神の服は白く 刀は長い
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説明
元旦に、高い山から家々へ新年の幸せをもたらすために降りてくるのが、「年神様」や 「正月様」とか「歳徳神(としとくじん)」と呼ばれている神様らしい。 昔の人は祖先の霊が、田畑や山の神になり 正月には年神となって子孫の繁栄を見守ってくれると考えていたようだ。日本神話は、古来から伝承されていた物語が古事記や日本書紀にまとめられたが、Wikipediaによれば、『古事記』において最高神である天照大神の弟の須佐之男命(スサノオノミコト)と神大市比売(カムオオイチヒメ)の間に生まれた子が大年神(オオトシノカミ)としている。また、大年神と香用比売(カグヨヒメ)の間の子に御年神(ミトシノカミ)、孫に若年神(ワカトシノカミ)と久久年神(ククトシノカミ)がおり、同様の神格の神とされている。(『日本書紀』には年神は現れない。天皇の即位年を太歳という架空の惑星の60干支で示している) 毎年正月になると 各家にやってくる来訪神は大勢いて、地方によってはお歳徳(とんど)さん、正月様、恵方神、大年神(大歳神)、年殿、トシドン、年爺さん、若年さんなどとも呼ばれている。現在でも残っている正月の飾り物は、本来 年神を迎えるためのものらしい。門松は年神が来訪するための依代であり、鏡餅は年神への供え物だそうだ。各家で年神棚・恵方棚などと呼ばれる棚を作って 年神への供え物を供えたのだ。どうやら年神の記述のない日本書紀は中国文化に汚染されていたようだ。古事記の方が正統な神話を伝えているかも知れない。大年神の父はヤマタノオロチを退治した須佐之男命だから、新年が蛇年なのが気がかりだ。 神話通りならば八百万の神の中で、最初に御目見えするのは高位の年神様達だ。近年はどこでも とりあえずプラスチック製の 形だけ鏡餅を用意するが、依り代がなければ神様は来ることができないから無駄になっているというわけだ。神様にせっかく高い山から御越しいただいても、そのままお帰り頂くことになるのだ。年神をお迎えしたければ、依代の門松とおもてなしの鏡餅をセットで用意して、丁寧にお迎えしましょう。もちろん、僕は神を信じないから、何もしません。日々同じ生活の繰り返し。
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