仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双 第11話 |
これまでの仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双は!
一刀「ハアハア、ハアハア……。またあの夢だ。これで何度目だよ?」
何度も見る夢でうなされように起きる一刀。
一刀の周りには無数の地球。そして巫女服の少女管輅。
管輅「あの世界を破壊してください」
病に倒れる馬騰に頼まれる一刀。
馬騰「お主にこの西涼を治めて欲しいのだ」
破国は大陸を統一。
そこに左慈がネガ電王となって一刀の前にやって来る。
左慈「言葉の通りだ。それに俺はお前に言ったはずだ。北郷一刀、お前を殺す。俺の手でな!」
ネガ電王が退いたのち、管輅に暗い世界に連れられて世界の真実と管輅の正体を聞く。
管輅「私はその外史を管理する管理者の一人でした」
東王父「ちなみにその時の一刀を殺したのが俺だ」
一刀「俺を殺したとしても別の世界の俺だろ。そのせいかあまり実感がわかん。
それにそんな過去のことイチイチねちねち言うのは嫌なんでね」
一刀達は世界の存亡をかけて軍を準備して泰山に向かうのであった。
一刀達破軍の将と形式上捕虜になった魏、呉、蜀の将全員が破軍の兵士達を連れて泰山に向かっていた。
この時の破軍の数は全ての国の兵達を集め、百万を超える大軍勢であった。
そして破軍は泰山の麓まであと10キロのところまでやって来た。
華琳「でも本当にあの白装束が居るのかしら?」
一刀「ここまで来た以上あると思わないとダメだろ」
雪蓮「そうね。今までの借りを返してやらないとね」
桃香「今度こそ終わらせないと……」
一刀「っても俺はこの世界を破壊するけどな……」
雪蓮「それはこの場で言う台詞じゃないでしょ」
一刀「まあな。だがこの世界で色々してきたんだ。あいつらがやろうとしている破壊とは別の破壊を実現しようと思ってるぜ」
桃香「どうするんですか?」
一刀「さあな。考えてない」
華琳「相変わらずね。本当によく今まで生き延びれたわね」
一刀「それこそ世界の破壊者……ってことだな……うん?」
先頭でマシンディケイダーに乗っていた一刀が止まる。
それと一緒に華琳達も馬を止める。
華琳「一刀?」
一刀「やっとおいでなさったようだぜ」
一刀はディケイドライバーを付ける。
皆の前には白装束の兵達がかなりの数が配置されていた。
一刀「変身!」
ディケイドライバー「カメンライド、ディケイド!」
一刀はディケイドに変身する。
一刀「お前達!」
ディケイドが後ろにいる皆に向かって言う。
一刀「これが最後の戦いになるだろうぜ。気を引き締めろ! そして生を実感しろ!
必ず生き残れ! いいな!」
皆『応っ!』
一刀「それじゃあ、全員いくぜ!」
ディケイドがマシンディケイダーで先行し、皆がそれを追う。
世界の破壊者、ディケイド。
とある外史をめぐり、その瞳は何を見る。
オープニング
ある荒野でマシンディケイダーからおり、景色を眺める一刀。
写真のフィルムがいくつも入ったガラス箱をどかす一刀。
城の中庭で何かを思う、風、星、凪、真桜、沙和、翠、蒲公英、月、詠、恋、音々音、明命。最後に現れる稟。
一刀が中庭の外れでマシンディケイダーにもたれかかり、一刀の周りには自分に味方する13人の少女の虚像が次々に現れる。
フィルムが入ったガラス瓶が落ちて割れ、一刀の顔には9人の平成の仮面ライダーの顔が浮かび上がる。
どこかで紙飛行機を飛ばして投げる、東王父。
一人、空を見上げる凪。
13人の少女とその中心にいる一刀。
白装束の兵達を抜いてすぐに、仮面ライダー達が倒した怪人達が目の前に大量にやって来る。
