闇姫無双 6
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拠点:愛紗の場合

『性格』

愛紗「ご主人様、どこですか?ご主人様!」

一刀「ん?ここにいるよ、愛紗」

愛紗「ご主人様、ココにおいででしたか」

一刀がいるのは中庭のとある一角

愛紗「ご主人様、政務の方がたまっているようですが・・・・」

一刀「そうだね・・・・でも、中々うまくいかなくてな・・・・」

愛紗「何か問題でも?」

一刀「いや、ココのところずっと街を見れなかったからよくわからないことがあるんだ」

愛紗「それは、一体・・・?」

一刀「そうだ・・・ねぇ、愛紗」

愛紗「はい、なんでございましょう?」

一刀「今から俺といっしょに街に行かないか?」

愛紗「お誘いうれしいですが・・・・政務が・・・・」

一刀「わかってるよ、でも俺は愛紗と街に行きたいな(笑顔付)」

愛紗「(/// ///)しかたないですね」

愛紗は照れて顔を赤くしていたが、一刀は大丈夫かな?と心配しているのでした

愛紗は一刀の護衛という全うな理由を盾に一刀とのデートを楽しんでいた

一刀「前に見たときよりも活気があるな」

愛紗「そうですね・・・・して、ご主人様、何を・・・」

愛紗が少し進みすぎたため、立ち止まり振り替えると、一刀は警邏中の兵となにやら話しをしていた

一刀「それで・・・・はどう?」

兵「はい、・・・を使ってからは賊も減り、前より治安がよくなっております」

一刀「それはよかった」

兵「それで、御使い様は今日は何を・・・・?」

一刀「その前に御使い様ってのやめてほしいな、できれば姓か名で、ね」

兵「はぁ・・・では、北郷様は何を調べに?」

一刀「やっぱわかっちゃうか・・・・報告があがっていない西地区と北地区の今の状況と南地区の区画区分をね、報告書だけじゃわからないから」

兵「そうですか・・・・わかりました、今すぐとは行きませんが、に三日中に案内させていただきます」

一刀「そうしてくれると、うれしいな。よろしく」

兵「はっ」

話を切り上げ一刀は愛紗の元へ

一刀「愛紗、ごめんね。待たせちゃって」

そうご主人様は私に微笑みかけてくれます、私は自分が恥ずかしいです

ご主人様に誘われた時にその、逢引だと喜んでいた自分が・・・・

ご主人様ははじめ気分転換のためと言っておられましたが・・・・先ほどの会話でソレも含めてココに来たことが・・・私は見抜けなかった・・・

一刀「愛紗?どうしたんだ?黙ってて」

愛紗「ご主人様、私は・・・・」

私はその先がいえなくなってしまった、ご主人様が私を・・・・

一刀「ねぇ、愛紗。俺は愛紗のまじめな性格も好きだけど、今日街に来たのは俺のわがままだよ。愛紗が言いたいこともなんとなく判る、けど、今日は俺のわがままに付き合ってくれよ」

愛紗「・・・・ご主人様・・・・」

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一刀「ってことで、愛紗。昼飯でも食べようか」

愛紗「はっはい」

ご主人様の突然の言葉に私は考えるまもなく返事を返した

一刀「おっちゃん」

おやじ「これは北郷様、今日は何を?」

一刀「それじゃぁ、これとこれ・・・・あと、これお願い」

おやじ「かしこまりました」

ご主人様はなにやら手馴れた様子で店主と話していました

一刀「それじゃここでいいかな」

愛紗「はい」

席に着くと見たこともない立麺が・・・・

愛紗「これは・・・・」

一刀「これはね、竹麺っていって・・・・」

私は説明を聞きながら食べていたが、気がついたら汁すらも飲み干したあとだった

一刀・愛紗「「ごちそうさま」」

おやじ「北郷様、出来立てですのでお気をつけて」

一刀「ありがとう」

ご主人様はなにやら肉まんらしきものを何個か受け取り

一刀「それじゃぁ、城に帰ろうか・・・・」

愛紗「はい」少し残念でしたが、先ほどの肉まんのこともあります。今日はこれで満足しておきます。ですが、ご主人様、今度はもっといっしょにいてくださいね

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おまけ

ご主人様と出かけた日より数日後

趙雲「関羽殿、今夜一杯やらぬか?」

愛紗「いいですよ、では趙雲殿また今夜」

その晩・・・・城壁のとある場所

趙雲「今宵は良い酒が手にはいりましてな・・・・」

愛紗「ほぉ、それは・・・・」

趙雲「それと、これも良い出来でして」

趙雲殿が出したのはつぼ?厳重に封がしてあるようだが・・・・

趙雲「この味を知れば関羽殿も好きになるやもしれませぬな」

趙雲殿は封を切り、蓋を開けると・・・あの、独特の香りが・・・・そう、メンマの香りが・・・・

趙雲「では、飲もうか」

愛紗「そうだな・・・・・うむ、いい酒だ」

趙雲「酒もいいが、これもどうですかな」

メンマをすすめられ、断ることも失礼と思い、一口

愛紗(確かにうまいが・・・・なぜだ、これよりうまいものを何処かで・・・・)

