雨がなかなか降らない。乾燥している。乾燥すると肌が痒いから辛い。冬は寒いから乾燥するのが当たり前だが、雨が降ったとしても 空気中の保持できる水分量のマックスは気温次第だから 寒い冬の乾燥する度合いはそんなに変わらないらしい。つまり空気がスポンジだとすると、夏は大きなスポンジにたっぷり水が染み込むのに 冬は小さなスポンジで少ししか水を保持できないから、いくら雨が降っても みんな流れていってしまうという理屈らしい。小さなスポンジだと30%も80%もそんなに変わらない。だから加湿器を使っても小さなスポンジに水がすぐ一杯になって(湿度100%)しまい、あとは結露となってべちゃべちゃになるのだ。僕は部屋が乾燥しているからと洗濯物を干しているが、湿度100%になってしまうと あとは全部 結露になってカビを育てる残念なことになっていたようだ。 さて問題なのは肌の痒みだ。皮膚を健康に保つためには、垢擦りは厳禁で 石鹸類はなるべく使用しない方が良いと学習した。医療関係者はみな同様の意見のようなので、垢擦りや高価なソープ類を推奨しているのは、金儲けをしたい商売人ばかりのようだ。だから間違いはないはずだ。あとはいかに肌を乾燥から防ぐか だが、どうしたら良いのだろうか。考えた末に3通りの結論を出した。1.たいへん面倒だが、一日に数度 頭を濡らし 濡れタオルで身体を拭く(ごしごし擦らないよう気を付ける)。2.服を濡れたまま乾くまで着ている。冬のカゼウイルスは乾燥が好きだというが、この場合は風邪をひくのが先か 皮膚が乾燥して痒くなるのが先かの競争になると思う。まぁ どちらにしても 不健康だ。3.エアコンを30℃以上に設定して 部屋のなかを夏の環境にする。そしてその部屋から出ないようにする。これは すごくお金がかかりそうだが、健康はお金で買う時代なのだから これが一番良さそうだ。 しかし残念ながら 我が家は1の作戦に決めた。なぜなら 病気より妻の方が恐ろしい。 |