恋姫と漢女 第八話 |
黄巾党をつぶしに大移動を始めた魏軍
そして目的の場所に着き 陣を構築してるときだった
華琳「軍儀に行ってくるわ ちゃんとやっときなさいよ」
一同「はっ」
桂花と秋蘭が兵に指示をだしテントをちゃくちゃくと作っていくなか
衛「なんだ?どこから・・・」誰かに見られてる感じがした
凪「隊長?どうしたのですか?」
衛「いや・・・なんでもない気のせいだ」
凪が心配するのでその場は何もないといったが・・・
衛「やはり、誰かに見られてるな・・・」
どう対処しようかと思っているとき
華琳「ただいま・・・・はぁ・・・・」
秋蘭「華琳様・・・どうなされたのですか?」
華琳「軍儀というものじゃなかったわ・・・・半刻後攻撃を開始する」
一同「はっ」
華琳「衛、着いてきて」
衛「なんだ?」
華琳に呼ばれ陣を一望できる少し離れた丘に着いた
華琳「あの他よりも多いところが袁招の軍」
衛「多いな・・・それにあの鎧・・・売ったらいくらに・・・」
華琳「そして、あの軍が分かれているところが袁術と孫策よ」
衛「あれが・・・袁招と同じ鎧だな 孫策は違うが」
華琳「そうね、袁家はこの国では名門と呼ばれているわ。だからあんな馬鹿でも当主をやっていける」
華琳「ほかは・・・たいした戦力じゃないわね」
衛「でも、どうしたんだ?いきなりこんなこと教えるなんて・・・」
華琳「私は・・・・アナタなら、王の座を譲ってもいいと考えてるわ」
衛「はぁ?何言ってんだ?華琳、変なものでも食ったのか?」
華琳「そんな分けない「冗談はやめろよ」冗談じゃないわ」
華琳「私はね、衛 アナタが着てから思い知ったのよ・・・」
衛「なにを?」
華琳「私が民のためを思ってやってきたこと・・・けれどもアナタが出した政策の方が民が喜んでる。
それは天の知識があるから・・・とも思ってたわ・・・・けれど」
衛「けれど?」
華琳「春蘭、秋蘭それに桂花は私を慕ってくれるわ・・・・・けれど、他の子 そうね三羽鳥や季衣、流琉はアナタになついている」
衛「それは・・・華琳が王だから「違うわ」・・・」
華琳「王だから王じゃないからではないのよ・・・私はアナタほどの器はないのかもしれないわ」
衛「華琳」
華琳「さぁ、時間よ まずは功を得ることに集中しましょう」
衛「そうだな」
衛たちはその場を後にする
華琳「聞け!魏の勇者たちよ!この先には我らが幾度も制裁を加えてもなお抗ってきたものたちだ
しかしそれも今日で終わる!臆するな!我らの力を天に示せ 醜き生より誇り高い死を選べ!」
桂花「全軍駆け足!・・・・全軍抜刀 突撃」
兵たちが武将の後をおって敵に突撃する 声を上げながら・・・
黄巾党20万と連合5万が正面からぶつかる
春蘭「進め!臆するな!我らの武天にしめせ」春蘭が兵を鼓舞する
秋蘭「姉者張り切っているな・・・我らも続くぞ!」
秋蘭も姉の春蘭を援護するように弓を打ちながら 同じく突撃する
凪「我らも」真桜「せや」沙和「いくの〜」
三羽鳥「「「我らの武 天いや、隊長に見せ付けるとき」」」
一部の兵には華琳の言う天は天の御使いの神苑衛にと思ってることが多い特に天の御使いとうわさが流れたあとの新兵には・・・
戦況は連合もどきが圧倒的に勝っていた
はじめは20万とあった黄巾党も次第に数が減り 今では2万程度まで削られていた
そのときだった、はるか後方で動きが・・・
?「姉さんたち、もう持たないかもしれない」
?「そうよね・・・今なら逃げれるかもしれない」
?「そうね・・・この本があればまた・・・」
?「それじゃぁ逃げちゃお」
