九尾
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説明
『玉藻前(たまものまえ)は平安時代に鳥羽上皇に寵愛されれていた女性だ。美貌の上に博識があるので愛されていた。 だがその正体は金毛九尾の妖狐だった。この妖狐はインドや中国で悪事を働こうとして失敗し、日本に逃げてきたのだ。やがて陰陽師の安倍泰成(安部晴明の子孫)にその正体を見破られた玉藻前は、白面金毛の九尾の狐に姿をかえて那須野が原まで逃げて行った。鳥羽の上皇が差し向けた討伐隊の三浦介義明将軍らが追い詰めたところ、桜の木に止まっていた蝉が、脇の篠原の池に狐の姿で映っていたため、討伐隊に矢を射られて討たれた。 この地に玉藻稲荷神社があり、その池は鏡ヶ池と呼ばれて横には小さな祠もある。玉藻前の魂は石に取り憑いて殺生石となり、毒を吐いて近寄る者を殺した。後の世になって 那須にやって来た源翁(げんのう)和尚(1329〜1400)が、石の呪いを解こうと3つに打ち砕き、石片の1つは会津に、もう1つは備前に飛び、最後の1つは那須に残った。』という九尾の伝説がある。 玉藻前の魂を鎮めるために、毎年5月に御神火祭と呼ばれる夜の儀式が行われているそうだが、この神社で合格祈願をしても無駄かも知れないね。
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