祈る ムスリム
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説明
「僕は、すべての宗教を否定しているが、ムスリムの気持ちを代弁してみた」 例えば、6畳一間のアパートに2人で暮らすのが山手線内の人口密度(63kuに120万人)だとしたら、四畳半一間に大人3人と子供1人が住んでいるのがイスラエル ガザ地区の人口密度(36.5kuに200万人)だ。山手線内の 中央線で区切られた半分くらいの面積に札幌市すべての人数が居住している感じだから 過密な人口密度を想像出来るだろう。さらに その区画はフェンスで囲まれていて 軟禁状態になっている。その様子は天井の無い刑務所と比喩されている。食料も国連に頼っている現状況だ。皆が ハマスを非難しているが、一般のパレスチナのアラブ人は虐げられ続けて来た歴史がある。パレスチナの人々は我慢の限界かもしれない。そんな環境で育った子供がハマスに入る事は自然な成り行きかも知れない。一般市民を救う為に人道街道を造る案がでているが、難民キャンプに収用され 今よりも劣悪な環境に追い込まれるなら、反発しようとする機運が高まるだろう。ややこしいのは、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も同じ神ヤハウェを信仰しているので、同じ聖地を必要とすることになるのだ。それなのにその地エルサレムにユダヤ人が1948年にイスラエルという国を造ってしまった。同じく国を持たずに この地で暮らしていたパレスチナのアラブ人は、いざこざを避けるためにガザに押し込まれてしまったのだ。だが以前からモスリムにちょっかいを出しているのはイスラエル軍も同じではないか。もしこのまま 欲深いキリスト教徒がユダヤ教徒の味方をするようならば、アラブ人だけではなく地球上の全イスラム教徒が団結して 聖地を守る戦いに加わるかもしれない。そうなれば第三次世界大戦になるだろう。外部の者は なぜ同じ神を信仰している者同士で争うのかといぶかしがるが、信長の家臣同士でも戦っていたではないか。イスラム教徒はどこかの独裁者達と違い 他人の土地を無理矢理奪いはしない。キリスト教徒のように植民地化もしない。政治に利用もしない。純粋に主義主張の為に命懸けで戦うのだ。 今 世論ではハマスが一方的に悪だと言われて嫌われているようだが、勉強すると単純な問題ではないと すぐに解るはずだ。思慮深い日本は 従来通りにムスリムとの中立の立場を維持して、宗教問題は統一協会だけにすると良い。戦うのは山から出てきたクマだけで良いだろう。
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