感じだが、良い声だ。
えっと・・・、エリック、く、くら・・・・・忘れたけど。
心地良さそうな青山の声を聞き、心地良くなる。
彼女とこんなに会話をしたのは初めてだ。
初めてで、こんな風に自然と話が出来るとは思わなかった。
そして、青山がこんなにも話してくれることに一番驚いた。
無口な印象で、本当に無口な彼女をそこまで饒舌にさせるなんて、と何故か洋楽に嫉妬。
そして僕がもっと洋楽の知識があればもっと会話できたのに、と悔しくなった。
少し歌詞を口にする青山。
薄く開いた赤い唇に、アルトの若干高いくらいの声に、惹かれる。
しかし、それに触れてはいけない気がした。
彼女は、幼い頃の初恋よりも純粋な気持ちで見られる。
彼女は口を噤んだ。
僕は何も喋らない。
静寂だけが、部屋を包んだ。
心地良い、静寂が。
曲が二曲目に入った頃、僕はやっと本題を思い出した。
今まで忘れていたことが謎だ。
青山、と声を掛けて、こちらを目だけで見た青山の目尻のほくろを見つめる。
「何で傘、差してんの」
その言葉に、少し考えるように眉間にしわを寄せ、青山は視線を前に戻した。
青山の視線がドアに注ぐ。
そういえば、母の帰りが遅いと気がついた。
買い物にしては長い。きっと立ち話に花を咲かせているのだろう。
中々答えない青山に、痺れを切らした。
しかし意味が伝わってないのかも、と思いもう一度口を開く。
「雨なんか降ってないのに、何で傘差すの?」
「・・・・・・・・濡れたくないから」
随分溜め込んで、青山はそう言った。
目線はドアから外れない。
濡れたくない、って、雨降ってないのに?
そう僕は困惑したように尋ねた。
「雨が降ってから差すんじゃ、遅いの。それじゃ、濡れちゃうでしょ」
青山が僕を見た。
僕と同じく、彼女も雨が嫌いな人なんだと思った。
いや、水が嫌いなのか?
どちらにしても、ここまで濡れるのが嫌とは変な女だ。知ってたけど。
「濡れたく、ないんだ」
「そう」
小声で答えた。
吐息に混じるようなとても小さな声だから、隣にいなかったらCDの音にかき消されていたかもしれない。
曲が変わって嬉しそうに若干微笑んだ。お気に入りの曲なんだろうか。
僕は青山の声を聞き取ろうと必死で、曲を全く聴いていなかったことに気がついた。
青山の声は、とてつもなく小さい。
しかしその存在は恐ろしいほど強く感じる。
そんな彼女は、歌詞を口ずさむわけでもなしに、口パクをしていた。
その小柄な彼女の姿を見て、やっぱり人とは異なった変種に思えた。
「じゃあ、泣かないの?」
「そうよ」
僕の唐突な変な質問に、彼女は驚かず困惑せず間髪入れずサラリと答えた。
それに僕のほうが驚く。困惑する。
まるで僕がそう尋ねると前々から分かっていたようだ。
「濡れたくないもの。自分で濡らすなんて馬鹿な真似、しない」
「女の得意な泣き落としとかも?」
「なにそれ、低脳」
僕の女性への暴言に、暴言返し。
僕らはクスクスと顔を見合わせて笑った。
こんなちゃんとした青山の笑顔、初めて見た。きっと他人で見たのは、僕が初めてなんだろう。
根拠のない自惚れ。
自覚しながらも、優越感を味わう。
そして、生まれて初めて何かを独り占めしたい独占欲を感じた。
そして、生まれて初めて何かを愛しいと思った。
それは僕の、初恋だった。
きっと今までの愛はニセモノだと分かった。
この衝動にも似た、恐ろしいほどの愛情。
狂おしいくらい、彼女を抱きたいと思った。抱いて、そのまま離したくないと、唇が震えた。
初めての愛情。青山への、初恋。
恐ろしいのに、幸せだ。荒れ狂う嵐のようなのに、穏やかだ。
きっとこれが本当の愛なんだろう。
青山が僕を愛してくれなくても、ただ愛するだけでそれで良いとも思えた。
今まで僕は焦っていたんだろう。
現在の僕の心は、怖いくらい穏やかに静まっている。
恋愛とはそんなものだ。自覚して、認めて、やっと落ち着ける。
いつから僕は青山を愛していたのだろう。さっき?今日?
もしかしたら、ずっと前から?
同じクラスになって、隣の席になって、互いを自覚するよりも前に自然に恋していたのかもしれない。
他人と僕の恋の違うところは、そこからどうやって自分のものにしようだとか考えないところだ。
別に僕の手に収まってくれなくても良い。
綺麗に思うがまま舞う蝶を、どうして捕まえて狭い地に収めようなんて思うんだ。
有り得ない。考えられない。
「人の涙はもっとイヤ」
僕が勝手に幸せな気持ちでいると、彼女はそう言った。
今度は僕が目だけで彼女を見る。
彼女はもう僕を見てはいなかった。
それでも良かった。彼女の目に僕が映っていなくても、僕の目には彼女が映っている。それで、良かった。
理由を知っていながらも、どうして?と尋ねた。
「自分じゃない誰かに濡らされるなんて、イヤよ」
彼女の言う「濡れる」の原因が、水や液体だけでないことには気づいていた。
彼女がずっと差している傘が、彼女を外敵から守るための盾に見えてならない。
そして彼女はその盾を仕舞わない。
傘がなければ、盾がなければ、自分を守れないから。
人から降らされる言葉や思いの汚い雨を、避ける青山。
濡れたくなくて、関わらないように傘で遮断しようとするんだ。
そんな彼女がとてつもなく愛おしい。
僕だけが、その傘の中に入れたら良いのに!
