【改装】貴方と再び乱戦を共に3
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一刀の部屋

 

コンコンッ

 

ガチャッ

 

詠「・・・かなり絞り取られたみたいね。

さすが英雄ね」( ̄ー ̄)

 

月「お疲れ様です。」

 

月は微笑みながら労いの言葉を送った。

 

そして、風、稟、星が起き湯浴みと着替えを

してくると言い一礼し、その場を去った。

 

月「ご主人様大丈夫ですか?」

 

一刀「大丈夫。頑張れば起き上がれるよ。」

 

詠「なら、今日の政務は僕達だけでやるから、

アンタは軍議以外は休みね。」

 

一刀「ありがとう詠。」

 

一刀着替えを済ませ、そのまま王座の間へ

 

 

 

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王座の間

 

武将全員集まり、軍議が始まる。

 

一刀「その前に、新しく仲間になった、程c、趙雲、郭嘉だ。

この二人は俺、月、詠、恋の古参だから皆仲良くね。」

 

風「程c〜字は仲徳、真名は風です〜今後共よろしくなのです〜」

 

星「我名は趙雲、字は子龍、真名は星だ、これからよろしく頼む。」

 

稟「私は郭嘉、字は奉孝、真名は稟です、

これからよろしくお願いします。」

 

一刀「じゃあ自己紹介も終わった所で軍議開きますか・・・

と言いたいが・・・月音はどうした?」

 

月「二日酔いです・・・」

 

一刀「もしかして・・・どんだけ飲んだんだ?

つか、あの後飲ませたのか!?」

 

梨晏「ああ〜いや〜・・・まあ・・・うん・・・ちょろっと・・・

いや、かなりか・・・うん・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月音の部屋

 

月音「頭痛って〜!これが二日酔いか・・・」

 

待女「月音様、お水をお持ちしました。」

 

月音「そこに置いといて〜・・・痛っ!」

 

待女「それと、これは詠様から二日酔いに効く薬煎茶です。」

 

月音「うげ〜、匂いがきっつ!無理!」

 

待女「無理やりにでも飲ませる様に言われてますので・・・」

 

パンパンッ

 

待女が手を鳴らすと兵士達が入って来た。

 

月音「ちょっ!」

 

兵士「月音様!申し訳ありません!」

 

月音は薬煎茶を無理矢理に飲まされたとか・・・

 

 

 

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一刀「そうか・・・まあ、寝かせといてやれ・・・

 

じゃあまず、詠奈から。」

 

詠奈「はい、とりあえず、民達も落ち着いてる感じね、

最近は商人の出入りが増えたので金銭面では少しずつ

財政も上がってる感じです。

後は流民が最近増えて来たみたいで、早急に対策をし

た方が良いかもね。

正史から持って来た筆記用具も売れ行きは良く、

一番の資金源になってます。」

 

月は一刀に言われた通り、筆記用具類を100均で買い占

めていた。荷物は貂蝉が運んだとか・・・

 

一刀「怪しい一団とかはいなかった?」

 

梨晏「それについては私が話すよ、怪しい一団はいなかったけど

・・・怪しい動きはあったよ。」

 

一刀「それは何処?」

 

梨晏「北地区の方だね、あそこはゴロツキが他より多い感じ、

調べる価値はあると思うよ?」

 

一刀「だな、千登里、斥候の情報はどうなってる?」

 

千登里「はっ 最近黄色い布を巻いた連中がうろついてると言う話を耳にしました。

幸い此処には居ない様ですが、各地で暴動が起きていると言うことです。

そして、主犯は、張角、張宝、張梁の3名と判明しました、一刀様の言う通り

になりましたね。」

 

タタタタタタ・・・

 

兵士1「しっ失礼します!たった今・・・鉅鹿、広宗、が落ちました!!」

 

そして、更に兵士が入って来た。

 

兵士2「しっ失礼します!霊帝がお亡くなりになさいました!」

 

一同『はっ?』

 

月「(空丹様、白湯様・・・)」

 

 

 

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そして、曹操にも追い打ちを掛ける報が来た。

 

陳留

 

兵士「申し上げます!」

 

華琳「なにかしら?」

 

兵士「たった今・・・武平が黄い布の一団に・・・落とされました!!

