真・恋姫無双 未来から来た子達 蜀エンド 6 |
この作品は、オリジナル要素を大量に含みます。
原作重視の方は、注意して下さい
キャラクター崩壊の可能性もあります
オリキャラありです
それでも良い方は、どうぞ
宴の次の日、ほとんどの者が二日酔いで倒れている、当然一刀も
「うう・・・頭が痛いさすがに飲みすぎた」
部屋から出て厨房に向かう時、一人の少年が凪と一緒にいた
「お、北郷、大丈夫か?」
「大丈夫ですか、一刀様?」
「光、凪・・・これが大丈夫に見えるか」
「全く見えない(ません)」
一刀の顔は青ざめていて、全くやる気の無い顔だった
「空から頭痛薬貰って来たらどうだ」
「そういえば、真桜と紗和も貰いに行くと言ってました」
「ああ、そうする・・・ところでどこかに行くのか?」
光は普段着ではなく、警邏に行く時に着る戦闘用の服を着て、凪も鎧を装備していた
「ああ、楽進さんに稽古をつけて貰おうと思って」
「凪に」
「ああ・・・昨日、魏の将軍達と戦っただろ。楽進さんが使う『氣』に興味持ったから教えてもらおうと思って」
「おそらく、光も氣を扱う才能を持っているかもしれません。ですから今からそれを確かめるのです」
「なるほど、感心、感心」
「北郷も一緒にやるか?」
「いや、やめておく。早く頭痛薬貰いたい」
「ああ、じゃあな」
「それでは、また」
空の部屋
「おーい、空」
「あ、一刀さんどうしたのですか」
「すまん、頭痛薬をくれ」
「ああ、一刀さんもですか」
「も?」
「はい、一刀さんで十八人目です。頭痛薬を貰いにきたの」
「あ、そう」
「では、これを水と一緒に飲んでくださいね」
そう言って空は一刀にカプセル状の薬を渡した
「ありがとう、空」
「いえいえ」
一刀は食堂に入ったが既に何人かの人達が居た
おそらく二日酔いで空から薬を貰った人達だろう
「あ、一刀おはよう」
「おはよう雪蓮。雪蓮も二日酔い」
「違うわよ、あたしじゃなくて冥琳と蓮華が二日酔いなの。全く軟弱ね。少しは祭を見習いなさい」
「・・・・お前や、祭殿と一緒にするな、このうわばみが!」
「お、冥琳、蓮華おはよう」
「北郷・・・・おはよう」
「一刀・・おはよう」
「やっぱり、辛そうだね」
「いや、空から薬を貰ってだいぶ良くなった。後で感謝しなくては」
「そう言えば、思春は?」
「思春なら、サヤ達の稽古の相手をしているわ」
「へえ珍しいな、思春が蓮華から離れるなんて」
「思春、互角に戦える相手がいて嬉しいのでしょう」
「ふーん(サヤって確か思春の子孫だっけ」
「そう言えば、他の人達は?」
「桃と山は、今あそこで食事中、司と朝はまだ寝ているわ」
雪蓮が指を指すとそこには双子が食事をしていた。二人ともそっくりでどっちがどっちか分からない
二人「「ん?雪蓮様、何か御用ですか?」」
「いや、なんでもないわ」
「ああ、良い運動した。愛里、ご飯と味噌汁を頼む」
その時、稽古をつけて貰った光がボロボロになった凪と一緒に厨房に入って来た
てか、光!朝から何してんだ。何で凪があんなにボロボロなんだ?
一刀「な、凪!どうしたんだ?」
凪「あ、一刀様。こんな姿ですみません」
一刀「光、お前がやったのか?」
光「え?ああ、氣の練習したら爆発しちゃって。その時楽進さんも巻き込んだ訳」
一刀「ば、爆発って」
凪「岩を砕く程度の氣を教えたのですが、光の氣の量が凄まじく暴走してしまったのです」
光「だけど、何とかコントロールできるようになったから、後は一人で出来ます」
凪「ダメだ、お前の氣は危険だ。当分は、私が居ない時に使用するな」
一刀「全く、恋の武に凪の氣。とんでもない子孫だな」
雪蓮「ふふふ、光だったわよね」
光「え、えーと孫策さんでしたよね。昨日試合をした」
雪蓮「そうよ、あの時は油断したが今度こそ倒すわ」
うわ、それやられキャラのセリフだよ雪蓮
光「お断りします」
雪蓮「なんでよ」
光「俺は無駄な争いはしたくありませんから」
冥琳「諦めろ、雪蓮」
雪蓮「ぶーぶー」
光「ところで、あそこで食べているの桃と山か」
雪蓮「あら?光、あの子達知ってるの?」
光「知っていますよ。特に桃は同じクラスだったので」
雪蓮「くらす?」
冥琳「同棲か?」
一刀「違う!同じ場所で学んだってことだよ」
雪蓮「へえ、(ニヤリ)桃、山、こっちに来て」
桃・山「なんですか?って光(君)」
光「やあ、昨日は話が出来なくてごめんね」
桃・山「もしかして光(君)もこの世界に?」
光「まあ、そんな所」
雪蓮「ねえ、二人とも光にあの遊びやってよ」
桃「アレですか?」
山「アレね、多分光には無理だよ」