僕だったら、彼女を雨から守れる。
「なぁ、青山」
「なに?」
「雨、僕も嫌いだ」
そう言えば、幼子のようなきょとんとした表情になる青山が、愛しくてしょうがない。
そして、また大人のような表情になり、口角を吊り上げる。
「あたしたち、一緒ね」と言う彼女にうっとりした。
日曜日、雨が降ればいいと思った。
そうすれば、僕が彼女を守って、僕だけが青山を守れることを証明できる。
青山は、日曜日だけでなく平日だって土曜日だって傘を差しているとふと思った。
部活があって朝早く夜遅く帰る僕は、無所属の青山の登下校シーンを見たことがない。
きっと毎日、傘を差している。雨の日も、晴れの日も。
その光景を想像して、その間抜けさに愛おしいさが倍増した。
嗚呼、青山。お前は馬鹿だ。
そんなお前を、愛してる。お前だけが愛しいよ。
曲が変わった。何曲目か分からなくなった。
黙っていた僕と青山の静かな空気。
その空気を動かしたのは彼女からだった。
青山は僕の顔を覗き込んでまじまじと見つめてきた。
僕は歯は磨いたかとか、唇がカサカサだとか、恥ずかしい気持ちになった。
それでも彼女と合わせた視線は逸らさない。
青山と目を合わせると、目が合う。よりも、絡み合う。のほうがしっくり来ると思う。
静かでクールで大人な雰囲気に隠れた、情熱的な潤んだ想いが瞳を通して見えるようだ。
彼女の考えや言葉、挙動に愛を持ったのだが、顔もとても魅力的だと思う。こうやって見つめ合っていると。
一重の瞳は少し釣り気味だけど、たれ眉のお陰でキツくは見えない。
ほとんど閉じている不機嫌そうな三角の唇は、真っ赤。
目尻のほくろまで愛しいな。
ぼぅっと彼女の顔を見ていると、青山はニヤリと笑んだ。
ぼくはそれにドキリとはせず、興奮に近いものを感じた。そして苛立った。
僕はしかめっ面を作った。
「あたし、濡れるのキライ」
「知ってるよ」
余裕ぶった表情に苛立つ。しかし、安らぐ。
彼女の全てを暴きたい、見たい。
そう思うけれど、神聖な彼女の中を覗くなど、愚か者のする行為でしかない。
崇めるべき対象が、僕にいつも色々なことを教えてくれる、お気に入りのバンドの最高のギタリストから、彼女に代わった。
また彼女は冷たい眼差しを僕にくれた。
僕を蔑むようなその眼差しに、愛おしさが溢れ出す。
愛、愛、愛、愛。僕の胸に瞳に脳に、愛がいっぱいだ。
ぼんやりしてきた頭に、彼女の声が侵入した。
「だから、雨が降ったら、泊めてよ」
想いを伝える気なんて更々無かった。
しかし、彼女のその言葉と瞳から、先程の見つめ合いで僕の全てを読まれたと感じた。
そしてその想いは無謀じゃないなんて自惚れる。
どうしようか。
なんて答えながらも、母にどうやって誤魔化そう、なんて考えた。
彼女を濡らすのは雨だろうけど、僕を濡らすのは彼女なんだろう。
この運命は、曖昧な天気になったときではなく、僕が青山を呼び止めたときではなく、偶然か必然か隣席になったときでもなく、きっと僕と彼女の胸宇宙が始まったその瞬間から始まっていたんだろう。
雨が降るか降らないか、曖昧なその空への苛立ちは、もう消えていた。
駆け引きのような、僕と君と雨。
(CDの曲が終わって数秒後、部屋の窓を打つ雨音が聞こえた)
end.
説明 | ||
雨が降りそうで降らない、曖昧な空模様。 そこにいつものように現れた彼女。 僕は彼女を、ずっと愛していたのだろう。 僕らの胸宇宙が始まった瞬間から。 特別な存在の彼女が、狂おしく愛おしい僕の、とある日曜日。 |
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コメント | ||
桜音さま>お褒めのお言葉嬉しいです。一線向こうの世界、ですか。良い言葉を有難うございます。(xx凛) テンポ良く読むことが出来ました^^ 青山と僕の不思議な恋模様が、一線向こうの他の世界で起こっているように感じてしまいます。凛さんの世界に引き込まれ、心ごと持っていかれそうでした。(桜音) 天ヶ森雀さま>ちょっとあまり無いような初恋にしてみたので、何か感じ取っていただけて幸いです^^(xx凛) 初めまして。うわ、この初恋はちょっとくるかも。(天ヶ森雀) |
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