周辺の邑も次々と!!!」

 

華琳「なんですって!!」

 

兵士「失礼します!」

 

華琳「次は何!!」

 

兵士「霊帝がお亡くなりになりました!!」

 

華琳「・・・・下がりなさい。」

 

兵士「はっ」

 

華琳は混乱していた。

 

華琳「いったいどうなっている!!桂花!!」

 

桂花「はっはい!」

 

桂花もどういうことかさっぱりわからなかった。

 

華琳「今直ぐ情報を集めなさい!」

 

桂花「はっはい!」

 

華琳「秋蘭!春蘭!」

 

二人「「はっ!」」

 

華琳「直ぐに兵を動かせるようにして置きなさい!」

 

二人「「ぎょっ御意!」」

 

華琳「季衣、流琉、貴方達も兵を動かせるようにしておきなさい!」

 

二人「「ぎょっ御意!」」

 

華琳「真桜、凪、沙和!貴方達も出てもらうわよ?」

 

沙和「了解なの〜」

 

凪「はっ!」

 

真桜「まかしときぃ〜」

 

華琳「(一体何が起きてるの?こんなにも立て続けに・・・情報も無しに・・・

何故?・・・今は分からない・・・けど、天の御遣いと言われている男なら。)」

 

各地の力のない邑、都が落とされて行く・・・黄巾党に・・・

 

黄巾党は更に勢力を伸ばしていった。

 

 

 

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王座の間

 

緊急だと言って月音も叩き起こされ、そして将軍達が勢ぞろいしている。

 

月音「一体何なのさ〜いたたたっ」

 

月音は頭を抑えながら座った。

 

一刀「しっかりしろ!今はかなり緊急なんだ!」

 

月音「おっとうが言うなら仕方ない・・・ブツブツ・・・」

 

そして、北郷家、前外史の体験者だけが疑問に思う。

 

星「主・・・これは明らかにおかしいですぞ。」

 

詠奈「そうね、霊帝死亡前に黄巾党・・・これ自体矛盾してるわ。」

 

一刀「星・・・はっきり言う・・・董卓は居るか?」

 

星「董卓は居ますが・・・男と聞いてます・・・後、”呂布”は存在しません。

・・・その代わりに・・・”威瑠亜”という武将がいます・・・」

 

詠「詮索してる場合じゃないわよ!直ぐに軍を動かすわよ!」

 

一刀「ああ頼む!武将の振り分けは詠奈おねがい。」

 

詠奈「御意!」

 

一刀「貂蝉いるか!」

 

ドドドドドッ・・・・・

 

貂蝉「ご主人様〜ん」

 

隙かさず右フック。

 

ドゴッ

 

稟「お見事です。」

 

貂蝉「ごっご主人様のあっ愛の鞭・・・きいたわん♪」

 

一刀は吐いてしまった・・・

 

一刀「・・・それより、本格的に左慈を狙った管理者は加入して来てるって事だよな?」

 

貂蝉「おそらくわねん・・・そこらへんは于吉ちゃんの方が詳しいんじゃないかしら。」

 

そしてふっと思った、于吉からもらった式神なら通信できるという事。

 

一刀「詠奈!出発する前に気を使える武将を各所に最低一人でも入れるんだ!」

 

一刀は紙を渡した。

 

詠奈「お父さん・・・これは?]

 

一刀「これは、式神と言って、気を使える人の血・・・

例えば、星の血と俺の血をこの紙に染み込ませるんだ・・・

少量で良い・・・これを各武将や気が使える者に渡してくれ。」

 

詠奈「わかったわ。」

 

一刀は「さて、于吉に通信するか。」

 

そして一刀は、通信してみた。

 

 

 

 

 

 

通信中・・・・・・

 

于吉「どうしました?」

 

一刀「于吉、まず、悪い知らせだ・・・管理者が加入してきた可能性がある。

・・・威瑠亜って言う子が董卓軍に居るんだよ。

そして、董卓は男だ・・・おそらく本物の暴君董卓だろうと考えてる。」

 

于吉は少し考えた。

 

于吉「私はその推測は正しいと思いません・・・

他には情報はありますか?」

 

一刀は今起きている状況を全て話した。

 

于吉「恐らく他の外史から集めた・・・いえ、思い込まされている可能性

がありますね・・・徐進は人心掌握には長けています・・・恐らく思わさ

れている・・・」

 

一刀「ありそうだな・・・」

 

于吉「何にせよ奴らが動いたって事は常に情勢と背後には気をつけて下さい」

 

一刀「ああ」

 

于吉「私達も裏で協力します、それまでは」

 

一刀「ああ、負けるつもりはない」

 

于吉「では、こちらでも調べてみます」

 

通信終了・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

貂蝉「ご主人様ん・・・覚悟を決めたのねん。」

 

一刀「ああ・・・俺に何処までできるか分からないけど、やってみよう・・・

貂蝉・・・頼みがある・・・少帝陛下を救い出せるか?」

 

貂蝉「どふふっ良いわよん♪それと先に天和ちゃん達を救い出すわん♪」

 

一刀「ああ、頼む。(白湯・・・無事でいてくれ・・・)」

 

 

 

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拠点 千登里

 

 

千登里の部屋

 

千登里「はぁ〜っ」

 

千登里は悩んでいた・・・それも、そのはず・・・

 

一刀とまだ結ばれていない・・・私には魅力がないのかな・・・と

 

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〜千登里回想〜

 

千登里は遠征で近くに通ったので次いでに里帰りをしていた

 

