お久しぶりですラウル隊長。いえ、今はラウル署長でしたね。

私が消防の仕事を離れ、自然保護官の仕事に就いてからもうどのくらい経つのでしょう？

その節は、私のわがままを聞いて下さり本当にありがとうございました。保護官の仕事は大変ですが、ミランシャ隊長やナディさんたちと力を合わせ、毎日楽しくやっております。

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グレイス「どの写真も楽しそうね。マイちゃん元気そうでよかったわ」

ラウル「だな」

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もしよろしければ、今度グレイスさんとご一緒に自然保護区に遊びに来て下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイ・シューティングスター

そして翌朝。

マリア「えっ、あたしとタカヤが自然保護区に？」

ラウル「ああ。本当は私たち夫婦が誘われたんだけど、署長と副署長が揃って署をあけるわけにはいかない。そこで、君たちどうかなと思って。あちらさんには私の方から話しておくから、一週間ぐらい行っておいで」

マリア「一週間！？　しかし」

ラウル「なあに、他のメンバーもいるし、何かあった時は私とグレイスも現場に入るから。タカヤ、君はどうだ？」

タカヤ「もちろんOKです！　自然保護区か、ヒャッハー！」

マリア「もう、タカヤったら。では、お言葉に甘えさせていただきます」

ラウル「そうか。大都会ラミナ市とは違う大自然の中で得るものもまたあるだろう。行ってきなさい」

マリア、タカヤ「はいっ！」

一週間後、自然保護区ANCFベースキャンプ。

マイ「お久しぶりですマリアさん、タカヤ君」

マリア「お久しぶりマイちゃん。元気にしてた？」

タカヤ「これから一週間お世話になります！」

ナディ「マリアもタカヤもよく来た！　ミランシャタイチョーから、マイと二人でお前たち二人のお世話係頼まれた。分からないことあったら何でも聞け！」

マリア「はい、よろしくお願いしますナディさん」

タカヤ「よろしくお願いします！」

マイ「二人とも長旅で疲れたでしょ？」

タカヤ「疲れたも何も、RS隊本部からマリア隊長と交代で運転してきたけど、合計12時間はさすがにねえ。はぁ…」

マイ「うふふｗ　ゲスト用のお部屋にご案内しますから、まずはゆっくり休んで下さい」

ナディ「ナディ、二人の荷物運ぶの手伝う。車、あっちだな！」

ダッ！

マイ「あ、ナディさん！　もう、ナディさんったら張り切っちゃってｗ　一息ついたら、お二人のこと皆さんにご紹介しますね」

マリア「よろしくね」

タカヤ「俺、超人見知りするタイプだから、上手くやっていけるか不安だなあ」

マリア「…。RS隊の、学校のクラスの超ポジティブボーイが何言ってんだか」（ペシッ！）

タカヤ「デヘヘヘヘｗ」

ナディ『うわあーっ！！』

三人「！？」

マイ「あの声は！　ナディさん！！」