趙雲「どうですかな?お味は」

愛紗「うっうむ、いいメンマだな」

趙雲「そうでしょう、ささもう一口」

自分が進めたものが褒められうれしくなったと思われる趙雲殿に酒とメンマを勧められ・・・

その夜、酒とメンマが尽きるまで付き合わされた

翌日ご主人様に困った顔で酒臭いといわれたのは・・・・私の最大の恥じだ

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拠点:桃香

『その想いと理想』

一刀「桃香〜?いないのかな」

桃香「あっご主人様」

一刀「桃香?なにしてんだ?」

俺が見てる場所は竹管の山だが、そこから桃香の声が聞こえる

桃香「ご主人様、私はここだよ〜」

声のするほうへ歩み寄ると、竹管の下敷きになっている桃香がいた

一刀「大丈夫か?」

桃香「えへへ、大丈夫だよ」

それにしても、俺の3分の1しか回されてないはずの竹管がなぜこんなに・・・・

ちなみに俺は今日の分は終わらせてある

桃香「ちょっと寝てたら、崩れてきちゃって」

一刀「そうなのか、なぁ桃香」

桃香「なに?ご主人様」

一刀「今は公孫賛の世話になってるけど、もし、桃香が王になったらどんな王になりたいんだ?」

桃香「ほえ?どうしたの?ご主人様、急に」

一刀「たとえ場の話だよ」

桃香「そうだなぁ・・・・争いのない国にしたいな、誰もが笑って暮らせるような、そんな国」

一刀(誰もが笑って・・・か、確かにあったらいいと思うが・・・・)

桃香「それがどうかしたの?」

一刀「いや、いい理想だな」

桃香「えへへ、そうかな」

一刀「なら、そのために力つけないとな・・・」

桃香「うん、私頑張るよ」

侍女「失礼します、北郷様。関羽将軍がお呼びです、中庭においでください」

一刀「わかった、それじゃぁ桃香、がんばって」

桃香「うん、またね。ご主人様」

桃香(えへへ、いい理想だって、ご主人様に褒めてもらったよ。うん、そのためにも頑張らなくちゃ)

・・・・

一刀「ありがとうな、いいタイミングで割り込んでくれて」

侍女「いえ、しかし私もお耳にしましたが・・・・」

一刀「そうだね、確かに理想としてはいいけど・・・・現実が見えてないってのが本心かな」

侍女「やはり、北郷様もそのように・・・・!」

一刀「・・・・には、苦労かけるね(なでなで)」

侍女「いえ、では私はこれで・・・・」

一刀「わかった、引き続き警護よろしくね」

侍女「はっ」

そしてその場には一刀の姿しかなかった・・・・

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拠点:白蓮

『普通と馬』

一刀「公孫賛」

公孫賛「おぉ、北郷か。すまないな手伝ってもらって」

一刀「いや、べつにいいよ・・・・しかし、数日見てたが何でそんなにお前が出なければならないんだ?」

公孫賛「私だってゆっくりしたいさ。でもな、最近は賊が頻繁に出るようになったし、桃香たちが着てから人が一気に増えたし・・・」

一刀「それでも、軍は武官に政策は文官にある程度任せても・・・」

公孫賛「そうしたいんだがな・・・・私が出ないと決められないことばかりだからな・・・・」

一刀「そのうち倒れるぞ」

公孫賛「あはは、ソレは大丈夫だろ。」

一刀「そうだといいだがな・・・」

公孫賛「ところで、北郷」

一刀「ん?」

公孫賛「お前はその、馬は好きか?」

一刀「好き嫌いで言えば、好きかな。それがどうしたんだ?」

公孫賛「いや、なら少し付き合ってくれないか?」

一刀「いいけど」

公孫賛「本当か!?よかった・・・断られるかと思ったぞ」

公孫賛は急に元気になり騒いでいる

公孫賛「それじゃこっちだ、来てくれ」

公孫賛に連れられてやって来たのは騎馬の訓練場

一刀「それで、ココにつれてきて何させる気だ?」

公孫賛「なに、ちょっと意見を聞きたくてだな・・・・」

一刀「意見ならべつにココに来なくても・・・・」

公孫賛「そうなんだが・・・・実は見てほしくてな」

少し声を低めて話す彼女の先には新兵と思われる一団がいた

公孫賛「最近入ったやつらなんだが、思いのほか訓練がうまくいかなくてな」

一刀「それで、俺に意見を求めたのか?」

公孫賛「そうだ、関羽や趙雲は討伐に出ているし、桃香は埋もれているし・・・・お前しかいなかったんだよ」

一刀「まぁ、頼られるのはうれしいが・・・・いいのか?俺にこんな重要なこと教えて」

公孫賛「いいんだよ、私がお前たちを信頼してるのだからな」

一刀「そうか、そうだな・・・・とかいいんじゃないのか?」

公孫賛「なるほどな、よしなら試してみるか」

その日次の日と公孫賛と共に騎馬の訓練に付き合わされた

公孫賛「北郷、ありがとうな。」

一刀「いやいや、たいしたことはしてないよ」

公孫賛「私からお前に預けたいものがある」

一刀「預けたいもの?」

公孫賛「私の真名だ、私の真名は白蓮だ、お前に預ける」

一刀「わかった、なら白蓮も俺のことは一刀って呼んでくれ」

白蓮「わかった・・・かっ一刀」

一刀「これからもよろしくな、白蓮」

白蓮「あぁ、よろしく、一刀」

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白蓮が一刀に真名を預けた日 彼女の部屋からは変な物音がしていたという

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あとがき

いかがでしたでしょうか?愛紗と桃香 普通「普通って言うな!」の拠点は?

愛紗はかなり長くなり読みにくいですが がんばってください(おい

残りの子(りんりんと星)については要望がありましたら書きましょう

ですがりんりんはまだしも・・・・星はネタがメンマしかないという状況

何か要望ありましたらコメにください

それでは今回はこれにて・・・・

説明
駄文&ノープラン第6弾
今回は拠点もどき
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9339 7450 57
コメント
白蓮は妄想が暴走したといっておこう(護衛)
物音WWW気になるWWW(btbam)
執筆お疲れ様です〜 次回の更新お待ちしております。 あの侍女さん何者でしょう?(狩人)
タグ
一刀 愛紗 桃香 白蓮 

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