「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者、そして霊能力者がいたら

私の所まで来なさい。以上！！」

「おいおい…アイツはいつもはっちゃけてるな」

幼馴染のアイツは、誰よりも元気で、誰よりも騒がしくて。

そして誰よりも寂しがり屋だった。

「手伝いなさい！」

「今度は何をするんや？」

「部活よ！」

高校で初めて友達を作ろうとしたあいつに付いて行ってやるのは

幼馴染としては当たり前だった。

「で？部の名前は決まったのか？」

「もっちろん！よーく聞きなさい？その名もＳＯＳ団！」

色んな奴が俺達の友達やメンバーになっていく。

そして、少しずつ、全貌が明かされる。

「涼宮ハルヒは普通の人間ではない」

「知ってるさ。あいつがどんな奴なのかもな」

「！？…そう…あなたは何者？」

「ただの…幼馴染だよ。ユキちゃん」

宇宙から来たヒューマノイドインターフェイスな可愛い女の子

「私は未来から来ました…私が知っている未来では

ここにいるのはあなたではなく。キョン君という男子生徒なんです。

そして…」

「俺にはここにはいなかったってことっスね。みくるさん

多分、何か意味があるんスよ俺とハルヒが一緒なのも」

未来から来たとても可愛くて可憐な美少女

「僕達は超能力者です。そういったほうが、いいでしょう？」

「とりあえずそんなことよりスカしたお前の面を殴りたいんだが？

つーかイメケンなんて絶滅してしまえばいいんじゃーー！！」

ムカつくが頼りになる超能力者

「こっちにきちゃダメよ！お願い！逃げて！」

「現代を生きるコスモプロセッサ！我ら神族が頂く！

邪魔をするな、絶望の英雄『横島忠夫』！！」

一度死んで転生し。

生まれ変わって手に入れた平穏と大切な女性。

「渡せるかよ…これ以上奪わせるかよ……

ハルヒ！！お前は俺の大事な幼馴染なんだからな！！」

「横島……ううん……忠夫…たすけ…て。たすけてぇ！！」

「おうよ！！男、横島忠夫！大事な女の為に突き進んでやるぜ！！」

奪わせない。

守り抜く。

俺は「横島忠夫」だから！！

――涼宮ハルヒの霊能―‐

近日公開

「という夢を見たんだけど〜？」

「こなたちゃん。俺、もう別キャラじゃねぇか…それ」

「えーいいじゃん？面白そうでしょ？お兄ちゃんがキョンの代わりに主人公

で、キョンは友人その１ね」

『主役どころか主要メンバーですらないのだな』

「まぁ、夢落ちって事で〜」