フレッシュプリキュア!の最後辺りに仮面ライダー(昭和)を入れてみた
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この物語は「フレッシュプリキュア!」の最後の話がなんとなく昭和の仮面ライダー作品的だと感じたので作りました。

そのため、色々めちゃくちゃな部分が出てきます。その事を頭に入れてご覧下さい。それが嫌な人は読む事はご遠慮下さい。

また原作を見てない人には優しくなく、人物説明などは省きます事をご了承ください。

それと敵の総統メビウスの声は途中でですが、都合により、ショッカー首領の声と同じだと考えてください。

ちなみに仮面ライダーの声は全員オリジナルと考えてください。

なお原作にないオリジナル要素などが少々あります事もご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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管理国家「ラビリンス」が「インフィニティ」ことシフォンの力を使い、全パラレルワードを支配した。

四人のプリキュアはシフォンを取り返すべく、総統メビウスの居る塔に潜入するが、四人はそのラビリンスの最高幹部、ノーザとクラインが合体し、ノーザクラインとなり、四人のプリキュアは心を一つにした技「ラッキー・クローバー・グランドフィナーレ」を使うも、破られて四人の心に絶望が入りこんでしまう。

そんな時、死んだと思われていたラビリンスの幹部ウエスターとサウラーが助けに来るが、ノーザクラインの強さの前では防御壁を張るのが精一杯であった。

これまでかと思われた時……。その時、不思議な事が起こった!

 

???「ライダーーーーーキック!」

 

突然何者かがノーザクラインの横からキックを当てようとし、ノーザクラインは前に居た二人に攻撃を止めて、そのキックを両腕で防ぐ。

ノーザクラインはその攻撃を受けた反動で後ろに少しずらされる。

 

キュアピーチ「今度は……誰?」

 

四人のプリキュアやウエスター達が突然現れた乱入者を見る。

先ほどノーザクラインを攻撃したのは仮面ライダー1号であった。

ライダー1号の後ろには仮面ライダー2号、仮面ライダーX3、ライダーマン、仮面ライダー]、仮面ライダーアマゾン、仮面ライダーストロンガー、スカイライダー、仮面ライダースーパー1、仮面ライダーZX、仮面ライダーBLACK RXの姿があった。

ZX、スカイライダー、ストロンガー、ライダーマンが伏せているプリキュア達を支える。

 

ZX「大丈夫か?」

キュアベリー「なんとか……」

キュアパイン「あなた達は?」

ストロンガー「仮面ライダーだ」

キュアパッション「仮面ライダー?」

ライダーマン「そうだ」

ノーザクライン「その仮面ライダーが何の用だ?」

1号「お前達、ラビリンス……。いや、メビウスの野望を打ち砕くために謎の声に導かれてここに来た!」

ノーザクライン「貴様らの世界もメビウス様に支配され、貴様らのその支配下にあったはずだ!」

X3「確かに俺達の世界はお前達によって支配された……」

2号「だがお前達のような悪が居る限り仮面ライダーは甦る!」

BLACK RX「まだ君達は戦えるはずだ! 君達には応援してくれているこの人達居る!」

 

BLACK RXがプリキュア達の後ろを指差す。そこには支配されていたはずのラビリンスに住む住民達の姿があった。

 

ラビリンスの民「プリキュア、頑張ってくれ!」

ラビリンスの民「私達が応援しているわ!」

ラビリンスの少女「プリキュア、負けないで!」

ラビリンスの皆『プリキュア!!』

 

ラビリンスの民が皆、プリキュアを応援する。

周りにはいくつもののハートマークが現れる。

そしてそのハートがいくつも集まり、プリキュア四人を囲み、それらが無くなるとプリキュア四人の姿が先ほどまでとは別の姿になっていた。

キュアピーチはエンジェルピーチ、キュアベリーはエンジェルベリー、キュアパインはエンジェルパイン、キュアパッションはエンジェルパッションへと超変身を遂げたのだ。

 

ノーザクライン「何故だ、何故あいつらはプリキュアを応援するのだ!?」

アマゾン「分からないのか?」

]「お前達に持っていないものをプリキュアが持っている。それを民達が知っただけだ!」

ノーザクライン「私達に持っていないのものだと?」

スカイライダー「それはお前達には永遠に分からないだろうな!」

1号「任せるぞ、プリキュア!」

プリキュア4人「「「「はい!」」」」

 

