がんばれウナギち
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説明
土用の丑の日にウナギを食べる習慣を広めたのは 江戸時代の平賀源内といわれている。もともと 土用の丑の日に「う」のつくものを食べる風習があったそうだが 売り上げを伸ばしたいウナギ屋に 蘭学者の平賀源内が相談されて「ウナギを食べると 夏負けしない」と宣伝したことにより広まったそうだ。当時はウズラやウサギ、牛、馬、を食べる習慣がなかったので、うなぎが一人勝ちしたのだろう。明治以降なら『土用の丑の日は牛を食べよう』でも良かったはずだし、現代ならうなぎと同じビタミンAが豊富で今が旬のウニが行けそうな気がする。『土用の丑の日は夏バテ予防に北海道のウニ丼を食べよう!』なんて良いんじゃないかなぁ。平賀源内の宣伝に洗脳されてしまった人々は、『土用の丑の日はうなぎをたべるものだ』と思い込まされて 江戸時代からずっと商人のカモにされているわけだ。バレンタインのチョコもそうだが日本人は哀れだと思う。 長年の謎だった日本うなぎの産卵場所は 2005年にマリアナ諸島の近くだとわかった。そして、日本の川まで苦労して たどり着いたウナギの稚魚は 日本で立派な大人に成長すると 日本人の腹に収まり、一部の生き延びたウナギだけが成熟して また海へと戻ってゆく。そして マリアナ海溝に沿って西マリアナ海溝へと至り そこで産卵するわけだ。こんなに大変な一生を送るウナギさんは、平賀源内のせいで虐殺されて数が減少してしまった。安価な中国産の養殖うなぎが出回っているが、産卵から育てる 日本うなぎの完全養殖は2010年に成功しているから、市場に出回る日も近いらしい。 ウナギちゃんとウサギちゃんは、一文字違いなのに イメージが全然違うのだ。
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