?34 怪しい影 |
説明 | ||
-夕刻 住宅街- 今日も無事にバイトを終え帰宅 そろそろ自分の家も近い と その時、目の前に男女が あれは凛花さんと 誰だろう? 男の派手な格好からすると、ナンパだろうか 咄嗟に身を隠す いざとなったら助けねば しかし、聞こえてくる会話内容が、それを否定した 凛花「ですから お嬢様はまだ、学校からお帰りになってません」 男「俺のことは聞いてるだろう」 凛花「ええ、少しは」 男「ったく、婚約の場では恥かかせやがって 仕方ねぇからこうして来たってのに留守かよ」 凛花「…」 例の、結婚させられそうになった男ってこいつか なんか、とっても嫌な奴だな…彼女が嫌うのもわかる 男「ったく、時間がねぇってのに。ちょうどいいや 今日はお前にも話がある 俺と深雪はいとこ同士で 俺の親父があいつの親父…髭面の兄ってわけよ 三兄弟で、その上に長男もいたようだが 俺の小さいころに死んじまったらしい で、御堂家の結束を固めるために、婚姻話が出たってわけさ」 凛花「はい…」 男「今のじじい…俺たちの祖父がもう長くなくてよ、どうやら後継は 長子相続が伝統らしいんだが、順番的に1位の俺の親父が 入院しちまってよ、会社の舵取りは不可能 で、そうなると あの髭面の番、ってわけだが 深雪の親父はジジイとは険悪らしいから うまく取り入れば、後継になれるんだよ、この俺が お前の親父だってうちの会社の役員だろ、見返りは約束する 悪い話じゃ… ん?」 (まずい) 真剣に聞いてたので、ついつい身を乗り出して 目があってしまう 男「誰だてめぇは、あぁん?」 凛花「あっ」 男「なんだ、知り合いか」 凛花さんを一瞥するも、俺を凝視するのはやめない ここは… 1. 深雪の恋人と言ってみる 2. 逃げよう 3. 凛花さんの婚約者ですって誤魔化す +++ 近所のスーパー巡ってもタマゴが売っていない>< 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited. |
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コメント | ||
>ふかやんさま こいつがラスボスだとしたら、貴方の相手にもならなそうなへっぽこさんですね〜(みらくる☆) >mokiti1976-2010さま もちろんですね ガツンといってやりましょう!(みらくる☆) これは失礼、ですが随分と性根の腐った話をしているものですから、耳についてしまいましてね。(ふかやん) よし、此処は1でいってみましょう。こんな男に深雪さんはもったいない。(mokiti1976-2010) |
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