?61 秋空のプロミス |
説明 | ||
凛花さんだけには真実を話そう 俺は昨日の暴漢事件を隠さず 洗いざらい話した 凛花「それは…」 彼女も俺と同じ犯人を予測したんだろう 表情が曇っていく 凛花「あの時、会わせなければ…」 「いや、どのみち深雪ちゃんの彼氏と勘違いしているんだ 排除してくる可能性はあったよ でも実力行使ってのまでは予想してなかった 足がついたら大変だしね でも、そこもうまく誤魔化してくるなんて」 責任を感じることはない でも彼女の悲しげな眼は 自分もその一端だと、俺に強く感じさせた 凛花「お話してくれて、ありがとうございます 貴方にはこれ以上、迷惑はかけられません 私には私のできることを、させてもらいます」 「無理はやめてほしいんだけど…」 凛花「大丈夫です 貴方に危害が及ばないように 行動をするだけです」 「…」 凛花「信用できませんか?」 「いや、君にも危害が及ばないかって 親御さん、御堂製薬の関係者なんでしょう?」 凛花「そうですね でも、こうなった以上 私の意思で動かないと 最大限 親にも迷惑が掛からないようにします 深雪ちゃんも、貴方も ちゃんと自分で道を決めて しっかり歩いている だから、私もできることをしたいんです なんて言ってますが、とりあえずは貴方の身を安全に。っていう その望みだけなんですけどね 私なら大丈夫ですから」 俺自身 そんなしっかり歩いているという 感覚はあまりないんだけどな… 俺と同じ大学に通う彼女だが、今日の授業にはまだ時間があるようだ くれぐれも無理をしないように言って俺は歩き出す その後、約束の日まで、俺に対する身の危険はなかった 彼女が一体どう動いてくれたのかを知るのは、もう少し先の話になる (続く) +++ 何気ない彼女の協力 でもこのあとちょっと展開変わったりするんです 立ち絵が欲しいとのお声あったんで立ち絵にしたんですが お話にあわせるの難しい〜 この時期本州でお仕事してた時期あるんですが、こっちよりぽかぽかして 過ごしやすかったのが印象的だったんですよ 今は違うのかな〜 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited. |
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コメント | ||
けど、どうか無理はしないでください。深雪も貴方の事を大切に思っているんですから。(ふかやん) >mokiti1976-2010さま 彼女も何をしたのか…次回から一気に対決日まで飛ぶ予定です!よろしくお付き合いください(みらくる☆) 凛花さんがどのように動いたのかは後の楽しみに取っておくとして…主人公君にとってはこれからが本番って事で色々大変そうですね。(mokiti1976-2010) |
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