魔法少女リリカルなのは〜愛する者の為に〜 四章「でたよ、KY少年・後」 |
魔法少女リリカルなのは転生物語四章「でたよ、KY少年・後編」
暗雲立ち込める公園の上空で二人の魔導師が対峙していた
はやと「んなら早ようやろうや、こちとらもうフェイトをやられて我慢の限界なんよ」
そういってエリナケウスをクロノに向ける
・・・ちなみに俺は怒ると関西弁になる
クロノ「こんな事をしてただで済むと思うのか!!公務執行妨害で逮捕だぞ!!」
はやと「へ〜、だからなんなん?そんな事は関係あらへんよ。ただ僕が許せるか許せないかの問題や
だから早く構えや」
再び催促する
クロノ「・・・仕方ない、君を倒して大人しくしてもらう!!」
クロノもS2Uを構える
はやと「やっとやる気になったんか、んならさっさと倒して家に帰らせてもらうわ。
ラン、ダガーモードや!!」
ラン『はい!』
エリナケウスの銃口の下辺りに十五pぐらいの魔力刃が現れる
はやと「ほな、いくで!!」
クロノに一気に近づく
クロノ「こい!」
クロノもこっちに駆けて来る
フェイトSIDE
フェイト「う・・・うう・・・・・アル・・フ?」
アルフ「フェイト!?よかった、気づいたんだね!」
アルフの腕の中で気絶していたフェイトが目を覚ます
それを見たアルフは、嬉しさの余りフェイトに抱きつく
フェイト「ちょっ、アルフ、くっ苦しい」
余りの嬉しさに思い切りフェイトを抱きしめるアルフ
抱きしめられたフェイトは、見たまんまのまま苦しそうだ」
フェイト「あ!そういえばジュエルシードと時空管理局はどうなったの!!はやとは!!」
気絶する前を思い出しフェイトは慌ててアルフに聞く
アルフ「ああ、ジュエルシードならはやとが回収したよ」
フェイト「よかった・・・」
そっと胸をなでおろす
フェイト「それではやとは!!」
アルフ「はやとならあそこだよ」
そういって上空を指差す
フェイトが指差す方を見るとそこでは、はやとと時空管理局が戦っていた
フェイト「はやと!?なんではやとが戦ってるの!!」
アルフ「フェイトが撃墜されたからだよ」
フェイト「えっ?」
その一言に目を丸くする
アルフ「はやとはフェイトが撃墜された怒りで戦ってるんだよ」
フェイト「なんで私が倒されたからって、はやとが戦ってるの?」
アルフ「はやとは、フェイトのことが好きだって」
フェイト「えっ?」
アルフ「あいつと戦う前にはやとが言ってたんだけど、はやとはフェイトの事が好きだって言ってた」
フェイト「えっええ〜〜!!!」
ドォーン!!
フェイトが顔を赤くしながら大声を上げたのと、上空で爆発が起こったのは同時だった
はやとSIDE
はやと「まにあってよかったわ〜〜〜」
そう、実際ギリギリだったのだ、不意をつかれあわやあたる寸前だったのだ
こっちは殆ど無傷、対するクロノは対照的に傷ついている
はやと「どうしたん?管理局の執務官はこんなもんかい!!こんなんじゃお前の親父さんも報われへんな!!」
クロノ「お前に父さんの何が解るというんだ!!」
はやと「解るわ!!闇の書を護衛している途中に暴走に巻き込まれ無様に死んだ執務官やろが!!」
クロノ「貴様!!」
その言葉に更に怒りを露にする
はやと「(あらあら、そんなに怒ってたんじゃ、当るもんもあたらへんわ)」
さっきより更に多くのスティンガーレイがクロノの周りに現れる
はやと『ああ、もう飽きたな〜、ラン、そろそろ決着つけようか〜』
ラン『はい、それでどうしますか?』
はやと『そやね〜、バインドで拘束後、エリナケウスの最大出力の砲撃で撃破でええやろ
バインドのプロテクト数は300で頼むわ』
ラン『解りました』
念話を打ち切る
はやと「ほら、かかってきいや!!」
挑発する
クロノ「〜〜!!!」
更に頭にきたようで、その全てを考えもせずに飛ばしてくる
はやと「(ラン、タイミング合わせや!!)」
ラン「(はい!!)」
先ずは正面から向ってくる、五発をダガーで打ち落とす
クロノ「まだまだ!!」
今度は左右、前後から向ってくる
はやと「あまいわ!!」
ギリギリまで引きつけ、上に跳んで交わし、全てを相殺させる
はやと「今や!!」
その言葉で、クロノの両手両足にバインドが現れ、クロノを拘束する
クロノ「くっ!!」
どうやら必死にバインドをブレイク使用としているらしい
はやと「無駄やで、それのプロテクトは300や」
クロノ「なっ!!」
クロノが驚いている、それもそうだ、プロテクト300のバインドなど本人にしてみれば初めてだろう
はやと「まっこれで終わりや、エリナケウス最終シークエンス発動」
