グシャァァ　ビジビジビジッ　ブシュゥゥ

「さてぇ　これで何百匹目かな　

　・・・いい加減飽きてきた。

　いや　よくぞこれだけ集めたものだ。

　一勢力として遜色ない。

　そちらはどうだねテク？」

「絶えずデータ共有しているでしょう！？

　戦闘中にいちいち会話を求めないでくださいっ！！

　えぇいっ！！しぶといっ！！

　一体一体が異様に頑丈だっ！」

「逃げる気はないと？

　皮?ぎのお嬢さんめ　

　ようやく顔を合わせる気になったかな？」

ガシャガシャガシャ・・・ブゥン　トプンっ

「む？

　フレイドワンが逃げ始めた？・・・！」

ズヴゥン・・・ズルゥ

「血に染まれ・・・。」ブチブチブチッ

「感慨深いなぁ　・・・ジャキン！！

　見せてみろっ！！！」

「私に成れっ！　赤く成れぇっ！！！」

ドズン・・・・・・・・・・・・ッ！！

ズゥ　ァッ！！

バズンッ！！

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・！！！

ズズ　ズゥゥゥゥン！！

「何だっ！！　どうしたのですっサダム！？

　映像も音声もノイズまみれだっ！！」

ズズゥゥゥン！！

「！？地震っ　いや月が揺れている！？

　何が起きたっ！？

　何が起きているのですサダムっ！？」