年越しクラナド
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年末、年越しを何故か春原の部屋で過ごす事になったいつもの面々。

 

岡崎「はぁ、こんな汚くて狭い部屋で年を越すのかぁ」

春原「勝手に押し掛けておいて何を言ってるんですかねぇこの人は!?」

杏「うっさいわね〜ホントの事でしょ。それにあんたがこんな美少女達と一緒に

年を越せるなんてもう二度と来ないわよ」

春原「・・・美少女?」

春原は杏の方を見て首を傾げる。

杏「・・・」

岡崎は思った。

笑顔。それは人に恐怖を植え付ける為の物だっただろうか?と

春原「えっ、あ、ちょ、ごめんなs」

謝罪の言葉は途中で途切れ、問答無用と言わんばかりに顔面にグーパンチ。

春原「ひでぶっ!!」

春原は前のめりにノックアウト。

倒れた春原を風子が突いているが反応はない。

涼「お姉ちゃんダメだよこんな事しちゃ・・・」

杏「いいのよ涼。コイツは人類にとって有害なんだから」

春原「人類単位で有害ってなんすかっ!?」

意識が戻った春原は突っ伏していた顔をあげて抗議をする。

岡崎「なんだ、違うのか?」

春原「もういいです・・・」

シクシクと泣く春原。

しかし、いつも通りの事なので誰も気には留めない。

そんな事をしていると部屋のドアが開いた。

渚「皆さん、年越しそばが出来ました」

ことみ「愛情たっぷりなの」

智代「沢山食べるといい」

寮に設置されている台所で作ったそばを三人が運んできた。

春原「うひょーうまそー」

風子「おいしそうです!」

全員が席に着く。

「いただきまーす」

 

 

春原「そういえば来年って何年だっけ?」

2杯目のそばをすすりながら春原が聞いた。

杏「はぁ・・・、丑の次よ」

春原「丑の次・・・ライオンか!」

岡崎「お前馬鹿だろ?」

春原「えっ違うの」

大真面目な顔で。

風子「はい!風子分かります。タイガーです!」

わざわざ英語で言う必要はないだろう。と岡崎はツッコミを入れようと思ったが

面倒なのでやめた。

渚「風ちゃんすごいです」

風子「そんなに褒めないでください照れちゃいます!」

春原「うぐぅ。ほ、ホントは僕だって分かってたさ!こいつに花を持たしてあげたんだ!」

智代「ならば十二支を全部言ってみろ」

春原「たしか最初は【ね】だから・・・ネコか!!」

杏「あんた、ワザと言ってんの?」

春原「えっ違うの!?」

大真面目な顔で。

風子「はいはい!風子全部言えます!」

岡崎「へぇー言ってみろよ」

風子「言われなくても言います!ねずみ、うし、とら、う?・・・うさぎ、りゅう、みは・・・へびで」

風子はゆっくり思い出しながら十二支を言っていく。

風子「うま、ひ・・・・ひ・・・・?、さる、とり、いぬ、いのししです!」

岡崎「おい、一つ言ってないぞ?」

風子「バレました!」

杏「あれで誤魔化そうとするあんたの神経がすごいわ」

風子「ひ・・・ひ・・・。・・・!分かりました!ヒトデです!!」

岡崎・杏「「未年の人に謝れ!!」」

双方からツッコミが入る。

風子「ヒトデ・・・ふわぁ・・・・・(ヘブン状態)」

岡崎・杏「「って聞いてねぇし!!」」

 

そして、夜は更けていくのであった。

説明
最後のが書きたかっただけだったり・・・。
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