怪人達に泰山への道を防がれるディケイド。
そこに一刀達の後ろには銀色のオーロラが現れ、そこから出てくるのは……。
マシンディケイダーで走るディケイド。その周りには己の力が持つ平成ライダー9人が映し出される。
仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双
第11話 オール対大ジョッカー
破軍+αが白装束の兵達に向かって突撃し、戦闘を始める。
破軍の兵士達『うおおおおおおおおおおおお!!』
翠「おりゃっ!」
春蘭「はあああ!」
愛紗「うぉおおおおおおお!!」
兵と猛将達が次々に白装束の兵達を倒していく。
当然ディケイドも……。
一刀「うりゃあああ!!」
ディケイドはマシンディケイダーから降りており、ライドブッカーで敵を斬ったり撃ったりして確実に敵を倒していく。
白装束「ディケイド!」
白装束「この悪魔め!」
白装束「貴様は世界の破壊者だ!」
一刀「手前らに言われる筋合いはねえ!」
ディケイドが白装束の兵をかなり倒していく。
その横にはディエンドが戦う。
東王父「なかなかの数だね。いつの間にここまで揃えたんだろうね」
一刀「それはお前の方が詳しいだろ」
東王父「俺が居なくなった後も増えてるからね。こいつらは何にもないところからでも作れる戦闘員だからね」
一刀「戦闘員が量産型か……。だったら全部ぶっ倒してやるぜ!」
ディケイドとディエンドがブラストのアタックライドカードを挿入して、ライドブッカーとディエンドライバーの銃口から大量のエネルギー弾が放たれかなりの白装束が倒される。
星「さすが一刀殿」
翠「あたしらも負けてらんねえな」
明命「はい!」
破軍の兵達が減りながらも白装束の数を減らしていくが、白装束は減らしても減らしても湧いてくる感じだった。
秋蘭「きりがないな……」
紫苑「どうしましょう……」
皆が困っている。そこに……。
兵士A「曹操様達は先に行ってください!」
兵士C「ここは自分達で食い止めます!」
兵士B「サー! 行ってください! サー!」
兵士達が白装束の相手は自分達兵士に任せて欲しいと言ってきた。
桔梗「お主ら……」
霞「せやけど……」
兵士L「お願いします!」
兵士O「将の皆さんは我らの希望です! 皆さんが泰山に着けばどうにかなります!」
兵士A「我々の事は心配しないでください!」
兵士U「後で必ず追い付いてみせます!」
一刀「その言葉忘れるなよ。行くぞ!」
ディケイドがマシンディケイダーに乗って道を切り開いていく。
一刀「よし! 将達皆俺について来い!」
将全員『応っ!』
将全員が馬に乗って、ディケイドの後を追う。
そして忽ちディケイドと将達の姿はそこに無くなった。
兵士Z「一刀殿……ご武運を!」
ディケイド達が先に進んで麓までやって来る。
泰山の麓には頂上まで登る階段が存在していた。
一刀「あれか……誰か居やがるな!」
その階段の少し前にある男が居た。
鄭玄であった。
一刀「あいつは?」
東王父「あいつの名は鄭玄。まあ管理者の一人でかなりの能力者だよ。と言っても大ジョッカーとは別行動をしていたけどね」
鄭玄「ディケイド……貴様は何度も何度も私の策を破りおって……」
一刀「策?」
東王父「一刀は知らなかっただろうけど、あいつなんだよ。キックホッパーとパンチホッパーをこの世界に呼び出したのは……」
鄭玄「タイガもだがな……」
一刀「なるほど……。あの時のはお前の仕業か……」
鄭玄「そうだ。こうなった以上私自らが出てきたのだ」
一刀「俺に勝つ自信があるのか?」
鄭玄「この姿は仮の姿だ。この鄭玄、その実態は……」
鄭玄がコートを脱ぎ棄てる。
そして鄭玄の格好がどこかの現代軍人の格好をしていた。
ゾル「ゾル大佐だ!」
一刀「ゾル大佐かよ……」