仮面ライダー達はプリキュア達の後ろに下がり、プリキュア達は再びノーザクラインと戦う。

その力は凄まじいもので先ほどまでの苦戦が嘘のようにプリキュア達がノーザクラインを打ち負かし、ノーザクラインを浄化させた。

そして浄化した後にはトカゲと植物の球根が残った。

 

エンジェルピーチ「これが、ノーザとクラインの正体?」

ライダーマン「まさかこんなものがあれになっていたとは……」

 

プリキュアだけでなく仮面ライダー達も驚いていた。

それはともかく気を取り直して、プリキュア達は仮面ライダー達に礼を言う。

 

エンジェルピーチ「皆さん、ありがとうございます」

 

プリキュア達が皆頭を下げて礼を言う。

 

1号「俺達は当たり前のことをしただけだ」

X3「それに礼を言うのはまだ早いぜ」

スーパー1「まだメビウスを倒してないんだ。礼を言うのはそれからだ」

 

ライダー達がメビウスの居る塔を見上げる。

 

エンジェルパッション「そう言えば、さっき謎の声に導かれたとか……」

アマゾン「確かに不思議だったな」

スカイライダー「ああ、確かキュアキュアプリップーとか言ってな……」

ウエスター「そう言えば、俺達もデリートホールに飲み込まれた時にそんな声を聞いたな」

 

仮面ライダー達の話を聞いて、プリキュア達はその声の主が攫われたシフォンのものだとすぐに分かった。

シフォンは支配されてはいるもののわずかにだが自分の意識があるようである。

それからシフォンが捕らわれ、メビウスが居る塔に行こうとする。

そんな時、サウラーがホホエミーナと言う新しいものをエンジェル達の羽を使って作り出してウエスター達はそれに乗る。

プリキュア達はエンジェルの力で手に入れた天使のような翼で飛び、仮面ライダー達は自分達のバイクで塔の壁を走り登る。

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そしてとうとうメビウスとシフォンの居る部屋までたどり着いた。

 

エンジェルピーチ「シフォン!」

1号「メビウス! 出てこい」

 

そう言うと椅子に座っているメビウスが姿を現す。

 

メビウス「ようこそプリキュアの諸君。それに仮面ライダーだったか?」

ストロンガー「そうだ!」

BLACK RX「メビウス! お前の野望もこれまでだ!」

エンジェルピーチ「シフォンを返して!」

メビウス「インフォニティは…誰にも渡さん!」

エンジェルパッション「メビウス様、もうやめて下さい!」

エンジェルピーチ「パッション!?」

 

エンジェルパッションが一人でメビウスのところに飛んで行き、メビウスの説得を図る。

エンジェルパッションは懸命にメビウスを説得するも、メビウスは聞く気が無くエンジェルパッションを波動のようなもので攻撃。

エンジェルパッションはその攻撃を受けて下に落ちようとするも、ライダーマンとZXに受け止められる。

 

ZX「大丈夫か?」

エンジェルパッション「なんとか……」

 

アマゾン「きぃぃ!」

スカイライダー「はあっ!」

 

アマゾンが跳び、スカイライダーもついて行くように飛ぶ。

 

アマゾン「大切断!」

スカイライダー「スカイ、キーーーック!」

 

アマゾンとスカイライダーが二人同時で攻撃をするが、メビウスの前のシールドのような物に阻まれて、二人は吹き飛ばされて下に落ちた。

 

アマゾン「ぐゎっ!」

スカイライダー「ぬおっ!」

 

アマゾンとスカイライダーがすぐに起き上がる。

 

1号「このままでは……」

エンジェルピーチ「皆、いくよ!」

全員(エンジェルパッション除く)「おうっ!」

エンジェルパッション「待って!」

 

エンジェルパッションが皆を止める。エンジェルパッションはあくまでメビウスを説得しようとするのだ。

再びエンジェルパッションは一人でメビウスのところに飛んで行き、メビウスに向かって必殺技の「プリキュア・ハピネス・ハリケーン」を放ち、その幸せの嵐の中でメビウスを説得する。

しかし……メビウスが突然光り出す。

 

エンジェルパッション「メビウス様!?」

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エンジェルパッションがメビウスの心配をする。光が止むとそこにはなんとロボットが居た。

その事にエンジェルパッションだけでなく、他の皆も驚愕する。

 

ロボット「我が名は……メビウス……我が……名は……」

 