千登里「母上・・・私には魅力は無いんでしょうか・・・」

 

司馬防「千登里、貴方には魅力十分ありますよ・・・

貴方がただ奥手なだけです。」

 

千登里「でも・・・女として自信無くしそうです・・・」

 

司馬防「貴方が押さなくてどうするの?北郷様は間違いなく英雄・・・

それに、良い男じゃない・・・母さんがもっと若ければ召し上がって貰

えたのにね・・・それに天の御遣い様の子を孕めば一族としても

好ましい・・・なんとしても落としなさい!」

 

千登里「それは分かってます!・・・ですが・・・いざ部屋に行くと・・・

恥ずかしくなって・・・」

 

司馬防「大丈夫よ、貴方は私の子なんだから・・・早く天孫を見せて頂戴ね。」

 

千登里「(だめだ・・・母上に相談したのがばかだった。)」

 

〜千登里回想終了〜

 

 

 

千登里「はぁ・・・梨晏は梨晏で・・・」

 

 

 

〜千登里回想2〜

 

恋華「はっ!」

 

ドスンッ

 

梨晏「せりゃ!」

 

ドスンドスンッ

 

梨晏は一刀特製ダンベルを振るっていた。

 

千登里「梨晏、その奇妙な形の石は何なんですか?」

 

梨晏「これ?一刀様に作って貰っただんべるって言う物だよ。

これは鍛錬に丁度良いんだよ、そこを見て。」

 

千登里は梨晏の指を指した方を見ると、丸くて大きい石が積み上げられていた。

 

(六文銭みたいな感じです。)

 

千登里「これも天の世界の技術ですか?」

 

梨晏「らしい・・・の!」

 

ドスンッ

 

ドスンッ

 

梨晏「それで、何をしに?」

 

千登里「・・・いえ、ただ見に来ただけです。

(梨晏に相談はしない方が良いわね・・・)」

 

梨晏「何?言ってみ?」

 

千登里「・・・まあ、母上よりは良いかな・・・」

 

千登里は一刀に何故抱いて貰えないのか、魅力が無いのかと、

 

梨晏に話した。

 

梨晏「そんなもん、バッ!って襲って!やっちまえば良いだけ!

やったもん勝ちだよ?私はもう抱いて貰ったし?」

 

千登里「・・・どうやって?」

 

梨晏「場の勢いで・・・」

 

千登里「だと思いましたよ・・・私にもそれ位の勇気があれば・・・」

 

梨晏「どんとぶつかって行けば良いよ」

 

千登里「(・・・この、脳筋が・・・)」

 

〜千登里回想2終了〜

 

 

 

千登里「はぁ〜〜〜〜〜っ」

 

コンコンッ

 

千登里「開いてますよ。」

 

ガチャッ

 

月「ご主人様から開拓の・・・千登里さんどうしましたか?」

 

千登里「月様!いやはや・・・お恥ずかしい所を///」

 

月「月で良いですよ・・・相談にのりますよ?」

 

私は思った・・・話してしまえば・・・

 

しかも、一刀様の第一婦人ですし・・・

 

千登里「聞いて・・・くれますか?」

 

月「はいっ」ニコ

 

千登里「私か一刀様が好きです・・・ですが、

まだ閨を共にした事がないんです・・・私は魅力ないのかな・・・

と悩んでいたのです。」

 

月「それは違うと思いますよ?ご主人様は、

無理やりする事は嫌がるはずですし、

千登里さんは千登里さんの気持ちをそのまま、

ご主人様にぶつければ良いんですよ。」

 

月は変わらずの微笑みで言った。

 

そうか・・・やっぱり、私は逃げていたのかもしれない・・・

 

そう・・・好きなら、嫌われても良い!

 

この気持ちを打ち明ける!

 

私の目に狂いは無いのよ!

 

月は手を握って来た。

 

月「頑張ってください。」

 

そう言って、月はその場を後にする。

 

 

 

〜夜〜一刀の部屋

 

一刀「ふう〜疲れた〜」

 

コンコンッ

 

一刀「だれだろ?どうぞ〜」

 

ガチャッ

 

そして、入ってきたのは千登里である。

 

一刀「どうしたの?こんな遅くに。」

 

千登里は無言で抱きついた。

 

一刀「うわっ!」

 

一刀はそのまま寝台に押し倒された。

 

一刀「ちっ千登里!」

 

千登里「一刀様!愛しております!私は魅力ないですか?