???「そして私は……」
そこにゾル大佐とは別の軍人の格好をしている男がやって来る。
ブラック将軍「ブラック将軍だ!」
一刀「ブラック将軍もいるのかよ」
ゾル大佐「ディケイド、貴様達はここで終わる! 怪人達によってな!」
ゾル大佐が鞭を振り上げるとゾル達の前に銀色のオーロラが現れ、そこから怪人達が姿を現す。
しかもその怪人は大半がショッカー、ゲルショッカー、デストロンの怪人で少しずつだが、デルザー軍団、ネオショッカー、ゴルゴム、クライシス帝国の怪人達やイマジンにファンガイアもいる。
ブラック将軍「ゾル大佐。ここは私に任せて、貴公は首領のところに行って下され」
ゾル大佐「そうさせてもらおう。ディケイド、私に会いたければ頂上に来るがいい。来れたらの話だがな……」
ゾル大佐はそう言って先ほどとは別の銀色のオーロラを出して、姿を消した。
ブラック将軍「ディケイド。貴様らの相手は私が引き継ぐのだが…まだこれだけでは無いぞ!」
ブラック将軍が鞭をあげるとブラック将軍の後ろから宙に回転して怪人達の前に来る仮面ライダーが何人もやって来る。
しかもその仮面ライダーは悪人や闇のライダーばかりであった。
そこにはアナザーアギト、仮面ライダーインペラー、仮面ライダーリュウガ、仮面ライダー牙王、仮面ライダー幽気、仮面ライダーダークカブト、仮面ライダーダークキバと言った強系ばかりであった。
そしてそのライダー達の前にまたしても銀色のオーロラが現れ、そこから仮面ライダー王蛇が姿を現す。
王蛇「ここか? 祭りの場所は?」
ブラック将軍「そうだ。祭りを楽しみたければ前に居る者どもを殺せ」
王蛇「そうさせてもらうぜ」
王蛇がディケイド達の方を振り向く。
王蛇「行こうか……」
王蛇が駆けだすと後ろにいたダークライダー達と怪人達が駆けだす。
一刀「行くぞ!」
皆『応っ!』
ディケイドを先頭に破の面々がダークライダー+怪人達に突撃する。
春蘭「はあああ!!」
ダークキバ「はあっ!」
紫苑「はっ!」
幽気「ふん!」
将の皆が攻撃をするがダークライダー達が攻撃を防ぐ。その防いだ隙に怪人達が攻撃する。
一刀「とあっ!」
王蛇「その程度か?」
王蛇がディケイドの攻撃を防ぐ。
王蛇「!」
一刀「ぐおぁ!」
王蛇の攻撃でディケイドも仰け反り後ろに飛ばされる。
ディケイドが後ろに吹き飛ばされると同じ時に将の皆もディケイドと同じように後ろに飛ばされ、ディケイドと同じ場所に固まる。
一刀「まずいな…。敵の数が多い……」
ディケイドが立ちあがろうとする。
一刀「っても俺はここで死ぬ気はこれっぽっちもないけどな!」
そんな時、ディケイド達の後ろに銀色のオーロラが現れる。
一刀「何だ?」
稟「まさか後ろにも敵が?」
鈴々「挟み撃ちにされてしまうのだ!」
思春「……そうでもないかもしれん……」
思春がそう言うと皆が一時怪人達の方を見る。
怪人達は少しばかり驚きを隠せていなかった。
王蛇「ほう。まだ俺を楽しませてくれるのか?」
ブラック将軍「あれは一体……何だ?」
ディケイド達がその銀色のオーロラの方を眺める。
そしてそこから現れたのは……。
その銀色のオーロラから現れたのは平成の主人公仮面ライダー達6人が姿を現したのだ。
しかもその集団の先頭にはマシントルネイダーに乗る仮面ライダーアギト、マシンデンバードに乗る仮面ライダー電王、オートバジンに乗る仮面ライダーキバが姿を現す。
しかもその仮面ライダー達は全員最強形態であり、クウガはライジングアルティメット、龍騎はサバイブ、ファイズはブラスター、ブレイドはキング、響鬼は装甲響鬼、カブトはハイパー、そしてバイクに乗るアギト、電王、キバもシャイニング、超クライマックス、エンペラーフォームであった。
