厨房。

ウー「あのお客さん、さっきからずっとスマホで写真撮ってますよ。ありゃSNSに上げてるんでしょうねえ」

リンリン「別にいいじゃないか。どんなことをしても、お客の勝手さ」

ウー「まあ、そりゃそうですけど」

客の豚男「はあー腹一杯やでｗ　さてと…」

ダッ！！

ウー「あ、食い逃げ！！」

客の豚男「ほい、さよならやでーｗｗｗ」

リンリン「あんの豚！　クソッ、すっかり出遅れちまった！」

客の豚男「はーい、さよならやでーｗｗｗｗ」

ウー「ハア、ハア、ハア…ダメだ！　このままじゃ逃げられちゃいますよ店長！」

リンリン「クソーッ、待ちやがれ食い逃げー！！」

客の豚男「ウェーイｗｗｗｗバーカｗｗｗｗバーカｗｗｗｗバーカｗｗｗｗバ

バキッ！！！！！

＜Just in＞

「蛭島長官またまたお手柄！　中華レストランの食い逃げ男をワンパン逮捕！」

リンリン「いやー、助かったよ長官！　あの豚男、みっじかい足の割には逃げ足が速くてさ」

長官「こんなのどうってことないですわｗ」

リンリン「さ、どんどん食べとくれ。お代はいらない、今日は全部あたしのおごりだ！」

長官「ありがとうございます。では遠慮なくいただきますね」

リンリン「ああ！　ウー、料理どんどん持ってきてくれー！」

ウー「へーい！」

テーブルに料理が山と載せられていく。

長官「あーおいしい！　あれもこれも最高ですわ！　おかわりお願いしまーす！」

リンリン「おかわりだよウー！」

・・・・・・