もう、この気持ちに嘘は付きたくないんです!」

 

一刀「千登里の魅力は俺が一番知ってる・・・千登里にはいつも助けられてるし、

物事をはっきりと言える所とかさ、結構・・・着痩せする所とかもね。」

 

千登里「///そんなにも・・・」

 

一刀「千登里の気持ちは受け止めるつもりだよ、

でも、千登里に嫌な思いさせたくないんだよ。」

 

千登里「(この御方の周りはいつも温かい・・・いつも私を包んでくれる。

頼ってくれる・・・私は貴方の側に居れて幸せです・・・)」

 

一刀「・・・いいんだね?」

 

千登里「はい・・・///」

 

一刀は千登里の頭を撫でながら、そのままキスをする。

 

服を脱がし、千登里の全てを観る。

 

一刀「綺麗だ・・・」

 

千登里「はっはずかしいです///」

 

一刀「おいで。」

 

そして・・・

 

結ばれた・・・

 

 

 

 

 

 

〜朝〜

 

一刀は眠気眼で横を観る・・・そして頭を撫でた。

 

千登里「すぅ・・・すぅ・・・」

 

千登里は幸せそうに寝ている。

 

一刀「おはよう・・・千登里・・・」

 

そして、横には・・・恋が居た・・・いつの間に!

 

一刀「・・・まあ、いつもの事か。」

 

千登里「おはよう御座います///」

 

千登里は恥ずかしいのか、布団で口元を隠した。

 

一刀「もう少し寝てて良いよ、俺は湯浴みして来るからさ。」

 

千登里「なら、私もお供します。

(命に変えても・・・一刀様に天下を取らせて見せます!)」

 

千登里は再度、決意するのであった。

 

拠点終了

 

 

 

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王座の間

 

 

一刀「それじゃ、軍議を始めるよ・・・詠奈」

 

詠奈「はい、まずは調練の方から・・・星、月音」

 

星「ふむ、まずは十字隊の元新兵と一緒に調練させそれなりに使える者達

にはなって来ています・・・ただ・・・」

 

星は少し険しい顔をした

 

月音「おっとうが言った十字兵と調練させるってのは良い案だけど

・・・ちょ〜っと新兵がビビってると言うか・・・」

 

星「まあぶっちゃけ怖いらしいですな・・・漏らした者もおりますゆえ・・・」

 

星は笑いを堪えていた

 

梨晏「ああ〜分かるな〜演習する時さ、殺気がやばいのよね」

 

それもそのはず、一刀、恋に直属に調練受けている精鋭部隊で北郷軍最強の兵士達である

詳しくは後ほど。

 

梨晏「十字兵の人達と鍛錬したけどわたしの一撃普通に受け止めれるんだよ・・・

自信なくしちゃうよ〜」

 

千登里「そうですね・・・新兵を最初から参加させるのは少し様子見てみます?」

 

月音「いや、悪い事では無いんだよ・・・早期に力をつけれる利点もあるし」

 

星「それはあるな・・・この前賊退治に経験をさせる為に連れてったのですが

我が隊より活躍したのは事実なのですよ」

 

詠「まあ最初から恐怖を知ってればね、賊なんて大した怖さじゃないよね」

 

一刀「稟はどう思う?」

 

稟「私は十字軍との調練賛成派ですね」

 

風「風は反対の賛成ですね〜」

 

一刀「どう言う事?」

 

風「確かに早期に成長させる事は良いですが〜力を持たせ過ぎると

何があるか分かりませんからね〜」

 

詠「一理あるわね・・・絶対は無いからね」

 

稟「なら十字隊の調練に入りたい者だけにするのが一番ですね」

 

風「ですね〜妥当かと〜」

 

詠奈「分かったわ、それで行きましょう」

 

一刀「任せるよ」

 

千登里「次に周辺諸国の状況ですが

現在黄巾党一部が占拠している鉅鹿、山陽を根城にしている状況ですね」

 

一刀「(泰山に近いな・・・確保しときたいな)」

 

千登里「そして黄巾党本隊の根城は・・・南陽です」

 

詠「南陽か・・・確か袁術が行方不明になってたわね」

 

稟「ええ、黄巾党に南陽を落とされ、それに乗じて孫策が謀反を起こし、

その後は行方不明に・・・その後孫策は襄陽を制圧し周辺諸国を瞬く間に

制圧したとの事です」

 

一刀「ふむ・・・(流石周瑜だな)」

 

月音「曹操は?」

 

詠奈「周辺で謎の謀反、黄巾党の出現でかなり状勢は厳しいですね」

 

一刀「なあ、劉備は?」

 

千登里「劉備?・・・ああ義勇兵を募ってそのまま幽州の公孫賛殿の所に居るとか」

 

一刀「そうか・・・なら鉅鹿、山陽取りに行くか?」

 

詠奈「そうですね、僕も賛成です」

 

風「黄巾党の根城なら〜貰っちゃいましょう〜」

 

一刀「分かった、軍配は・・・千登里に任せる」

 

千登里「はっ!」

 

一刀「詠奈はそのまま全体の指揮を」

 

詠奈「はいっ」

 

一刀「よし!2刻程休んで最軍議だ」

 

しばらくして・・・

 

 

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王座の間

 