アギト、電王、キバがディケイドのところにやって来てバイクから降りてディケイドを起こす。
一刀「お前達は……」
アギト「助けに来てやったぜ」
桃香「あれ?」
雪蓮「この声……」
華琳「あなたまさか……」
アギト「ああ。俺もあいつらもお前だ。北郷一刀」
一刀(ディケイド)「何だと?」
皆が後ろに現れた仮面ライダー達を見る。
そして後ろのライダー達もディケイド達の元にやって来る。
一刀(ディケイド)「あれが俺だと」
管輅「間に合いましたね」
管輅がその場に姿を現す。
東王父「管輅。かなり無理したでしょ?」
管輅「はい。別の世界に居た私を利用してなんとか様々な外史で仮面ライダーの力を持つ北郷一刀さんを集めてこの世界に来させましたが……」
管輅がふらついて思わず倒れてしまいそうになるが……。
電王「おいおい、大丈夫か?」
電王が管輅を支える。
管輅「私は大丈夫です」
ブラック将軍「馬鹿な……。この世界は完全に他の外史との繋がりを断ち切っていたのだぞ! 何故来れた!?」
アギト「仮面ライダーはお前達のような悪人を許せないんでな……」
キバ「それに別の世界とはいえ、俺自身の危機を見過ごせないしね……」
電王「悪いが俺は最初から最後までクライマックスなんでな! お前達の泣きごとは聞かねえんでな!」
東王父「さすがはお前自身だな」
一刀(ディケイド)「いやいや……。しかし、俺に協力してくれるのか?」
アギト「当たり前な事を言うな」
クウガ「さっきそっちの俺が言っただろ」
カブト「俺自身の危機は俺達の危機と同じだ」
ファイズ「嫌だと言っても協力させてもらうぜ」
響鬼「それに下手したら俺達の居る世界…外史にも来るんだろ?」
龍騎「だったらここで倒す!」
ブレイド「ああ! お前達も立てるか?」
ブレイド一刀がこの世界の将達に聞く。
星「もちろん!」
蒲公英「まだたんぽぽも戦える!」
凪「この世界を好きにはさせません!」
稟「微力ながら私もやります!」
恋「……恋もまだ…頑張れる」
アギト「よく言った! それじゃあ……」
一刀「いくぞ!」
全員『しゃあ!』
仮面ライダー達と将達が全員で突撃していく。
ブラック将軍「たった9人増えた所で何が変わると言うのだ!」
ブラック将軍の指揮で怪人達とダークライダー達も突撃する。
クウガ「はっ!」
ライジングアルティメットが手を広げる。
怪人「きええええええええええ!!」
怪人達の大半が超自然発火能力により体内から燃やされて爆発する。
キバ「きしゃあああああああ!!」
爆発で姿を隠しているのを利用してキバエンペラーは飛翔態になって口から火を吐いて、怪人達を倒していく。
王蛇「おもしれえ…おもしれえぜ!」
龍騎「お前の相手は俺がしてやる!」
龍騎が王蛇の相手をしようとする。
リュウガ「貴様の相手は!」
カブト「俺だろ?」
カブトがリュウガのところにまで一気に近づいてハイパーライダーキックを発動させてリュウガにぶつける。
リュウガ「ぐわぁああああああ!!」
インペラー「リュウガ!」
響鬼「鬼神覚声!」
響鬼がアームドセイバーを使って、インペラー、ダークカブトを巻き込んで二人のライダーを倒す。
ブラック将軍「……」
アギト「ブラック将軍……」
一刀(ディケイド)「ここまでだな」
怪人達の大半が居なくなって、ブラック将軍までの道ががら空きになっており、アギトとディケイドがブラック将軍のところに居た。
アギト「いい加減正体を見せたらどうだ?」
ブラック将軍「ふふふ、いいだろう。このブラック将軍の正体は……」
ブラック将軍が鞭を縦にする。そしてブラック将軍は姿を変える。
ヒルカメレオン「ヒルカメレオン!」
アギト「とりあえずはここを突破させてもらうぜ!」
アギトとディケイドがヒルカメレオンに向かって突撃する。