ロボットは爆発した。

 

ウエスター「そんな?」

2号「ロボットだと!?」

サウラー「あれが……メビウス?」

スーパー1「いや、そんなはずはない!」

メビウスの声「それは本物の私ではない」

エンジェルベリー「何ですって!?」

1号「この声は……」

 

1号はメビウスの声が先ほどとは違うことに気づく。

 

エンジェルピーチ「メビウス、どこに居るの!?」

X3「隠れてないで出てこい!」

メビウスの声「私は隠れてなどいない」

]「どこだ!?」

 

メビウスの声を聞いて皆が周りを見るが、メビウスらしき人物が見当たらない。

 

メビウス「私は最初からお前達の目の前に居る」

 

皆が自分達の前にあるものを見る。

 

アマゾン「まさか!」

 

自分達の前にはシフォンが捕らわれている球体があるのみ。

 

メビウスの声「ここだ。私はここにいる」

エンジェルピーチ「まさか…」

エンジェルベリー「メビウスの正体は……」

エンジェルパイン「あの巨大コンピューター?」

メビウスの声「仮面ライダーの諸君。それぞれ私の声に聞き覚えはないかね?」

1号「ショッカーの首領!」

メビウスの声「そしてまた…」

2号「ゲルショッカーの首領!」

メビウスの声「そしてまた……」

X3「デストロン!」

]「GOD!」

アマゾン「ゲドン! ガランダー!」

ストロンガー「ブラックサタン! デルザー!」

スカイライダー「ネオショッカー!」

スーパー1「ドグマにジンドグマ!」

ZX「バダン!」

BLACK RX「ゴルゴム! そしてクライシス帝国!」

メビウスの声「そうだ。それらの組織を束ねていたのがこの私、総統メビウス!」

エンジェルパッション「そんな……」

ウエスター「俺達は今までこんなものに支配されていたのか?」

サウラー「一体、何故?」

メビウスの声「お前達がそれを望んだからだ」

エンジェルパッション「私達が望んだ!?」

 

巨大な球体が開いていく。

 

メビウスの声「さあ、インフィニティを取り戻したくば来るがいい!」

1号「行くぞ!」

 

皆がその球体の中に入る。

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その空間の一番上にはシフォンが居た。

 

エンジェルピーチ「シフォン!」

 

プリキュア達が飛んでシフォンの元に向かうが、突然何かの衝撃波を食らったように下に叩きつけられる。

 

スカイライダー「これは……」

エンジェルパイン「重くて飛べない……」

エンジェルパッション「重力を操っているみたいね」

 

すると突然めちゃくちゃな階段が現れる。

階段の途中には見覚えのある人物が立っていた。それはベリーに変身する前の美希であった。

 

]「あれは?」

サウラー「どうやらあれは、メビウスが作り出した幻のようだな」

ZX「とにかく行くしかない!」

 

皆が階段を上っていく。

 

メビウスの声「ただ上るだけでは退屈だろう」

 

メビウスがそう言うと周りがジャングルのようになる。

そこにはどこかの世界の住民のような者達がプリキュアと仮面ライダー達に矢を射るが、全員叩き落す。

 

メビウスの声「さすがだ。こうでなくてはな」

エンジェルパッション「さっき、私達人間が支配されることを望んだって言ったわよね」

スーパー1「確かに……どういうことだ!」

メビウスの声「よかろう。教えてやろう」

 

メビウスが使っている姿が美希から祈里のものに変わった。

 

メビウスの声「元々、ラビリンスは……プリキュア。それに仮面ライダー。お前達の住む世界とよく似ていた!」

BLACK RX「何!?」

メビウスの声「だが文明が発達するにつれ、人間は便利さばかりを求め、ついには国の管理までもをコンピューターにやらせようと考えた。

ラビリンスの科学の粋を集め、作られた国家管理用のコンピューター『メビウス』! それが私だ。

これにより、ラビリンスはより高度な文明を得た。しかし、私のプログラムはあまりに優秀すぎた」

2号「優秀すぎただと?」

メビウスの声「そうだ。私はやがて自ら思考するようになり人間の愚かさに気付いた。私に頼りきりで自分では何か考えれない。

そんな人間にこの世界を任せてはおけない。私は全ての端末を通じて、人間の心を操り、ラビリンスを支配することに成功したのだ。

そして自分の手足となる護衛として、爬虫類のDNAからクラインを、植物のDNAからノーザを生みだした」

アマゾン「あの二人の正体……そういうことだったのか」

メビウスの声「こうして私は全てのパラレルワールドを支配する計画に乗り出した。

愚かな生き物たちから全ての世界を救うために!」

エンジェルピーチ「そんな!」

エンジェルパッション「私達自身がメビウスを作り出したなんて……」

メビウスの声「では……」

 