千登里「では鉅鹿方面には

武将 梨晏 月下 心

 

軍師 風

 

私で行きます」

 

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詠「では次は山陽方面ね

 

武将 恋、月音、星

 

軍師 稟 

 

救護 月

 

そして僕が入るわ」

 

 

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詠奈「僕とお父さんはこちらに残ります」

 

星「山陽だけ手厚いな?」

 

恋「・・・危険」

 

詠奈「恋母さんと心の勘が一致したのよ」

 

心「コクッ」

 

恋「・・・山陽臭う」

 

一刀「ひょっとしたら・・・」

 

詠「十中八九奴らが絡んでるわね」

 

詠奈「はい、お父さんに出てもらおうと思ってましたけど

恋母さんの提案で残って貰います」

 

星「ふむ・・・二人の勘が同じなのは怖いな・・・」

 

稟「なので十字隊はこちらにほぼ投入します」

 

月音「鉅鹿は大丈夫なん?」

 

心「心居る・・・」

 

月音「ああ〜まあ大丈夫か」

 

パンッ

 

一刀「よし!では各自軍備をして出発してくれ」

 

こうして二面作戦が始まった。

 

 

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鉅鹿方面 

 

武将 梨晏 月下 心

 

軍師 千登里 風 

 

周囲の邑はあらかた鎮圧し、鉅鹿のみとなった。

 

 

梨晏「ねぇ・・・此処が本命だと思う?」

 

千登里「どうでしょうね・・・やはり外れの

気がするわね・・・」

 

月下「風さんはどう思います?」

 

風「ぐう〜zzz」

 

梨晏「寝ないの!」

 

ペチッ

 

風「おおっ!」

 

梨晏にチョップされて起きる風。

 

風「なかなかのツッコミをお持ちで・・・」

 

梨晏「で、風はどう見る?」

 

風「風も此処は外れだと思うのですよ〜

・・・そもそも当たりなんであるんですかね〜」

 

風の言葉に3人は疑問に感じていた。

 

そして梨晏が進んで行く。

 

梨晏「では、そろそろ舌戦でもしてくるかね。」

 

・・・北郷軍1万VS黄巾党3万・・・幕をあける。

 

 

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梨晏「我は北郷軍が将!太史慈である!黄巾党のゴミ共よ!

 

降伏しなければこの天戟の餌食となれ!」

 

し〜〜ん・・・

 

梨晏「どうやら、投降する気は無い様だね・・・千登里!」

 

千登里「梨晏は左翼に十字兵、重槍兵を!風は右翼に同じく十字兵、

重槍兵を!心はそのまま騎馬隊で本陣に突っ込みなさい!

月下は騎弓で援護を!」

 

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千登里「全軍!突撃!!」

 

北郷兵『おおおおおおおおおーーー』

 

ドドドドッ

 

十字隊とは、一刀の直属の兵で苦しい鍛錬に耐えながらあらゆる格闘術を身につけた集団。

 

一刀直々に教えて貰えると言う事で隊に入りたい志願者は事が多いが、

 

結果が付いて来ない者はそのまま、十字隊を強制的に抜けさせられ、他の隊に配属される。

 

十字隊に入れるのは極僅か、入れたとしても地獄の特訓が待っている。

 

時には殺し合うこともする。そのせいか、死の恐怖もない程に。

 

死の恐怖の在念が無い兵は恐ろしい程。

 

死地から生還しても更に地獄の特訓が待っている。

 

そしてここの隊で欠かせないのが団結である、仲間一人一人を思いやる事。

 

地獄なのに兵達はなぜか逃げる事はない、兵達は揃って呟く。

 

『北郷様が死ねと言うなら死ぬ!あの方が死ぬ時は我らも死ぬまで!』

 

そして、、武器は二刀流、十字槍、弓、体術を武器として戦う。

 

1人で兵50人は余裕で倒せる程の実力なので、他の隊に10いれば500以上は倒せる。

 

しかも、相手は負傷が殆どで、手加減をしている。

 

だが、死にたい奴、極悪には引導を渡してやれとも言われている。

 

騎馬、弓、騎弓、歩兵はもちろん多才の武器も扱える。

 

まさに北郷軍が誇る精鋭部隊で後にこの大陸に轟く事になる。

 

・・・・・『北郷に歯向かうと天罰が下る』と。

 

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千登里 「十字隊が居ますし、問題ないでしょ・・・月下!」

 

月下「はい!中央の心を援護します!全軍!足並み揃えて突撃してください!」

 

月下隊『おおおおおおおおっ』

 

 

 

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???「そこの女!止まれ!」

 

心「・・・?」

 

張宝 「我の名は張宝!勝負願おう!」

 

心「・・・お前を倒せば終わり」

 

ジャキッ

 

張宝「勝負!はぁぁっっ」

 

カキンカキンカキンカキン・・・

 

