プラスティックゴミは何かと問題になる。コンビニのプラスティックスプーンやフォークが有料になった。レゴは2030年までに 環境に負荷の大きいABS樹脂から脱却して別素材にするという計画があったけど、断念したと発表している。レゴが世界中に環境破壊の元を撒き散らしてきた罪は大きい。でも当初は環境への影響などは気にせずに 企業なんだから売れるならそれで良い とどんどん売ってしまったのだろう。しかし一般人はレゴをある程度の量を持ってしまえば 作り直しが出来る物だから、それ以上は必要なくなる。対してプラモデルは(レゴと同じABS樹脂と分解されにくいスチロール樹脂(PET)がつかわれている) 完成したらまた次が欲しくなる。そして完成したプラモデルは ゴミになるのを待っているだけなのだろう。もし、プラモデルの製造をやめて 作り直しの可能なレゴだけにすると プラスティックはどのくらい節約出来るのか気になるところだ。レゴはプラスティックの消費を抑える以外にゴミも抑えていたのかも知れない。 人には何かを作りたいという欲がある。たぶん縄文時代より もっとずっとむかしから それが役に立とうが 立たなかろうが 何かの作品を作っていたのだろう。土を掘り起こすといろいろな作品(ゴミ)が出てくる。うんと極端にいうと「ミロのビーナス」も「モナリザの微笑み」も「奈良の大仏」だって作りたいから作ったんだろう。そんな古くて実用性の無いものは論理的思考しか出来ない者にとってはゴミにしか見えないかも知れない。実際 僕は国宝を間近に見ても メッキの剥げた小汚ないゴミにしか見えなかった。人類は何かを作ればつくるほど、ゴミを産み出しているのだと思う。土器の製作者は自然に分解せずにゴミが残ってしまうなどと考えた事もない筈だ。現代人が樹脂ゴミを、特殊な虫にしか分解できなくて 自然分解が難しいから困っているんだったら 完全に燃やしてしまうしかないだろう。みんなはドラゴンの炎を何度で考えているのだろうか?もし、800℃以上で考えているのなら ゴミを完全燃焼させることが出来るぞ! ドラゴン式ゴミ焼却炉なのだ! |