今度はラブの姿に変わった。

 

メビウスの声「ゲーム再開だ」

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ジャングルから次は氷の世界に変わった。

 

ウエスター「またか!」

1号「怪人もいるな」

 

そこには仮面ライダー達が今まで倒して来た怪人が何体も居た。

怪人達が襲いかかって来て、プリキュアや仮面ライダー達が戦う。

その攻撃により、ウエスターが落ちそうにタルトとアズキーナをかばうため、下に落ちてしまう。

そしてアマゾン、ストロンガー、ZXも何体の怪人と一緒に下に落ちる。

 

エンジェルピーチ「ウエスター!」

]「アマゾン!」

スカイライダー「ストロンガー!」

スーパー1「ZX!」

メビウスの声「下を気にしている暇なないぞ」

 

ラブからせつなの姿に変わる、メビウス。

プリキュア達の前には多数のコードが現れ、道を阻むがサウラー、]、スーパー1、ライダーマン、スカイライダーがコードをどけるも、そのコードにより、下に落とされた。

 

メビウスの声「どうした? 人数が減ってきているぞ」

エンジェルピーチ「メビウス!」

BLACK RX「許さんっ!!」

 

残っている皆が階段をさらにかけ上る。

 

メビウスの声「全パラレルワールドの支配。全ては私の計算通りに進んでいた。

ただ、一つ……。プリキュア! それに仮面ライダー! お前達を除いて!」

 

せつなの姿が昔のイースの姿に変わる。

そのイースの姿が上る皆の前に阻む。

 

メビウスの声「我が忠実なる僕達を騙して仲間にしてしまうとはな…」

BLACK RX「騙したのはお前だ! メビウス!」

 

憤る皆の前にエンジェルパッションが前に出る。

 

エンジェルパッション「違う。騙されてなんかいないわ。

私は、ラブに美希にブッキー、そしてたくさんの人達に教えられた!

人間、一人ひとり違って良いこと。いくつもの失敗や喜びを経験して、精一杯生きる。

それが人間の素晴らしさだと言うことを……」

1号「そうだ。それは人間だけじゃない。全ての生き物にも言えることだ」

 

皆がうなづく。

 

エンジェルピーチ「行こう。全ての世界の幸せと笑顔を守るために!」

皆「うん!(ああ!)」

メビウスの声「何を行っても無駄のようだな」

 

するとシフォンがプリキュア達の前に降りてくる。

 

エンジェルピーチ「シフォン!」

メビウスの声「消え去れ!」

 

シフォンの額から稲妻が走り、稲妻が皆を襲う。

 

タルト「皆!」

 

階段に居た全員が下に落ちる。

 

メビウスの声「愚か者ども!」

 

シフォンからまた稲妻が走って、下にいる全員を襲う。

 

全員「うわぁぁぁぁぁ。(ぐわぁぁぁぁああ!)」

 

先ほど現れていた人間のふりをしていたメビウスの顔が巨大な立体映像となって現れる。

 

メビウスの声「ここで朽ち果てるがいい!」

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攻撃が止むとタルトとアズキーナ以外全員が倒れて、意識がない。

メビウスは全員の体を細い緑色のコードで縛る。

 

メビウスの声「さあ、私が管理してやろう。さあ、すぐに楽にしてやる。私が言うがままに生きれば間違いはないのだ」

 

周りにはピーチ=ラブ、ベリー=美希、パイン=祈里、パッション=せつな、ウエスター、サウラー、タルト、アズキーナだけでなく、

仮面ライダー達、1号=本郷猛、2号=一文字隼人、X3=風見志郎、ライダーマン=結城丈二、]=神敬介、アマゾン=山本大介、ストロンガー=城茂、スカイライダー=筑波洋、スーパー1=沖一也、ZX=村雨良、BLACK RX=南光太郎のデータが周りに映し出される。

 

メビウスの声「これで秩序が戻る」

BLACK RX「それは違うぞ……」

 

BLACK RXが起き上がろうとするが、コードで縛られて動けない。

 

