スパイダーマシン
[全3ページ] -1ページ目-
最初 1 2 3 最後
説明
同じ八本脚でも 蟹より蜘蛛の方が格好いいと思う。ナショナルジオグラフィック2014年2月5日に蜘蛛が壁を歩ける理由が解説してある。『研究チームは、数千もの小さな毛がクモと表面の間に無数の接触点をつくることによって、クモのへばりつく能力が向上することを発見した。  その足先の毛は微小で柔軟性がある。分子レベルで見ると、どんなにスムーズな表面にもでこぼこがある。蜘蛛の足先の毛には柔軟性があるためより広い面に接することができ、さらなる付着性が生まれると、ドイツ、キール大学の生物学者ジョナス・ウォルフ(Jonas Wolff)氏は述べる。  クモは一時的に表面に付着できる。それはダイナミック・アッタチメント(動的付着)と呼ばれ、このシステムは付箋紙のようなものだ。一時的付着システムは、毛状のマジックテープのように何度も使用可能で、クモの体を支えるのに十分な強度で付着し、且つ接触面は非常に素早く容易に離すことができると、ウォルフ氏は説明する。 ◆クモの力  キール大学の研究チームは、窓ガラスに張り付くクモによって生み出される力の大きさを測定し、それが97ミリニュートン、重さなら10グラムに相当することを突き止めた。 「これはそれほど大きな力には見えかもしれないが、実はクモの体重の3〜4倍に相当する。つまり、滑らかな窓ガラスの表面に逆さで張り付くクモの体に、体重の2倍ほどの物を吊るしても落ちないだろう。より小さいクモの場合、体積に対してより大きな足の付着盤面積となるため、この関係はさらに高くなる」と、ウォルフ氏は指摘した。 ◆足の働き  反対に位置する足(例えば一番前の左足と一番後ろの右足)によって力が生み出されることがわかった。  足が押し広げられると、毛と接触面の間にさらに多くの摩擦が生じ、より安定的に付着することが可能となる。逆に、足を引き寄せると付着性が少なくなり素早く離れられると、ウォルフ氏らは結論付けた。』ただ、理屈が解明されても、結局体重が虫ぐらい軽くなければ、壁にくっ付かないらしい。人は壁を歩けないのだ。
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
116 116 1
タグ
レゴ SP 

新人さんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com