先生の話を真面目
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説明
教育と洗脳は紙一重で ほとんど同じと言われている。だから 勉強熱心な親と子供ほど 暗示にかかりやすいようだ。勉強するほど深く騙されるとは、皮肉なことだ。知識を増やすことは生き方をも左右することだから とても重要な事だろう。でも 知識は自らの意思で学習しながら増やしてゆくものではないだろうか。だから 受験のために特化した知識や操作された学習内容を勉強させられたり、 国家の為に意図的に編集や改変された歴史を覚え込まされた子供たちは 不幸なことに考え方や性格さえも操られてしまうと思うのだ。こんなことを考えたのは、数日前に ある国が 愛国主義教育をするとニュースでやっていたからだ。愛国主義は良いが、国民に徹底させようと強要することが気にくわない。独裁者の常套手段だ。無垢な子供たちにこれを教育するというのは、洗脳以外の何物でもない。現場の教師が決められた教育カリキュラムを機械的にこなすなら、洗脳は成功してしまうだろう。教育熱心な親と勤勉で真面目な子供たちほど、昔の愛国心に溢れた日本人のように 国家の優秀な手先となり 無駄に命を散らしてゆくのだろう。だが 不真面目な教師や勉強ぎらいの生徒達、俗に言う不良がどれほど存在するかが鍵になるような気がする。反乱分子は何処にでもいて、その火種をくすぶらせている筈なのだ。 今の日本のように自由な物の見方ができると、多くの考え方が溢れ出てくる。幸いネットの普及で多くの情報を比べて 自由に自分で判断することができるようになった。ときには普通という概念さえもが否定されてしまう。義務教育だって 登校させる義務は親にあるから、子供は単なる学校へ行く権利があるだけだと言う。だから 小、中学校へなんか行かなくても良いのだと うそぶき 堂々と学校を休む子供もいる。なるほど 校外には学校とは違った学びもあるから、成長期には どんなことでもすぐ吸収してしまうだろう。それもまた 立派な学習だと思う。自分の好きなこと、興味のあることをどんどん学んで伸ばせば良いのだ。でも 好きなことばかりじゃなくて 幅広く見聞きすることは必要だと思うから学校には行った方が良いと思う。将来何が役に立つか分からないからだ。残念ながら今の社会は 洗脳カリキュラムから外れた者たちが 上手く適合できるようになるには まだ環境がととのっていないのかも知れない。 真面目で素直な子供ほど周囲に影響されやすい。誤ったことを覚え込まされると 一生引きずることになる。僕は真面目で素直な小学生の頃に 教師に洗脳されてしまったらしく、いまだに その呪縛から解き放たれずに苦しんでいる。その呪いの言葉というのは、、先生はこう言ったんだ。「みんな いいか、NHKなんて払うことないんだぞ。」
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