メビウスの声「違うだと?」

BLACK RX「お前のやっていることは秩序では無い! ただの支配! お前のエゴだ!」

メビウスの声「その状態で何が出来る?」

BLACK RX「ならば! RX! バイオライダー!」

 

BLACK RXの体がバイオライダーに変わる。

バイオライダーは自分の体をゲル状にして、コードから脱出し、コードに縛られている皆を解放した。

 

メビウスの声「何だと!? そのデータなど……」

BLACK RX「残念だったな! 皆、起きろ……」

 

バイオライダーからBLACK RXに戻ったBLACK RXが皆を起こすが皆、まだ意識を失っている。

 

メビウスの声「本当にそんなことをしてもいいのか?

よいか、私が全て決めた世界なら、争いも悲しみも不幸もない。私が管理統制した世界こそ、間違いのない正しい世界なのだ!」

エンジェルピーチ「その代わり、あなたが管理した世界には思いやりも喜びも幸せもない」

 

エンジェルピーチが目を覚ます。

 

エンジェルピーチ「誰かが決めるんじゃない。自分達で悩み、考えるから意味があるんだよ」

1号「それに貴様の管理など、自由は無い!」

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エンジェルピーチに釣られるように1号だけでなく、他の皆も起き上がろうとする。

 

エンジェルベリー「時には間違えることだってあるわ」

エンジェルパイン「悲しむことだってある」

エンジェルパッション「不幸になることだってある」

エンジェルピーチ「でもそれを乗り越える思いやりや幸せがきっと生まれる!」

サウラー「間違ったら、何度もやり直せばいい。喜びを…幸せを手に入れるまで」

2号「お前はその失敗を恐れているにすぎない」

ウエスター「だからこんなところでは終われないのだ!」

エンジェルパイン「ええ、絶対終わらないって私信じてる!」

エンジェルベリー「そうよ、だってあたし、完璧だから!」

エンジェルパッション「最後の最後まで精一杯頑張るわ!」

]「人類の……」

X3「いや、全ての生き物のために……」

エンジェルピーチ「そして最後は幸せゲットだよ!」

 

全員が完全に起き上がる。

 

音声「桃園ラブ達のデータ管理に失敗しました」

メビウスの声「貴様ら…貴様ら……貴様ら何をしたーーーーー!?」

スカイライダー「何もしていない!」

ストロンガー「言うならば、自由のために立ちあがった。それだけだ!」

スーパー1「終わらせてもらうぞ。メビウス!」

 

メビウスは人間態のようなエネルギー体を何度も生みだして、プリキュアや仮面ライダー達は皆やって来るメビウスの分身を次々に倒していく。

その分身体がやられていくと同時に今まで管理していたラビリンスの人間達のデータも管理できなくなってしまっていく。

 

メビウスの声(管理しきれなかったプリキュアと仮面ライダー達のデータが私の体を駆け巡っていく…。消去されていく……)

 

仮面ライダー達『ライダーーーーーーーーーーーーーー』

プリキュア達『プリキュア』

仮面ライダー+プリキュア『ハイパーーーーーーーー、キーーーーーーーーーーーーーーック!!』

 

仮面ライダーとプリキュア全員を合わせたキックがメビウスの分身体を瞬く間に消していく。

 

メビウスの声「ラビリンスの科学者は無秩序な世界を統制するために、私を作った。

だから私は正しい。私は常に正しい。正しいのは私だ!

それなのに、お前達のせいで無に帰すのだ」

タルト「わいらのせいやて? わいはただドーナツをあげただけや」

ZX「お前が正しいだと? 誰がそんなこと同意した!?」

サウラー「その通り。メビウス、あなたがしていたことは人々を騙し、意のままに操ろうとしただけに過ぎない」

ウエスター「だが俺達はドーナツの味を知ってしまった」

アマゾン「それ、少し違う」

ウエスター「これからは自由にさせてもらう!」

エンジェルピーチ「きっとラビリンスの人達は皆の幸せのために、あなたを作ったはずだよ。

幸せを奪うためじゃない!」

メビウスの声「この私を浄化しようと言うのか?」

エンジェルピーチ「メビウス、あなたの幸せは何?」

2号「自ら考えれるのならお前の幸せもあるだずだ」

メビウスの声「私の幸せ……。そんなものはプログラムされていない。

だが…あえて言うならば、唯一管理できなかったプリキュア、仮面ライダー。

お前達を消し去ることだ!」

1号「何!」

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周りが突然赤い文字だらけになる。

 