心「・・・お前、弱い・・・心はもっと強い」

 

心は遊んでいた・・・子供だから仕方ない・・・

 

張宝「ぐっ・・・おのれ!!!」

 

そして、千登里が黒羽扇で斜めに払う・・・これは殺せの合図。

 

心「・・・死ね」

 

ザシュッ

 

張宝「かはっ」

 

バタンッ

 

一瞬だった・・・そのまま首は飛び、お腹あたりが半分に割れていた。

 

心「えっと・・・討ち取ったぞ〜・・・」

 

心兵『おおおおおおっ』

 

 

 

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そして・・・たったの二刻・・・3万の黄巾党・・・

 

篭城をしていたはずが・・・『全滅』

 

心が門を破壊し十字隊が瞬く間に制圧していった。

 

味方死者0・・・負傷者100人弱・・・ほとんどのものが軽傷で済んでいる・・・

 

梨晏「ああ〜!歯ごたえ無さ過ぎ!

私も一騎打ちしたかった〜心に全部取られたわ。」

 

千登里「今回の功績は心よ?たくさん食べなさい」

 

心「・・・いっぱい食べる」

 

そして、千登里は確信を持てた・・・そして詠奈から渡された紙で星に連絡をする。

 

千登里も気が使えるが微々たる物・・・だが、通信するのには十分だった。

 

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通信中・・・

 

千登里「星、十分に注意して下さい、おそらくそちらが本命だと思います・・・

 

張宝は居ましたけど、女性では無く男でした・・・偽物ですね・・・」

 

星【そこら辺は主が何とかしてくれてるだろう。】

 

千登里「そうですね・・・武運を・・・」

 

星【あい分かった。】

 

ツーツーツー

 

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心は月下に頭を撫でられながら、母親が居る方向に、ドヤ顔をした。

 

そして、兵、武将達の笑いは続く・・・

 

千登里はもしもの時の為に兵を動かした。

 

千登里「梨晏・・・全十字隊を山陽に!」

 

梨晏「?分かった。」

 

千登里「(打てる手は打った・・・後は祈るのみ・・・)」

 

-20ページ-

 

???「良い匂いがするのじゃ〜」

 

???「ちょこっとだけおすそ分けして貰いましょうか〜お嬢様。」

 

???「それは良い考えなのじゃ〜うはははっ」

 

 

-21ページ-

 

 

山陽周辺

 

武将 恋、月音、星

 

軍師 詠、稟 援護+治療 月(懐に式紙約10枚ほど)

 

+十字隊500(守護権補給)兵力12万内十字隊2000

 

相手 武将 張角、徐晃、徐庶 軍師・・・徐進 総合20万・・・

 

歴史に残るほどの大戦が今始まる・・・そして月音には悲しき戦に・・・

 

-22ページ-

 

山陽平地

 

稟「多いですね。」

 

月音「多いね〜」

 

恋「・・・全部倒すだけ」

 

星「恋、なかなか良い事を言うな・・・全くその通りだ。」

 

詠「ちょっと!遊んでる場合!」

 

星「はぁ〜・・・詠はせっかちだな・・・」

 

詠「ちょっと星!聞こえてるわよ!」

 

星「なんとも地獄耳・・・」

 

詠「早く行け!」

 

詠は赤くなりながら怒鳴っていた。

 

月「へぅ〜詠ちゃん〜怒り過ぎだよ〜」

 

詠「ゆっ月まで・・・」

 

月音「だよね〜w」

 

詠「・・・後でお尻叩くからね・・・まあ・・・

 

この戦で功績を上げればチャラにしてあげるわ」( ̄ー ̄)

 

月音「よっしゃ!掛かって来い!」

 

詠「言う事だけは聞きなさいよ!」

 

月音「ラジャっゝ」

 

月「へぅ〜」

 

恋「・・・zzzz」

 

そして、星の舌戦が始まる

 

-23ページ-

 

星「賊どもの阿呆共よ!貴様らは罪の無い人々から略奪の限りを繰り返し!

 

あまつさえ、のうのうと生きるなど!片腹痛いわ!

 

貴様らみたいな小物じゃ、この北郷軍が将!趙子龍の前では触ることも出来まい!

 

命が惜しいくば此処から立ち去れ!小物が!」

 

-24ページ-

 

月音「星さんも実はうっぷん溜まってる?」

 

月音はニヤニヤと笑う。

 

詠「はぁ〜」

 

詠は呆れていた。

 

月「へぅ〜」

 

月はいつも通りだった。

 

恋「・・・b」

 

恋は・・・まあいつも通り。

 

星「でわ、詠合図を」( ̄ー ̄)

 

詠「・・・北郷軍の兵士よ!無駄死にするな!死ぬ時は相手を道連れにしなさい!

 

行きなさい!・・・全軍・・・突撃!!!!」

 

北郷兵『おおおおおおおっ』

 

詠「星は右翼騎馬隊と十字隊で何とかしなさい!敵が多いわ!