ラン『はい』
二丁のエリナケウスを重ねると一つの大きな銃になった
はやと「次までに強くなってきぃ、っまそれまでにまた会う機会があったならの話やけど」
クロノ「くそ!くそ!!」
必死にバインドをブレイクしようとするが、いかせんプロテクト数が多く、ブレイクできない
エリナケウス・ハイの銃口の先に大きな魔力弾が形成される
はやと「ほな、さいなら〜〜」
クロノ「くそー!!!」
トリガーを引きクロノに放つ
大きすぎる魔力弾はクロノに当たる
そこではやとは後ろを向く
はやと「チェックメイトや」
ラン『そうですね』
すると背後で凄い爆発が起きた
はやと「とりあえずフェイトのところにいこか」
ラン『はい』
フェイトのところに降りる
はやと「フェイト、気づいてたのか?」
アルフの隣に目を覚ましたフェイトが立っていた
何故か顔を俯かせて、顔を赤くしながら
はやと「フェイト、どうかしたのか?」
フェイト「〜〜!!」
何故か後ろを向く
はやと「俺、なんかした?」
アルフ「それは、私が説明するよ」
はやと「なんでなんで?」
アルフ「言っちゃったんだよ」
はやと「何を?」
アルフ「はやとがフェイトの事を好きだって事」
はやと「・・・・」
アルフ「・・・・」
フェイト「・・・・」
沈黙が奔る
アルフ「とりあえず、家に戻ろう?」
はやと・フェイト『あ、うっうん』
アルフが何時までもボーっとしている二人に話しかけ、転移魔法を唱える
次の瞬間には、三人の姿は無かった
ちなみに、クロノはバインドで今だ拘束されたままボロボロのまま放置されていた
そして未来の魔王様と不憫な子は、今の戦いに圧倒されすぎて、リンディから通信が来るまでボーっとしていた
家に着き、一段楽したのはいいんだが・・・・
はやと「・・・」
フェイト「・・・」
この空気、どうしたらいいんだろう?
確かにフェイトの事は好きなのだが、それは自分で直接言いたかった
だが、アルフが言ってくれやがったおかげで、物凄く居た堪れない空気が流れている
まじで、どうしよう・・・・
フェイト「あのさ、はやと?」
はやと「なっなななななななななんだ!!」
突然話しかけられたため、驚いてしまう
フェイト「屋上で、話さない?」
はやと「あっああ、いいけど」
フェイト「それじゃ、行こう」
フェイトを先頭に屋上に向う
ちなみにアルフは部屋で留守番だ
屋上に着く
夕方の背景をバックに俺とフェイトは向き合っている
フェイト「聞きたいことがあるんだけど、いい?」
はやと「いっいいよ?」
フェイト「なんではやとは、私の事が、あの、その・・・・・・すっ、好きなの?」
フェイトの顔はもう真っ赤だ
はやと「えっと、それは〜〜〜〜・・・・・・」
耳が熱い、多分俺の顔も真っ赤だろう
フェイト「それは?」
はやと「始めてあった時からフェイトの事がなんかかわいそうでほっとけなかったんだ」
フェイト「・・・・うん」
心なしか、フェイトの顔が少しだけ微笑んでいる気がする
はやと「それで、常にフェイトの事を気にかけてたんだ」
フェイト「・・・うん」
はやと「何時からかフェイトの事が好きになってた」
フェイト「・・・・」
はやと「改めて今此処で言うよ、俺八神はやとはフェイト・テスタロッサの事が好きです」
フェイト「・・・・私もね、実は言うとはやとの事が何時の間にか好きになってた」
はやと「それじゃあ!」
フェイト「・・・うん。これからもお願いします」
そういってお互いに近づき、抱きしめあった
アルフ「よかった、よかったね〜〜フェイト〜〜〜〜」
フェイトさんの使い魔はその様子を屋上へと続く、扉の影から見ていましたとさ
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後編です 今日こそは全部書ききってやる!! |
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コメント | ||
´ω`)っYYc(´ω` 二人の幸せを祈ってかんぺ〜♪クロノ・ハラオウン去年9歳?wwww(鎖紅十字) 展開早!(zendoukou) お幸せに〜♪・・・・さようなら、クロノww(韻) 兄妹でも良かったけd(ry クロノは・・・・ずっと放置でいいよw(picchi) 2人くっついたか、そしてクロノ哀れww(taitan) 顔を真っ赤になるお二人に、乾杯www(ほわちゃーなマリア) |
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