クジラ形潜水アパート
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説明
6月24日に投稿した妄想の続き「海棲人のためのクジラ形潜水アパート」   地球温暖化が進むと極の氷は溶けて、裕福な人々は南極大陸に移り住むようになる。その一方、氷が消えた北極は船舶航路網が発達していく。日本とヨーロッパが近くなり、特にイギリスや北欧の国々と行き来しやすくなる。ロシアとカナダが交通の要となるが、気候の良くなったシベリアが力をつけロシアから独立する。日本はシベリア国と親しくして、北方領土返還に成功する。天候に恵まれない地域ばかりを結んでしまった 中国の一帯一路はあまり意味を為さなくなり 黄河の氾濫も重なり、国力が低下した中国はヒマヤラ周辺の高地に撤退して行く。モンゴル自治区も中国から独立し、ひとつのモンゴルになる。海面上昇で形の大きく変わった世界地図は 国連の旗と同じく北極を中心にした地図がスタンダードになる。赤道付近は、アジアの低い土地では暑すぎて人が住めなくなり、エクアドルとペルーのアンデス山脈やケニアとタンザニアのキリマンジャロ付近には人が集まっていった。そして人類は またマチュピチュのような天空の都市を築くようになる。インド洋とカリブ海の海面温度は高過ぎて不快なため、人口が希薄になる。陸地に執着しない海棲人たちは 気候が良く 各国へのアクセスが便利な北極海に集まるようになる。こうして地下人も海棲人も経済の中心は北極になる。だが大量の地下資源はほとんどが海の底なので海棲人は重宝される。こうして日本のように経済的排他水域が広ければ良い(日本は世界4位)が、狭い国の海棲人達やインド洋、カリブ海の海棲人達は、北極海にクジラ形潜水アパートで移民して、多数が集まり巨大なコミニュティーを形成するのだ。
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