G×S!でチクタクな展開があったとしたら。W |
横島達が過去の魔界から帰って来て数日後の夜……
タマモ「うふふ、ヨ、コ、シ、マ♪」
忠夫「タ、タマモ?な、何をするつもりじゃ…?」
タマモは楓達が寝静まったのを確認すると下着姿で忠夫に覆いかぶさって来た。
タマモ「何をですって?解ってるくせに」
忠夫「は、ははははは……」
タマモは正直もう気が気ではなかった。
ネリネや楓とはしょっちゅうしてるみたいだし、最近になってアイという女まで現れたのだ。このアイという女も忠夫に対しラブラブモード全開でくっついている。
ネリネにアイの事を尋ねてみたらタマモのあまりの迫力に根負けしたのかネリネは隠し通さなければならない秘密まで話してしまったのだ。忠夫すら消えている記憶と思っている『あの出来事』さえも……
その事はタマモにとってあまりにも口惜しい事だったが逆にその事は忠夫の逃げ場を塞ぐ事でもあったので良しとした。
タマモ「今日こそは逃がさないわよ」
忠夫「だから何度も言ってるようにだな、お前がダメという訳じゃなくワイはロリじゃないから今はまだ…」
そこでタマモはニヤリと笑いながら止めの呪文を口にした。
タマモ「ねりね」
ビクウッ
忠夫は微妙な発音で悟った。この発音はひらがなだと。
それでも冷や汗をかきながら無駄な努力をするのが横島イズム。
忠夫「ね、ネリネ?ネリネがどうかしたのか?」
タマモ「誤魔化そうとしても駄目よ、ネリネ本人に聞いたんだから。ねりねが良くて私が駄目という事は無いわよね」
忠夫「だ、だからな、あれは…」
タマモ「無いわよね♪」
タマモは答えを聞く前にもう、忠夫のボタンを外し始めている。
忠夫自身、ねりねとの事は子供の姿とはいえネリネに間違いは無かったしその想いを拒むことはネリネの存在自体を拒む気がしたからこその事だった。
だが、今のタマモにそれを言ってもただも言い訳にしかならなかった。
タマモ「ヨコ…タダオ」
タマモはゆっくりと顔を近づけていき忠夫も拒もうとしなかった。
タマモ「好きよ、タダオ」
忠夫「タマモ…」
忠夫から見ても今のタマモは綺麗だった、そしてゆっくりと目をつむった。
タマモ(よし、墜ちた♪)
そして二つの唇が重なった時、忠夫は堅い物が砕ける音を確かに聞いた。
ジャスティス崩壊
タマモ「いっただきま〜す♪」
翌日、忠夫はリビングにてネリネ、アイ、楓に正座をさせられていた。
ネリネ「忠夫さま!これは一体どういう事なんですか?」
(いや、貴女が喋らなければこんな事には。大体何でねりねの時の事を覚えてるんですか?)
アイ「忠夫くん。男の子なんだから気持ちは解るけど少しは歳の事を考えないと」
(貴女がそれを言いますか?…イエ、ナンデモアリマセン)
病楓「タダくん。私、私ね……」
(楓さん。お願いですからその眼で刃物を握らないでください。マジお願いします)
稟とプリムラはすでに逃げ出しており、タマモは幸せそうな顔で忠夫のベッドの上で丸くなっている。時折真っ赤な顔でクスクス笑いながら。
その頃、ある世界で人狼の少女が泣きながら遠吠えをしていたとかいなかったとか……
とりあえず終わってみる。
説明 | ||
やっちまった感MAX! 本編とは違う番外編なんで、其処の所よろしく。 |
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コメント | ||
D,さん>「めでたくなんてないでござるよ〜〜!!せんせえ〜〜、ワオオーーーーン!!」(乱) とりあえず・・・おめでとうタマモ!!!そしてシロご愁傷様!!(D,) |
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