アギト「はっ!」
一刀(ディケイド)「うりゃあ!」
ヒルカメレオン「きぇええええい!」
アギトとディケイドが素手でヒルカメレオンを攻撃し、ヒルカメレオンも素手で攻撃する。
二人のライダーと幹部怪人の攻防が続く。
次第にアギトとディケイドがヒルカメレオンを押していく。
ヒルカメレオン「くそっ……」
ヒルカメレオンが乱戦の戦場に紛れ込む。
アギト「逃がすか!」
一刀(ディケイド)「待て!」
アギトとディケイドがヒルカメレオンを追う。
ヒルカメレオンを庇うように二人の前に怪人達が阻む。
アギト「邪魔だ!」
アギトがシャイニングカリバーを取り出して、阻む怪人達を倒していく。
そして二人がヒルカメレオンに追いつく。
そこで見たのは、ヒルカメレオンが稟を人質にしてる様子であった。
一刀(ディケイド)「貴様!」
アギト「そいつを離せ!」
ヒルカメレオン「そう言うわけにもいかない」
ヒルカメレオンが稟の首筋あたりに自分の手を完全に付ける。
すると何やら何かを吸う音が聞こえてくる。
アギト「まずい! 血を吸っている!」
一刀(ディケイド)「稟!」
ヒルカメレオン「はっはっはっ!」
ヒルカメレオンに人質を取られてどうしようもない二人だったが……。
アギト「はあああああああああ!!」
アギトがシャイニングライダーキックの体勢を取る。
一刀(ディケイド)「おいお前!」
ヒルカメレオン「貴様! この女ごと俺を倒す気か!?」
稟「一刀殿……」
アギト「ほお!」
アギトが回転ジャンプしてキック体勢を取る。
アギト「はあああああああああああああああ!!」
アギトのシャイニングライダーキックが命中する。
と思いきや命中しなかった。
何故ならアギトがキックを当てる直前にキックする足とは反対の足を無理矢理地面に突き刺すようにして、自分の体を止めたのだ。
そしてその足を軸にして両手でなんとか稟とヒルカメレオンを離して、カブトのライダーキックと同じ要領のキックをヒルカメレオンに当てる。
ヒルカメレオンは横に吹き飛ばされる。
ヒルカメレオン「ぐおおおお!」
ヒルカメレオンが立ちあがろうとする。
するとその前にはディケイドの金色のカードの壁とアギトの薄蒼い紋章があった。
一刀(ディケイド)「たあああああああああああ!!」
アギト「はああああああああああああ!!」
ディメッションキックとシャイニングライダーキックがヒルカメレオンに直撃する。
ヒルカメレオンは後方に吹き飛ばされる。
ヒルカメレオン「う……う……死ね……ライダー……」
ヒルカメレオンの姿がブラック将軍の姿に戻る。
ブラック将軍「もうそろそろ時間。……私の役目は終わった。……大ジョッカーに……栄光あれ! ぐおっ!?」
ブラック将軍は前に倒れて爆発する。
アギト「ブラック将軍は倒したな」
一刀(ディケイド)「っつてもまだ怪人が居やがるな……」
ディケイドの言う通りであり、まだ後ろには怪人達がうじゃうじゃいた。
おまけにどこからか現れた白装束の兵達も居る。
クウガ「俺はここに残る! 他の皆は先に!」
龍騎「俺も残ってやる!」
響鬼「俺もだ」
クウガ、龍騎、響鬼以外にカブト、ブレイド、ファイズも残ると言う。
それだけでなく……。
華琳「私達も残ってあげるわ」
雪蓮「あら私達も残ってあげるわよ♪」
桃香「私達も……」
東王父「俺も残ってやろう」
魏・呉・蜀の皆と東王父も残って怪人達の相手をするというのだ。
雪蓮「ああ、明命」
明命「はい」
雪蓮「明命は一刀達と一緒に行きなさい」
明命「!? 何故ですか!?」
雪蓮「あなたがこの中では一番一刀と親しいからよ」
明命「どういうことで?」
雪蓮「あなた一刀の事が好きでしょ」
明命「!」
雪蓮「だったら最後の戦いくらい好きな人の側に居たいわよね?
