生徒会のバレンタイン |
「俺のハーレムキターーーーー」
「ここは杉崎のハーレムじゃなくて、生徒会」
「サーセンwww」
「笑わないでよーーーーーー」
とこんな感じでいつも会長を虐めている
「本日の生徒会・・・」
『終了〜〜〜☆』
こんな感じで、毎日を過ごしていた。そして2月13日
生徒会の雑務を終わらせて家に待っていたのが
「あ、おにーちゃんお帰り」
と愛らしい声で迎えに来たのが、義妹の林檎だ
そして、・・・
「ケン、帰ってきたんだ」
幼馴染の飛鳥だ、何でこいつまで
「で、飛鳥さんや、なぜ林檎と俺の家にいるのでしょうか?」
「いや、ケンの親から、デートするから、林檎とに一緒に家にいてやってくれと言われて
しまったから、ついでに小遣いももらったのだよ」
あのクソ親父ーーーなんで飛鳥に頼んでんだよ
「事情はよく分かった、もう俺もいるから帰ってもいいぞ」
「まま、明日には帰らないといけないし、渡すものがあるからね」
「何だよ渡すものって、いつでもいいんじゃないのか?」
「コレだからケンは鈍感なんだよ」
「???」
「今日家に泊めてくれるなら、直ぐに教えるけど」
く、飛鳥め考えてたか。でも渡すものてなんだ?
「分かった、泊まれ」
「ありがとうケン」
「約束ださっさと教えろ」
「約束とは???」
「とぼけるなよ、何を渡してくれるんだ?」
「あ、見てケンテレビだよ」
「相変わらず話のそらし方雑、それにいつも生活してるんだから分かるそのくらい」
「後で聞くからもういい」
「たのしい♪」
「まったく」
「おにーちゃん、ご飯で来たよ」
「おう、林檎の手作りか」
「うん、食べてみて」
「どれどれ、・・・」
「どう?おにーちゃん?」
「とても、おいしかったよ」
「ありがとうおにーちゃん」
本当に林檎の料理はおいしかった
それから、人生ゲームをしたり、テレビを見たりした
そんな風にしてると、すでに時計は24時16分だった
林檎は疲れ果てて寝ていた
「飛鳥、俺に渡すものてなんだよ」
「鈍いなケン」
「悪かったな、鈍くて」
「そう拗ねるなケン、ごめん私が悪かったからさ」
「じゃあ、教えてくれよ」
「分かった、ちょうど時は過ぎたからな」
「時???」
「今日は何月何日かな?」
「えっと確か・・・!」
あ、忘れてた、今日はバレンタイデーだった
「分かったかな」
「てことは、お前まさか、チョコを・・・」
「その通り、バレンタインチョコだよ」
「あ、ありがとう」
「いやいや、そんなことないよ」
「聞くが、義理じゃないよな」
「もちろんだよ、バレンタインで、義理を渡す奴なんているわけ無いよ」
「そ、それもそうだな」
「まあ、だべて見るわ」
やば、めちゃおいしい、おいしいとか言いたいけど言いたくね
俺は、敗北感を感じていた
そして・・・・・
「おいしかった」
「やったー、ケンにおいしいといわせれたー」
くそー嘘でも普通とか言っとけばよかった
眠たくなったから、飛鳥に
「眠たくなってきたな、そろそろ寝るか」
「そうだね」
そして翌日
「じゃあな飛鳥」
「ばいばい、飛鳥おねーちゃん」
「じゃあね、二人ともまたね」
飛鳥は帰っていった
「さて、学校に行かないとな」
「おにーちゃん」
「どうした林檎」
「おにーちゃんの行ってる学校がどんなところか見たいな」
「碧陽にか?」
「うん、いつも話してるからどんな場所かなと思って」
「分かった、一緒に行こうか」
ついつい、連れて来てしまった
(おい、杉崎が女の子と手を繋いでいるぞ)
(可愛そうに)
(早く逃げてー)
と色々聞こえるが無視しよう
「おにーちゃん」
(((おにーちゃん!!)))
「今度はどうした」
「バレンタインチョコ渡してないから、ここで渡すね」
「り、林檎」
(((杉崎がチョコ!!)))
「ここで、食べて欲しいな」
「わ、分かった」
飛鳥のよりは甘かったけどコレはコレで美味しかった
「ありがとうな、林檎」
「うん、おにーちゃんが笑顔でいてくれるだけで、林檎は嬉しいよ」
「じゃあ、行ってくる」
「行ってらっしゃーい」
こうして放課後
「遅れましたて、あれ誰もいない・・・」
それもそうだよなと思いながら雑務をしていたら、深夏と真冬ちゃんが来た
「おーす鍵」
「遅れました」
あれ、おかしいな俺の時計は5時を指してるのに
「深夏今何時だ?」
「ふぇ、えーと3時40分だけど」
よかった、俺の時計がかなりづれてただけだった
「鍵、バレンタインチョコだ///」
「ありがとうな深夏、コレは本命か?」
「ち、ちげーよ義理だよ、義理」
「お姉ちゃんは、徹夜でチョコを作ってましたよ先輩」
「うう///真冬、余計なことを言うな」
「そうかそうか」
「何かむかつく」
「まあまあ、お姉ちゃん落ちついて、それより先輩、真冬もチョコです」
「ありがとう、真冬ちゃん・・・?BL?」
「真冬ちゃん」
「どうしました先輩?」
「自重しようね」
「ええええええええええええ」
「本命なのは嬉しいけど、コレはちょっと」
そんなやり取りの中、会長と知弦さんが来た
「杉崎、本命チョコだよ」
「マジですか、ありがとうございます」
「頑張ったんだからね」
「小さいけど、本命ならいい・・・?チロル?」
なぜか、会長は威張ってた
「あのう、会長」
「なによ、杉崎」
「このチロルって?」
「チロルチョコだよ」
「いや、見れば分かりますけど」
「だったらなによ」
「なぜチロルチョコ?」
「ふぇ?なんでって本命チョコて言えば21円チョコでしょ?」
「会長は俺に対しての頑張りってたったの21円なのか」
本気で凹んだ、会長は義理だろうと分かっていたからだ
「まあまあ、キー君そこまで凹まないでもいいわよ」
「知弦さん・・・」
「私のチョコを食べてみればウフフ」
出てきたものは普通のチョコなのだが、中にはおそらく・・・
「硫酸化アルミニウムが入ってますね」
「流石、キー君大当たり」
「大当たりじゃないですよ、死ぬかもしれなかったじゃないですか」
「冗談よ冗談、本命はこっち」
今度は、キー君ハートとかかれたチョコだった
しかし、釣りかもしれないので、しっかり確認、とくに怪しくないけど、何かあるかもしれないので
電気分解と加熱もしてみた、何も変わんなかった、クソー
「うふふ、やっぱりキー君だわ」
「まあ、全然残っていたので大丈夫ですよ」
「そうね」
「さって、そろそろ終わりましょうか」
「そうだね、じゃあ行くよ」
「本日の生徒会」
『終了〜〜〜☆』
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