気を付けなさい!月音は左翼!歩兵が多いわ!

裏があるかもしれないから重槍隊、十字隊で騎弓を率いなさい!

死ぬんじゃないわよ!恋は十字隊と自隊を連れて敵陣突破なさい!

稟は悪いんだけど月音の補佐をお願い、まだまだ巣立ちしたばか

りだから・・・ 」

 

稟「ふふっ心配性ですね、任されました」

 

星「行って参るぞ」( ̄ー ̄)

 

月音「詠おっかあ、行ってきま〜凛さん行こ」

 

恋「・・・行く」

 

詠「月はそのまま治療に専念して!」

 

月「うん!」

 

-25ページ-

 

右翼

 

ザシュッキンッシュッキンッ

 

そこへ徐晃が現れた。

 

徐晃「おまえ〜」

 

星「何かな」

 

徐晃「シャンと戦って〜徐晃って言うの」

 

星「今は忙しいのだがな・・・はぁ〜」

 

徐晃「むっ・・・シャンは強い」

 

ブォンっ

 

スカッ

 

徐晃は攻撃をするが星はひらりっと避けていた。

 

星「遅い遅い!その程度では背は伸びんぞ・・・

 

おっと口が・・・」( ̄ー ̄)

 

徐晃「むむむっ・・・」

 

ブォンブォンブォンッ

 

そして、避けられ・・・避けられ・・・

 

徐晃「この!」

 

ブォンっ

 

星「あっほいっと」

 

スカッ

 

徐晃「むむむむむっ〜」

 

ブォンッ

 

星「あっひらり」

 

スカッ

 

徐晃「む〜〜〜〜〜〜〜!」

 

星「だから忙しいと言っとるだろ。」

 

徐晃「えい!えい!えい!!」

 

スッスッスッ

 

星「猪武者よの〜・・・」

 

徐晃「・・・倒す」

 

星「はあ、時間があまりないんだがな・・・一撃でケリをつける・・・来い!」

 

徐晃「はぁぁぁ」

 

スカッ

 

徐晃「!」

 

星「はぁぁぁぁ!」

 

カキンッ

 

カランッ

 

徐晃「まけた・・・」

 

ドンッ

 

バタンッ

 

星「はぁ・・・敵将徐晃!北郷が将!趙雲が討ち取ったり!

 

全隊!私に続けー!投降する者には構うな!一気に殲滅して行くぞ!」

 

趙雲隊・十字隊『おおおおおおおっ』

 

 

-26ページ-

 

 

左翼

 

月音「ちょっとそこのあんた?」

 

徐庶「・・・」

 

月音「聞こえてる〜?お〜い・・・耳遠いの?」

 

徐庶「・・・」

 

月音「名前は〜?」

 

徐庶「徐庶・・・」

 

月音は気づいた・・・気を感じられない事に・・・

 

正気を失っている事に・・・そして、まるで人形の様に。

 

ジャキッ

 

徐庶が構えたが月音も悟ったのか・・・真面目モードに・・・

 

そして勝たなきゃいけない・・・そう言う気がしたのだ。

 

月音「・・・北郷月音・・・参る!」

 

カキンッカキンッカキンッ

 

月音(この子・・・なんで泣いてるの・・・)

 

そう、徐庶は泣きながら戦っていた・・・心が痛い・・・月音はそう思った。

 

カキンッカキンッカキンッカキンッ!

 

もう既に数十合打ち合っていた・・・月音にとっては倒すのは容易いが・・・

 

涙を見たせいで戦意喪失しそうな勢いに駆られてた。

 

そこは父親譲りなのか・・・ただ優しいだけなのか・・・

 

そして・・・徐庶の口から信じられない言葉が返って来た。

 

徐庶「・・・ころし・・・て」

 

月音兵A「月音様!敵にどんどん押し切られてます!これ以上は持ちません!」

 

カキンッカキンッ

 

稟「月音はそのままその子を、我が隊で抑えます・・・好きな様にしなさい」

 

稟は優しい顔で月音を見た。

 

月音「稟さん・・・ありがとう稟母さん!」

 

月音は覚悟を決め抜刀術の構えを取った。

 

稟「もう少し踏ん張りなさい!詠が援軍出してくれると思うから!