敵の後方より逃げるように立ち去る三人
それを待っていたかのように動く三羽鳥
凪「真桜 沙和」真桜「了解や」沙和「わかったの〜」
?「もう、しつこいわね」
彼女たち?を追う男たちは自称親衛隊
その彼らの前に現れる褐色の武将
男たち「てんほうちゃんをまもれ〜!」
男たちは褐色の女性に挑むも・・・・あっさり倒された
凪「アナタがたが張三姉妹でしょうか?」
?「そうよ・・・アナタどこの?」
凪「私は魏の楽進 あなたたちを確保しにきました」
?「そう・・・わかったわ、私たちはアナタについていきます」
?「ちょっと、れんほう?」
?「姉さん、もう逃げ切れないわ」
?「そんな・・・」
凪「では・・・」
捕まった張三姉妹は三羽鳥に連れられ 華琳の元へ
その後曹操が張三姉妹を討ち取ったとうわさが流れ(桂花が流したが)うわさを聞いた民が華琳の元に集うように街が拡大していった
ようやく黄巾党の乱が終わった けれどもそれは乱世の序章でしかなかった
おまけ
衛「弱いな」
衛は一人連合ではなく遥か遠くの黄巾の別働隊10万に一人で挑んでいた
男「くそ、たかが一人に・・・囲め!」
たかが一人 そう たった一人 侮った男たちは半分以上を一刻もたたずに殺された
衛「これでも呂布には届かないんだよなぁ〜」
男たちが回りを囲むもそれを無視して衛は一人まだみぬこの時代最強の存在を思っていた
男「いまだ!死ねぇぇぇ!」『ザシュッ!』
また一人見えない何かで絶命する
衛を囲んだ男たちは一太刀当てることなく・・・・
衛「ふぅ・・・終わったかな」
蝉「そうですね。ご主人様」
衛「蝉・・・どうした?その傷は」
蝉「これはそのご主人様に見とれてたら・・・衝撃波で」
衛「そうか、大丈夫か?」
蝉「このくらいどうってことないわ・・・それより」
衛「あっちも終わったか・・・・左慈、いるんだろ?」
左慈「ふん、今回はそれなりにできるようだな」
蝉「左慈!ご主人様さがって」
左慈「ふん、そう必死になるな・・・今回は味方だ・・・」
蝉「そう、ご主人様」
左慈「この世界には北郷一刀は居ないのか」
衛「わかってる。左慈、お前は俺を・・・」
左慈「ふん、俺が殺したいのは北郷一刀だ お前じゃない」
左慈「俺はこの外史をどうしようとも思わん 今の俺じゃあお前に勝てないのもわかってる」
左慈「せいぜい頑張ってみることだ・・・お前は俺が認めた男なんだからな(テレテレ)」
そういい残すと左慈は光の粒子になり 消えていった
衛「それじゃぁ、蝉 俺は華琳の元に返るぞ」
蝉「わかったわ・・・ご主人様」
衛「ん?」
蝉「気をつけて・・・なにやら邪悪な氣を感じるから」
衛「わかった」
邪悪な氣 それは・・・
あとがき
いや〜一応主人公ですので強くしました
衛が使う武器について 今回は戟をダブルで使っております
重さは呂布(恋)が二人いてやっと一本持てる程度の重さです
チート効果で氣も使えます
男たちに囲まれたときに使った業は
その場で高速回転しながら戟を振るって 倒したんですねぇ
さて、コメントくださる方が少ないですが 次は拠点を書きたいかと
何か候補ありますか?
説明 | ||
きえた〜 悲しいです二回目です 暴走してます かなりヤバイ中身です |
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コメント | ||
重量武器ですね。(ブックマン) | ||
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