音声「自爆装置が作動しました」

エンジェルピーチ「………!?」

エンジェルベリー「自爆って……」

スーパー1「メビウス、貴様!」

エンジェルパイン「そんな……!」

]「死ぬ気か!?」

エンジェルパッション「やめて、メビウス様! こんなこと…こんなこと良くないわ!」

音声「爆発まで、後60秒」

サウラー「逃げろ、プリキュア!」

ウエスター「もう時間がないぞ!」

ストロンガー「確かにまずい……」

エンジェルピーチ「でも、シフォンを残していけない!」

アマゾン「くっ!」

 

プリキュア達がシフォンの元に向かうが、シフォンから衝撃波が放たれて全員叩き落される。

 

エンジェルピーチ「シフォン…どうして…」

音声「爆発まで、後30秒」

メビウスの声「はっはっは、プリキュア、そして仮面ライダー。お前達は私と一緒に消滅するのだ! もう諦めろ!」

エンジェルピーチ「諦めない! 皆の思い。絶対シフォンに届けて見せる!」

ベリー、パイン、パッション「「「うん!」」」

BLACK RX「そして消滅するのはお前だけだ! メビウス!」

 

皆が目をつぶってシフォンの事を思う。それはプリキュアを応援していた人達も思う。

その皆が思う心が集まって巨大なハートを生みだす。

 

音声「爆発まで、後10秒。9…8…」

1号「後は頼むぞ! プリキュア! 皆行くぞ!」

仮面ライダー全員(1号除く)『おう!』

仮面ライダー全員『とおっ!』

 

仮面ライダー全員が飛びあがり、メビウスの中枢であろう場所に跳んで行く。

 

仮面ライダー全員『ライダーーーーーーーーーーーーーー!!!』

プリキュア全員「想いよ届け、プリキュア・ラビング・トゥルー・ハート・フレッーーーーーーシュ!』

 

巨大なハートがシフォンに向かって飛んで行く。それと同時に仮面ライダー達がキックの体制になる。

 

仮面ライダー達『キーーーーーーーーーーーーーーーーーック!!!!!!!!!!!!!!!』

 

シフォンにハートが届くと同時に、仮面ライダー達のキックがメビウスの中枢を貫く。

そこから大爆発が起こり、下に居る人達は驚愕する。

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そして爆発の煙が止むと、そこには無事な姿でいたプリキュアと仮面ライダー達の姿があった。

シフォンは元に戻り、ホホエミーナで皆、メビウスに支配されていたパラレルワールドを回り、そして皆プリキュア達の世界に帰る。

そしてプリキュア達は皆家族の元に帰って行き、喜びあう。

それから数日が経ち、ダンス大会決勝が開かれ、ラブ、美希、祈里、せつなは大会に出場し、その様子を皆の家族やウエスター達に仮面ライダーである本郷達も観賞。

それからまた翌日、せつなはウエスター、サウラーと共にラビリンスに帰り、ラブ達三人はいつもの生活に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして仮面ライダー達も自分達の世界に帰って行った。

しかし仮面ライダー達の戦いは終わらない。また悪が世界を脅かすなら、仮面ライダーは世界を越えて戦うのだ。

仮面ライダー達は変身し、バイクに乗って、走る。

平和のために……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらば、プリキュア。さらば、仮面ライダー。

ありがとう……そして……さようなら。

説明
この物語は「フレッシュプリキュア!」の最後の話がなんとなく昭和の仮面ライダー作品的だと感じたので作りました。
そのため、色々めちゃくちゃな部分が出てきます。その事を頭に入れてご覧下さい。それが嫌な人は読む事はご遠慮下さい。
また原作を見てない人には優しくなく、人物説明などは省きます事をご了承ください。
それと敵の総統メビウスの声は途中でですが、都合により、ショッカー首領の声と同じだと考えてください。
ちなみに仮面ライダーの声は全員オリジナルと考えてください。
なお原作にないオリジナル要素などが少々あります事もご了承ください。
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コメント
メビウスが大首領でもあったとは…!(frauhill0314)
豪華共演でしたね。(ブックマン)
ごめんなさい・・・やっぱり解かりませんでした・・・やっぱプリキュア見ないと理解できませんね。^ ^;(アキエル)
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