だから居させてあげるのよ。……行きなさい」
明命「ですが……」
雪蓮「周幼平!」
明命「はいっ!」
雪蓮「今を持ってあなたは呉の将じゃないわ」
明命「え?」
雪蓮「今からあなたは破の将よ。だから行きなさい!」
明命「……雪蓮様……分かりました!」
明命が破の将達のところに向かう。
一刀(ディケイド)「明命……お前達……」
アギト「行くぞ……」
電王「ああ……」
キバ「皆の思い、無駄にはしない!」
一刀(ディケイド)「行くぜ!」
ディケイド、アギト、電王、キバそして破の将達は階段を駆け上がる。
王蛇「まあ俺は誰が相手でも構わないぜ」
龍騎「俺達も行くぞ!」
残った全員『応!』
階段を駆け上がるディケイド達を水晶で見る左慈と于吉とゾル大佐と仮面ライダーレイ。
そしてその社にある玉座に座る一人の老人らしき男。管理者の創立者の南華老仙である。
南華老仙「ディケイド……。ここで貴様を終わらせる。この世界もろともな……」
南華老仙の腰には黒色のベルトをしており、真ん中には緑色のものが付いていた。
南華老仙「この創生の力でな……」
次回 仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双 最終回!
ディケイド達が社に到達する。
電王はネガ電王、キバはサイガ、アギトはレイを相手にする。
そして凪達はゾル大佐を相手にする中……。
ゾル大佐「私の変身を見るがいい!」
ディケイドは南華老仙の前に立つ。
南華老仙「この創生王の力を見よ!」
南華老仙が姿を変える。
一刀(ディケイド)「俺は全ての破壊者だ!」
全てを破壊し、全てを繋げ!
最終話 全ての破壊者
おまけ
作者「最終話の一話前の第11話だ!」
一刀「まさか俺自身が9人も来るなんて…」
作者「ふふふ。タイトルで察した人も多いだろうけど、実はこれを考えていたのだよ」
一刀「しかも前の作品と関係してそうな事言ってるし…」
作者「当たり前だ。あいつら全員仮面ライダー×真・恋姫†無双シリーズの一刀だ」
一刀「何だと!?」
作者「特にアギト、電王、キバの一刀は特別でな。三人ともSS大戦2010を体験した奴だ」
一刀「めちゃくちゃ前の作品とリンクしてるじゃん!」
作者「それとバレンタインネタの最後も実はこの三人だ」
一刀「ぶっちゃけ過ぎなうえに設定もぶっ飛んでるだろ!」
作者「だが私は謝らない!」
一刀「謝れよ!」
作者「謝る義理があまりない気がしてな…」
一刀「それはそうと次の土曜日じゃないのか? 投稿は」
作者「あれは最終話の投稿目標日であって、第11話を投稿する日の予定じゃないぞ」
一刀「何だと!?」
作者「と言ってもまだ最終話は書いてる途中だ。まあ今週は色々あって書く時間があるのかよく分からない。それこそ本当に土曜日になるかもな」
一刀「それでもその予定より早くするつもりだろ?」
作者「まあな。どうなるかは本当にリアルの俺次第。それでは…」
説明 | ||
この話は真の話と言うよりも無印の恋姫†無双に近い作品です。 そして流れも基本的なところは原作と変わりませんが、仮面ライダーの力があるためセリフや一刀の態度が違うところや話そのものが大きく違うところも出てきたりします。 そのためそんなの嫌だという方は閲覧をご遠慮願います。 |
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そしてディケイド一刀達を助ける(ナハト) 3度目に復活する南華老仙が左慈と于吉を裏切り消される前にこの二人は管路のお陰で助かり、二人に新たなライダーの力を渡す。左慈には仮面ライダーオーガとダークカブト、于吉には仮面ライダーサイガとダークキバの力を(ナハト) 最終決戦頑張って。(ブックマン) 楽しみだな(スターダスト) 興奮がもう止まりましぇ〜〜〜〜〜〜ん!!早いけど最終回楽しみにしてま〜〜〜〜〜す!!!!(仮面ライダー天皇) すごく楽しみにPCの前でwktkして待ってますね!!(ワカンタンカ) いよいよ次回で最終回。期待して待ってます。(pandora) |
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