少数残って!後は何としてでも押し切りなさい!二人一組で当たれ!」

 

郭嘉隊・月音兵達『応っ!』

 

稟「(稟母さんか・・・良いものですね・・・ふふっ)」

 

詠「遅くなったわね!」

 

稟「良いタイミングです」

 

 

-27ページ-

 

 

月音「・・・」

 

徐庶「こ・・・して」

 

徐庶は目が晴れ上がっていた・・・涙は枯れているのだろう・・・

 

だが・・・攻撃し続ける・・・無心に・・・

 

そして月音は鞘で受け止めている。

 

カキンッカキンッカキンッカキンッカキンッカキンッ・・・

 

何刻打ち合ったのか忘れた・・・でも疲れは全くない・・・

 

月音兵A「月音様!大丈夫ですか!」

 

月音「大丈夫」

 

月音兵A「・・・勝てますか?」

 

月音「私を誰だと思ってるの?北郷月音!・・・お前には・・・妻や子供がいる?」

 

月音兵A「ええ、妻と子供3人います子供達は北郷様の兵士になるのだ!って言っています」

 

月音「・・・そう・・・良い家族だ・・・」

 

月音兵A「はいっ!・・・月音様はどうですか?」

 

月音「もちろん!好きさ!おっかあ達も姉達も妹だって・・・おっとうも!」

 

月音は笑顔で笑う。

 

月音「あんがとう・・・疲れが取れた。」

 

月音兵A「いえいえ、北郷様のご息女をお守りするのが我らの仕事です!だろ!皆!」

 

月音兵達『おおおおおおおっ』

 

月音兵B「我らが命に変えてもお守りします!」

 

月音兵C「だから安心して戦ってください!」

 

月音は涙ぐむ・・・おっとうはこんなに良い事を体験してたのか・・・

 

そしておっかあと逢い・・・結ばれ・・・姉が出来私が産まれた・・・

 

思い出せ・・・思い出せ・・・

 

 

-28ページ-

 

 

月音回想開始

 

北郷家庭

 

あたしは当時4歳だった・・・

 

月音「おっとうは何で強くなったの?」

 

一刀の膝に座り撫でられながら聞いた。

 

一刀「そうだな〜最初の方は何で強くなったのかはわからないな〜

 

剣道しかやる事なかったしね。」

 

一刀は月音の頭を撫でる。

 

一刀「でね、外史と言う三国志の世界に飛ばされたんだ。」

 

月音はキャッキャ言いながら言った。

 

月音「おっかあと逢ったんだよね。」

 

一刀「そうなんだけどね、最初にあったのは、違う人達だったのだよ。」

 

月音は真面目に聞いていた。

 

一刀「最初から最後まで支えてくれた人達だったんだ。」

 

月音「?」

 

一刀「もちろん、お母さん達もね。」

 

月音「へぇ〜」

 

一刀「ある人達が外史と言う名の真実を知り・・・そして俺は・・・」

 

一刀は泣いている事に気づいてはいなかった。

 

月音「おっとう〜どこかいたいの〜?」

 

心配そうに頭を撫でる月音。

 

一刀「ありがとう・・・強くなる事は良いけど、強くなるなら、誰かを守りたい!

と思いながら練習すると良いよ・・・答えが直ぐに見つかるから・・・そして心もね。

月音がもし、守りたい人が出来たら躊躇するな、躊躇すれば、直ぐに崩れ去るぞ。」

 

月音回想終了

 

-29ページ-

 

 

月音「(な〜んだそう言うことか〜・・・ならば!行くしかないっしょ!北郷月音!ガンバッ!)」

 

徐庶「・・こ・・して」

 

月音「やっぱり君を救う方法は分からないけど・・・」

 

月音は刀を捨てた。

 

月音「(出来るはず・・・)北郷流・・・気功術・・・翔華」

 

ドゴーーーーンッ

 

一瞬だった・・・徐庶は空に舞う・・・そして・・・落ちる・・・

 

バタンッ

 

月音「ごめんね・・・私も守りたいものがあるからさ・・・」

 

月音兵A「・・・月音様」

 

月音「分かってるよ・・・今はお休み」

 

月音は大きく息を吸い高らかに叫ぶ。

 

月音「敵将!徐庶!北郷の娘!月音が討ち取ったりーーーーーー!」

 

兵士達も一緒に喜ぶ・・・月音と共に・・・

 

 

 

 

 

 

 

-30ページ-

 

 

 

 

 

 

 

 

斥候「伝令!月音様が徐庶を打ち取りました!」

 

詠「そう!(よく頑張ったわね・・・月音)

 

稟「これで残るは・・・」

 

斥候「伝令!敵右翼より援軍を確認しました!」

 

詠「なんですって!」

 

稟「数は?」

 

斥候「それが・・・5万です!」

 

詠「そんな・・・」

 

稟「直ぐに左翼の部隊を戻る様に・・・」

 

斥候「伝令!左翼にも敵の増援です!数3万!」

 

詠「くっ・・・」

 

稟「(打開策はあるはず・・・)」

 

斥候「伝令!」

 

詠「今度は何!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斥候「後方から7万の敵兵が!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詠「そんな・・・月!」

 

説明
早いですが大体ペースは1日ペースで投稿出来ればなと
(まあ修正してちょろっと追加するだけですが)
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郭嘉 趙雲 程c 恋姫†無双 太史慈 北郷一刀 曹操 

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