シソには赤紫蘇(アカシソ)と青紫蘇(アオシソ別名オオバ)がある。僕は子供の頃はシソと云うものは 緑の葉が紅葉するように徐々に赤くなっていくと思っていた。だが大人になってから赤と青は別の種だということを知った。シソは単なる飾りで食べ物だとは思っておらず 意識していなかったのだ。その後に シソは栄養満点の凄い葉っぱだということを知った。この色の違いを調べてみると 赤紫蘇の変異種が青紫蘇であり 元々は赤紫蘇しかなかったと考えられているそうだ。青紫蘇の別名は大葉というが 紫陽花(アジサイ)の葉ととても良く似ている。ちょうど同時期に葉が繁るから よけい紛らわしい。アジサイの葉をシソと間違えて刺身に敷いたり料理の飾りつけに使う人がいるが ご存知のようにアジサイは 花も葉も茎も全てが毒だから気を付けなくてはいけない。効能効果がシソと正反対で 不吉にさえ思えるが、その植物の持つアルカロイドがたまたま人に有用か有害かの違いでアジサイのせいではないのだ。シソとアジサイを見分ける自信の無い人は 野草を摘んで料理するときは、愛が有れば赤紫蘇だけを使った方が無難かも知れないし、愛などとうの昔に無くしているなら緑の葉っぱを使い スリルとサスペンスの冒険を楽しもう。旦那の苦しむ姿を見て愉悦に浸るのも一興だ。奥さんを信用していない旦那さんは自分で調理すべし! 無能な僕は自分のごはんは自分で作っています。 |