『かつて我が国には 9人、10人の大家族がいた。』とロシアの大将はのたまった。 ロシアは今後、子を産むことに否定的な宣伝には高額な罰金を課すようだ。大将が言うには10人以上の子を産んだ母親は英雄らしい。ロシアの独裁者はついに中国のように家族構成にまで口を出して 国民の自由を奪おうとしている。 しかし、かつては日本も大家族の時代があった。戦争で大勢亡くなるから産めよ増やせよと国が煽り 子が増えたのだ。そして家畜のように若者は戦争へ駆り出された。どの家庭も食べ物が不足するなか、大家族で生活をしていた。日本も戦争をして、 再び多くの命が必要になれば 国民に産めよ増やせよと命令して 少子高齢化は一気に解消するのだろうか? どの国でも 子の死亡率が高くなると 子が増えてバランスがとれるのかも知れない。アフリカ諸国は子の死亡率が高いから 子がたくさん産まれるのだろう。自然の世界は 哺乳類も魚類もみんな 子の死亡率が高いほど多産なようだ。シラスは大量に食べられてしまうから、イワシやウナギは卵をたくさん産むのだろう。僕は、日本人が少子高齢化になった真の理由は子の死亡率が低下したからだと思うのだ。そして自然のなりゆきで出産率も低下した。だから 少子高齢化をなんとかしようとして国会でひねくり回しても無駄な気がする。日本人がなかなか死ななくなったから、自然はそれを調整するために 日本人の自殺率をあげてバランスをとっているのかも知れない。 |