―新百合ヶ丘総合病院リハビリ科のコラムより超回復について―『破壊された筋肉が回復する際には、元に戻るのではなく以前より強い状態になる。そのため筋トレで「破壊と再生」が繰り返されることで筋組織が太く、強くなる。こうして以前より強い状態になることを「超回復」という。筋肉は48時間〜72時間かけて徐々に回復していく。もし、きちんと回復する前に運動を再開すると、再び筋肉の組織が破壊されてしまう。こういった場合大きな怪我になる可能性もあるため注意がひつようだ。筋肉の部位ごとに超回復の時間は異なるため、めやすとしては、胸筋、背筋は72時間、上腕二頭筋、上腕三頭筋、三角筋は48時間、腹筋やふくらはぎの筋肉は24時間程度で回復していく。正しい回復のためには休息と栄養がひつようだが、栄養はトレーニング直後にタンパク質を摂取することが望ましい。できればトレーニング終了から30分以内にタンパク質をたくさん摂取することが理想だ。鶏肉、卵、大豆製品などといった、少量かつ高タンパク質が最適だ。』 肉食動物が強力な筋肉を持つのは、ハードな狩りの後に新鮮なタンパク質を摂取して すぐに寝てしまうからなんだろうと納得した。ということは 楽をして食事をしている動物園の肉食獣は「超回復」とは無縁だから、野生の仲間たちより筋力が低いはずだ。測定してみたいものだ。 |