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「特使殿が・・・敗れただと！？」

「だから信用ならなかったのですよ！！

　デストロイヤーなんてっ！！」

「テクマール殿も召されたか・・・。」

「あんな女のことなどっ！！　

　どうでもいいでしょうにっ！！」

ドズンッ・・・・！！！

「この忙しい時に！！今度は何だ！！」

「ポ、ポールシム様が・・・

　ポールシム様が死亡されました！！」

「は！？」

「なんだとっ！！！？」

「都市にも　

　宮殿内にも

　大量のフレイドワンが発生しております！！

　皮?ぎが

　マンオープナーコートが

　攻め込んできました！！」

「へ　兵士たちやカノプテックたちの

　リヴィングメタルが機能していない！！

　体の再生が始まらない！！

　どんどん朽ち果ててゆく！！」

「そればかりかっ

　あの青い目のフレイドワンどもっ！

　奴らに裂かれた兵士が

　次々にフレイドフォールしてゆく！！」

ゆらぁ・・・

「トゥーンベラマド卿！！

　ヴォールトを！！

　貴殿のテッセラクトヴォールトを今すぐに・・・！！

　！！！？」

ドシャぁぁ・・・・

「トゥーンベラマド卿！！

　はぁっ！！　なんだっ！？このケダモノはっ！？

　きっ　貴様っ！？　まさかっ　テクマール！！！

　テクマールか！！？」

「テクマール殿っ！！　な、なんという姿にっ！！

　フレイドワンに身を堕とされたかっ！！」

「堕ちたのではない。

　昇ったのだ。

　我が愛しき　妹のもとへ・・・。」

「ありがたいっ！！

　おい　小娘っ！

　貴様の事は以前から気に食わなかった！！

　汚らしぃ化け物めっ！！

　これで心置きなく・・・！！！

　ガギャ！！ベキベキベキッ！！！　ブシュー・・・

　あ　がぁぁぁぁぁ！！？」

「ボクの前でおねぇちゃんの悪口ぃ〜？

　おねぇちゃん　コイツ　美的せんすが壊滅的なのだ。

　おねぇちゃんのドレス気に食わないって。」

「ああ　エビゥ　

　その女は　なんというか

　流行に疎いんだ。」

「それはカワイソウなのだ。」

「ハ　ハハハッ・・・

　肉のカカシ女と

　脂肪の塊　ときたか

　こんなモノが

　こんなものが

　我々の追い求めた肉の身体なのか。」

「エビゥ、ちょっと右手下げて。」

「んぃっ　おねぇちゃん。」

バギッ！

「げゴッ！？」

「エビゥの言う通り

　美的センスが壊滅的だなっ！！！

　我が妹の愛らしさが理解出来んとはっ！！

　見よっ！このチャーミングな身体をっ！！

　見よっ！この宝石の如く美しい顔をっ！！

　あどけなく　かわいらしさを湛え

　それでいて凛とした顔つきっ！！」

「えへへ、

　おねぇちゃんやおかあさんにはかなわないよ。」

「ゲブッ！

　醜女同士の舐め合いか！

　見ておれんわっ！！

　　　　　　　　　　　　　メキィッ！！

　イギッ！？」

「オバちゃん、

　無理にボクたちの外見を認めろ

　なんて言わないけど、

　露骨な悪口はさすがにムカつくのだ。」

「コイツには

　｛聞いてやる｝必要はないぞエビゥ。

　そのまま　裂いてやれ。」

「そだねっ。

　ねぇ　おじさん達ぃ〜

　ボクたちの仲間になりなよっ

　このっ　　　　

　メキメキメキッ！！！　「ガヤァァぁぁぁ！！」

　オバさんみたくっ　　

　ビシッ！！　バキッ！！　「オゲッ・・・っ！！！」

　なりたくなければぁっ！！！！！」

　ガギャゴッ！！　グシャァァァァァッ！！！

「ひぃぃぃ！！！サーキシアニスさまぁぁっ！！！」

「あわれなサーキシアニス・・・

　君らも

　こうはなりたくなかろう？

　なに　苦痛はひと時のものだ。　

　我ら姉妹の軍門に下れば　

　そなたらが　切望し続けた肉の快楽を授けようぞ。」

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「おい！ホワイトウォッシュどもぉ！！　

　お前らの時代は終わったのだ！！

　ボクは｛白いの｝も｛黒いの｝も大っ嫌いなのだ！！

　｛赤く｝なれ！！　私になれっ！！　

　世界の全てが私に染まれ！！

　お前らを

　レッド｛血｝で

　ウォッシュ｛洗浄｝するっ！！」