異次元の生物バン
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説明
首相はよく異次元という言葉を口にするが、僕は異次元と聞くと不思議の国のアリスを思い浮かべてしまう。特に 続編の時計の国のアリスに出てくるバンダースナッチはとても気になる。それは昔 読み漁っていたラリー・ニーブンのSF小説にもバンダースナッチが登場するからだ。ラリー・ニーブンは たぶんバンダースナッチをキャロルのスナーク狩りのくだりから借用したのだろう。ルイスのスナークやバンダースナッチの描写はあやふやなところが かえって想像力を掻き立てられる。さて、異次元の少子化対策を 自称サイコパスの僕なりに想像してみよう。異次元と言うからには現在の世界では有り得ないことの方が望ましい。以前Tinamiに僕が投稿した文中で少子化対策には外国人にたくさん移住してもらうなどの案を書いたが ニュースのコメンテーターも同じ話をしていたから あまり異次元の策ではないようで つまらない。そこで子供を増やす事だけに要点を絞って もっとぶっ飛んだ既成概念や道徳に捕らわれない未来を想像してみた。先ず子供を増やすためには皆で盛んにエッチをしなければならない。それには 皆がもっと気軽にエッチが出来るように一夫一婦制を廃止する。婚姻制度も廃止する。企業はエッチ休憩を認める。政府は出産は無料にする。そうすると女性を束縛しているものが無くなり 自分の気に入った男性の子供を 何人でも好きなだけ産める世の中になる。ギリシア神話のように自由に奔放に愛すれば良いのだ。そして異父兄弟姉妹と、異母兄弟姉妹が当たり前の世の中になる。男性は本当に自分の子供だろうか?と疑心暗鬼になり不安になることも無い。浮気や不倫という概念そのものが無くなる。ラブホテルの料金は政府が援助して格安になる。避妊具の使用は控える。妊娠したら出産まですべてが無料だから安心出来るのだ。アレが好きな女性はウサギのように何度でも出産をすればよい。出産後は母親が子を育てるか 国に育児を任せるかを選べる。父親という言葉は形骸化してしまうだろう。もう誰が父親でも関係無いのだ。クマの世界のように 母親と子供達だけの世界になる。教育は母親が自分で行うか 国に委ねるかを選べるのだが 母親が誤った教育をしてしまうのを避けるために、国は幼少の頃から子供を預って、プロフェッショナルの教育者に任せる方が望ましいだろう。もちろん教育資金は国が出すから、お金の悩みは何も無い。これはすべての子供は日本国の子供だという考え方だ。この結果、現在 他の先進国も同様に抱えている不平等からくる差別や 青少年のいじめ、不登校、自殺などの心の問題が減少すると思われる。子供達の才能は国が適切に伸ばしてくれる。16才から出産の権利を有するが学生の場合は出産休学が認められていて いつでも復学自由だ。ここには 子供を産むことも、育てることも、何人めの子供だろうとお金の心配が無い世界があるのだ。こうして家族制度が崩壊してしまった世の中では親の介護を気にやむ必要もない。自分の親や自分の子供という意識は稀薄になりすべての老人は日本の親であり、日本人すべてが家族という意識となるのだ。当然、老人は国が死ぬまで面倒を見る。未来の日本は まさに揺りかごから墓場までのシステムが完結するのだ。この国民全員で支えあう自由のある社会主義を維持するために 労働可能な年齢の税金は高額になるが誰も文句は言わないはずだ。 これなら少子化対策だけで無くて 少子高齢化対策になるでしょう?これこそが高異次元♪ あっという間に人口爆発だ! ふぅ、人口が増えると その次は異次元の食糧問題対策が必要になるわけだ… キリがないね
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