雪蓮「良いから、やって」
一刀「何をやるんだ?」
二人は一旦厨房から出て行きまた戻ってきた、ただ違うのは二人が全く同じ服に着替えた事だ
雪蓮「じゃあ、光どっちが桃でどっちが山?ちなみに私はちゃんと当てられたわよ」
冥琳「お前はいつも勘だろ」
光「・・・・右が桃で左が山」
桃「正解です」
山「やっぱり光はすぐに分かるね」
一刀「光、どうやって見分けたんだ?」
光「え?だって二人とも違うじゃん」
雪蓮「どこが違うのよ」
光「雰囲気かな」
桃「いつも、当てられちゃうんですよね、光君には」
山「全くだよ、全問正解したの光だけだよ」
愛里「あのー光、ご飯と味噌汁がもう冷めたのだけど」
光「あ」
愛里が呼んだ時、味噌汁のワカメはドロドロになっており、ご飯も冷たくなっていた
???「あ〜あ、お腹がすいた」
入り口から袖の長い服を着た青年が頭を掻きながらはいてきた
冥琳「朝、ようやく起きたか、司はどうしている」
朝「あいつはまだ寝ていますよ」
冥琳「そうか」
雪蓮「ねえねえ朝、またあのまじっく?見せてよ」
朝「嫌です、冥琳さんがいると、二度目で必ずタネを言い出すから」
一刀「えーと、南北朝さんでしたよね」
朝「はい、貴方は北郷一刀さんですね、よろしくお願いします」
そう言って、手からカードを出した
一刀「へえ、手品出来るんだ」
朝「マジックといって欲しいですね」
一刀「あ、ごめん」
愛紗「御主人様」
一刀「ん?愛紗どうした」
愛紗「貂蝉が会わせたい人がいると。雪蓮殿と蓮華殿も一緒に来てください」
雪蓮・連華「え、私たちも」
一刀「誰だろう」
多分この時からだろう、この大陸にまた乱世が訪れ始めたのは
あとがき
えー、呉のオリキャラあまり出ていませんね すみません (ToT)
次から五胡編に突入です、これで蜀、魏、呉の子孫の説明が終わります
皆さん、見てくれてありがとうございます
今更ですが、サヤ達の苗字は、戦国時代の元号から取りました
光の設定
強くなる気持ちはかなり貪欲。相手の武術を自分の物にする事が得意で今まで戦って来た武将達の戦い方を真似する事が出来る。氣の量は凪の倍ぐらい、怒り状態になれば五倍ぐらいになる。
(ナ●ト?)
オリキャラ説明
サヤ達の説明は、蜀エンド4の方を見て下さい
朝倉 飛鳥 17歳 先祖:孫権
聖フランチェスカ学院の二年生。文武両道で、誰からも慕われる女性。合気道の達人で薙刀の扱いにも長けている。スタイルは、蓮華と同じくらい。戦国の幼馴染で戦国が唯一頭が上がらない人物。
南北 朝 18歳 先祖:呂蒙
中国から来た留学生。サーカスで働いており、マジックが得意。だが冥琳が見ると二度目でタネを言われるから、彼女がいる時は披露しない。亜莎と同じく長い袖が着いた服を着ている。聖フランチェスカ学院の生徒ではない。
古墳 司 17歳 先祖:陸孫、公孫賛
聖フランチェスカ学院の三年生。普段は全くやる気が無く、いつも部屋に閉じこもってゲームか寝ている。だが一度やる気を出せば、かなりの軍師能力を発揮する。ゲームなど得意で将棋やチェスもかなりの腕を持っている。冥琳曰く「もったいない」
安土 桃 16歳 先祖:大喬、孫策
聖フランチェスカ学院の二年生。双子の姉。おとなしい性格で雪蓮の子孫とは思えない。しかし雪蓮並みの勘の良さを持っている。絶対音感の持ち主。オーケストラに入っておりバイオリンをひける。光が声が綺麗だねと誉めたため光に好意を持っている。
安土 山 16歳 先祖:小喬、周瑜
聖フランチェスカ学院の二年生。双子の妹。かなり活発な性格で皆誰もが最初、山が雪蓮の子孫だと思う。
耳がかなり良くて犬笛の音も聞こえるらしい。軽音部に所属して、ギター&ボーカル担当。
説明 | ||
未来から来た子第六話出来ました。 短くてすみません、今回は呉のオリキャラを出します。 まだ、しっかりと登場させない人物達もいますが、次の話から活躍してもらいます。 皆さん暖かい目で見て下さい |
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コメント | ||
ご報告 P3 「サヤって確か思春の先祖だっけ」→「サヤの先祖って確か思春だっけ」か「サヤって確か思春の子孫だっけ」ではないでしょうか 間違っていたら消してください(JIN) 誤字ありがとうございます。二人は顔がそっくりな二卵性の双子です。遺伝子はその時に分裂しました。まあ神のいたずらだと思ってください。ww(戦国) |
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