宇宙船
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説明
お金の使い方は二通りある。この先は 生きているかわからないから 使ってしまおうと考えるのか、この先も生きて行けるように 取っておこうと考えるかだ。他人の為にまで取っておく事はないと思うが、江戸っ子の真似をして宵越しの銭は持たねぇとカッコつける必要もないだろう。当然 僕は先がないから 宵越しの銭は持たねぇ とカッコつけたいところだが、残念ながら一人で自由に出歩くことが出来ないから お金の使いようがないのだった。そして僕の存在価値は 家族の為の銀行口座となっている。つまり家族は僕が生きてさえいれば、文字どおり「生きてる限り丸儲け」となるのだ。 SFのように 頭だけ、いや脳だけの存在になっても電気信号が続くかぎり日本の法律は生きていると判断するのだろうか? 脳だけ生かすことに成功したとしても 莫大な費用がかかるであろうから、現実には丸儲けとはならないだろうが 空想すると面白い。僕だったら 宇宙船のAIに脳を接続して欲しい。そして、アン.マキャフリーの歌う船みたいに 好きな音楽と共に宇宙を旅するのだ。勿論、ボイジャーのように未知の発見が数えきれないほどあるはずだから 生きてる限り丸儲けをする。地球にいる僕の家族は大金持ちになるだろう。そして有機物の脳は寿命があるから記憶や思考形態などはその後AIに移植する。 フレデリック.ポールのゲイトウェイの主人公みたいに肉体を持たない存在になるのだ。意識が生きているといえるなら、正に永遠に丸儲けだ。ワッハッハ!
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